表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

宇宙の原理と命題  命題集1~80  宇宙論 番外編  宇宙の真理はこれに尽きる?

作者: 舜風人

前説


そもそも宇宙原理とは、この宇宙全域に共通する法則性のことです。

その大前提として

「この宇宙では特別な場所(域)はない」

という命題があるのです。

ここからすべてが出発します。

簡単に言うと

「宇宙ってどこへ行ってもみんなおんなじだよ」

ということです。

つまりわれらが天の川銀河系で通用する法則は

アンドロメダ銀河系に行っても通用するんだよ。


ということです。


この大前提がないと、、宇宙って、解明できません。

アンドロメダ銀河に行ったら、相対性理論は全く通じない世界だった?

なんてなったら?

お手上げですよね。


というわけで大前提として

先ほどの

「この宇宙では特別な場所(域)はない」という命題から出発します。


ただし、、

この命題はあくまでも「この宇宙」に関してだけですからご留意ください、。


というのは「別宇宙」「超宇宙」「パラレル宇宙」「10次元宇宙」「タキオン宇宙」

などにおいては

当然われらの「この宇宙」の法則や命題は全く通用しないからです。

あくまでも。

「この(・・)宇宙ではどこに行っても特別な場所はない」ということです。

したがって以下の命題集は「この宇宙」についての命題になります。

各命題についての説明(証明)は今回はとりあえず省略します。

ということで各命題については読者の皆さんがどうぞご自由に判読くださいませ。


後日暇があれば私なりの証明を追記することもあり得ます。


(注)各命題の順列はランダムです。

   なお似たような命題が複数ある場合もあります、ご了承ください、



本論


命題1

宇宙は何らかの仕方で域を分有する。


命題2

宇宙の各域は1ではない


命題3

宇宙の各域が宇宙の構成を分有するものではない。


命題4

宇宙は1から無限大へとなることであとから1を分有する.


命題5

宇宙における無限大と1は相同である。



命題6


宇宙を生み出したものはこの宇宙とは全く別のものである。



命題7


全ての結果には必ず原因がある。


命題8

宇宙と言う結果にも原因がある。


命題9

宇宙誕生のただ一つの原因を「第一原因」という。


命題10

宇宙誕生の第一原因は「何かの一押し」である。


命題11

宇宙誕生のスイッチを押したもの、つまり「第一原因」は

あえて言い切るならば「創造者」である。

その創造者を「神」と言い換えてもよいだろう。

ただしそれはキリスト教的な神ではない。


命題12


第一原因がなければこの宇宙もない(なかった)


命題13

第一原因(根本原因)とは最高の、、至上の原因であるのだから

価値論的言えばそれは「至高の善」なるものであるはずだ。


命題14

星々の運動は必ずその最初の一押しがある。宇宙において運動とは、その根本原因は誕生時のパワーである。


命題15


宇宙は宇宙自身でしか説明できず、その意味では宇宙は究極の自己完結圏である。



命題16

命題15を援用すれば、宇宙は自己原因で誕生した、ともいえる。

その意味では宇宙は自己から発してまた自己に帰るのだろう。


命題17、

自己原因とは自身が絶対者(創造者)だということになります。


命題18


絶対者はその絶対性を他在を対置して確認させるために、宇宙を認識できるような

「知的生命体」が誕生できるようにをあらかじめ宇宙誕生時にすでに、セットしておいたのかもしれない。


命題19

命題18の意味においては、「人間がいるからこの宇宙もまた存在する」

という「人間原理の宇宙」と言う仮説?も成り立つのだろう。


命題20

この宇宙を宇宙と認識できるのは今のところ、人間しかないない。

だからもしも?人間がいなければ

「誰も宇宙なんてそんなものがあるなんて知りもしないだろう」


命題21

命題20の意味において

この宇宙とは誰かが作った壮大なカラクリ仕掛けの装置ギミックである。


命題22

およそこの宇宙に偏在している存在物は同一の定義に基づいて存在している。


命題23

知性とはそのような存在物を超えた次元に存在している



命題24

宇宙発展はその階梯としては単純から多様へと導かれる。


命題25

宇宙の創造者(根本原因)はそれ自体で宇宙の完全な根源をなぞって

自分のこの模倣を通して宇宙を誕生させたのである。


命題26


宇宙の創造者(第一原因)は完全に完ぺきであり完全にパワーに満たされている。


命題27


命題26によって、「宇宙とは宇宙自身が第一原因である」、、と言えるのかもしれない。




命題28

生み出された宇宙は生み出した宇宙の完全な似姿である(だろう)



命題29

生み出された宇宙はいつか必ず生み出した宇宙に帰ってゆく。


命題30

命題29によって宇宙は円環運動体(循環運動体)であるといえる。


命題31

宇宙にも誕生、成長、老化、衰滅が合えりこれは終わりの始まりでもあり

大循環する。



命題32

今ここに存在するものは、すべてが

いつかどこかで始まったものであり

つまり誕生があり

始まりがあり

そしてはじまったものは

いつかまた終わりが、、

衰滅が、必ずある。


命題33

始まったものはいつか必ず終わりがある。



命題34


結果の中にかならず原因があり、原因の中にかならなず結果がある。

宇宙と言うこの結果の中にも必ず宇宙誕生の原因が秘められている。


命題35


ビッグバンという発出によって多様となったこの現宇宙は

第2義的な存在ではなくてむしろより第一義的である。

なぜなら作られたものは作ったものよりも完全だからである。


命題36

ただしビッグクランチによって第一原因に帰趨するとしてもそれだからといって

不完全に帰ったということではない、まさに第一義的に帰趨しただけである。


命題37


ビッグクランチにおいても発出のプロセスの時に通過したものと同数なものを通過する。


命題38

宇宙という存在とは

壮大なカラクリ仕掛けなのか

それとも知的生命体の認識宇宙なのか

それとも、?



