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しっかり道具屋巡り

 とりあえず眼鏡を準備。


 別に視力が弱いとかそーゆーのではなく。


 眼鏡を祝福して鑑定能力をプラスしておくのだ。


 ひゅー!


 ファンタジー世界なのにサイバーな視界に!


 防護メガネの時にもやったけど、SFとかで空間にパネルみたいなの出したりする感じでカッコいい。




 んで。


 学問都市。


 学生の店。


 生徒の数が多い。


 つまり店の数も多い。


 商品がかぶるのは当たり前。


 モロに優劣比べられるワケだ。




 質の見比べはひとまず置いておくとして。


 術式を道具に刻むことは普通にある。


 ある、んだけど……。


「これですか? ええ、炎耐性の術式を指輪に刻んだ物です。まぁ指輪ですから、刻める量もたかが知れてますよ。無いよりはマシってとこですね」


 世界のルール。


 術式は大きいほど強い。


 炎耐性を付与するなら、指輪より腕輪、腕輪より盾、盾より鎧のほうが大きく術式を刻める。


 うーん。


 ゲームだと、属性とかそういう補助系とかはさ、アクセサリーのほうが強いじゃん?


 でもこの世界ではアクセサリー系の装備は弱いんだな。


 俺の……もとい、女神オリジナル術式なら色々遊べそうではあるな。




 武器の事情も似たようなものだ。


 目的によって刻む場所が違うけれど、大きい術式……というか複雑な術式ほど強いのかな?


 複雑だから大きくなるのか。


 たぶんだけど、細かく刻むと潰れちゃうんだろうな。


 あと、刃物の部分に刻むのは高等技術となるようだ。


 理屈はわからないけど、なんか納得できるよね。


 そりゃ持ち手の部分のほうが加工とかも楽だろうし、術式も刻みやすいんだろう。




 森の牙への昇格祝い、アクセサリーにしようか。


 武器は手に馴染むかどうか、そういうのもあるだろうし。


 使いにくい道具をムリに使うのは、けっこう疲れる。


 ましてハンターなら命がけ。


 良かれとプレゼントした武器が原因でケガされたんでは面白くない。


 デザインはフォレストハウンドでいいだろう。


 刻む術式は……まぁ、作る段階になってから考えよう。




 と、まぁ3日ほどかけて街を一巡りしてみました。


 やっぱ現場を知るってのは大事。


 この街の店に並ぶレベルなら怪しまれないだろう。


 学生らしく、実用性だけでなくジョークで作ったアイテムもあったけどね。




 うむ、満足。


 それではコルキュアス中央区に帰る………前に。




 話、聞いちゃいました!


 このゼルシア中央区で学ぶ学生。


 通常コースは12才から受付けて、そこから6年間。


 そして卒業したらそれぞれの道を歩むんだけど……。


 なんと、進学もあるのだ!


 グローインド王国の中央、王都に進学先がある。


 地球でいうとこの大学とか、大学院みたいなものだろうか?


 今回は王都の中に入るかは別として、ちょっと見てからでも遅くないよな!

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