命題39

宇宙とはそれ自身で存立しておりその意味で自律的である。

つまり自己自身の中にすべての原因を含有している


命題40


宇宙と言う自存的存在はすべてが自己自身の中に帰ってゆく。


命題41

命題40の意味において、

宇宙は自己を反芻し続ける。


命題42

命題41の意味において

「宇宙は不滅である」


命題43

永遠なる宇宙は、時間と空間を超えている



命題44

宇宙は時間と空間と次元を自己の中に含有している。


命題45

根本原因(第一原因)はあっても根本結果(最終結果)というものはない。


命題46

原因は結果を生み、その結果はまた原因となって結果を生み、

この連鎖が繰り返す。

そして尽きることがない、

ただし宇宙はある地点までたどり着くと

退行を初めてまた第一原因へと戻ってゆく。


命題47

全ての存在は「部分」を分有するが、部分が全体の一部を占めるかどうかは定かではない。


命題48


宇宙の全体は、部分を寄せてはめ込んだパズルのようなものではない。


命題49

宇宙とは空間的に無限なのではなくて力場として無限なのである


命題50

第一原因を結果として生み出したようなそのようなさらなる第一原因はない。


命題51

創造者(第一原因)が宇宙の唯一の尺度である。


命題52


知的生命体というのはおそらく、宇宙の創造者の申し子であろう。


この命題をもっと通俗的に言うと、、


「人は神の子である」ということだ。


命題53


宇宙は創造者の配慮と臨在と秩序に満ちている、


命題54


命題53の意味において

宇宙とはこんな壮大で、精妙なカラクリ装置はない、、と言えるだろう。

こんな素晴らしいカラクリいったい誰が作ったのか?



命題55


宇宙の始まりと終わりは類似性を有している、

なぜなら始まりは終わりでもあり

終わりは始まりでもあるからだ。


命題56


宇宙とは

創造者から見たらこんな単純なものはない。

そこには変なコジツケもないし、

屁理屈もない。

宇宙は単純である。


命題57


知的生命体は創造者の知恵を分有する、

だからこそ宇宙のことがわかるのである。



命題58

宇宙の存在物はすべてシンメトリー(対称性)であるという法則性がある。




命題59

宇宙に存在するすべては固有のサイクルを持ちその出発点に回帰してゆく。


命題60

ビッグバンによって生成されたこの宇宙は根本原因のすべてが生成されるのではなくて一部は

原因として虚無の世界にと留まる。


命題61

物質の本質とは非物質的な実態であり容易に

物質から分離しうるものである。


命題62

宇宙とは世界内存在のすべての総称ではなくて、枠であり「圏域」である。


命題63

宇宙には中心点はない


命題64

宇宙には上下も左右もない。


命題65


宇宙の最大と最小は等価である。


命題66

極微と極大は相同である

というか、連動して系列化している。

素粒子の世界と宇宙は似ている。

素粒子の中に別の大宇宙があるのかもしれない、

あるいはこのわれらの宇宙とは別の大宇宙を構成する小さな素粒子なのかもしれない。


命題67

宇宙創造時にすでにのちに知的生命体が誕生してやがて宇宙なるものを認識して論じるようになると

インプットされていたのである。



命題68

宇宙にゆかりのある数(数字)はすべて単一である。


命題69

知的生命体というものを宇宙的観点から見ると、それは創造者を分有している。



命題70

宇宙と言う結果をいくら分析しても、第2義的な原因しか得られない。


命題71

質量不変の法則は宇宙と言う無からビッグバンによって誕生した特異点において

崩壊する、



命題72


宇宙においての「無限」「永遠」という概念は

1それを生み出した創造者としてのものか

2それの中にあるものか

3それを分有するものか

以上のどれかである。


命題73

絶対原因は絶対であるからすべての結果にすべての特性を分与する。



命題74

時系列

空間系列

重層系列

どの系列も根本原因に関係しており、その絶対性に依拠している、



命題75

宇宙は例えれば卵の殻のようなものであり、宇宙の外殻がある。



命題76

宇宙と言うこの壮大なカラクリ装置には一切がある、



命題77

宇宙誕生以前


宇宙終焉後


という概念があらわす意味は


現宇宙にも歴史(時間)が働いているという意味だ。



命題78


大統一理論

万物の理論

というのは今現在の宇宙を説明できるが

宇宙誕生以前

宇宙終焉後

については説明できない。


命題79

どんなぶっとんだSF小説よりも

どんな破天荒な幻想小説よりも


もっと不可思議なものがある。

それがこの宇宙だ。


命題80

磁力

光量子

重力

これらがなぜそうなのかを人間は説明できていない。

なぜ鉄は磁化して、銅は磁化しないのか

そんなことも説明できていない。

そうだからそうなる、、としか言えないのである。

























評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