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部誌投稿シリーズ

ベンチの亡霊。

作者: 蚊帳野夕人

 もし、幽霊という存在を定義するならば、それはいかなるものか。

 未練を持ち、死した後、現世を彷徨い続ける存在か。

 誰の目にも映らず、寂しくこの世に留まり続ける存在か。

 恨みを決して忘れず、恨む相手を呪う存在か。

 もしくは、ただのオカルトか……。

 とりあえず、『幽霊』を簡単に定義してみよう。

 本当に単純に仮定すると……

① 恨みを持っている。

② 他人を呪う。

③ 基本的に人には見えない。

 と、なるはずなんだが、

「……ダメだぁっ! 何一つ当てはまらない!」

 自問に自答できず、俺は叫んだ。

 何回目だろうか。この問答……、

 俺の名前は、

「ああ、それも思い出せないんだよな……。」

 俺は、おそらく1ヶ月ほど前までは人間だったものだ。

 つい1ヶ月前。地面に落ちたような衝撃で目を覚ました俺は、自分に記憶がないことに気づいた。

 仕方がないので、そこら辺の人たちに尋ねようとしたのだが、

 ほとんど俺に気付く人はいなかった。まるで認識されてないかのように。

 それで俺の立てた仮説が、

 『死んで幽霊になった』というものだった。

 しかしその後、幽霊の定義について考えたのだが、これがまったく自分に当てはまらない。

 まず①はそもそも1ヶ月以上前の記憶がない。

 ②に関しては試す気にもならない。

 そして、一番厄介なのが③だ。

 何が問題か。

 それは、目の前に、さっき俺の叫んだ『だめだぁ~』に反応し、体を固めてこちらを見ている女の子がいることだ。

 ……ん? それの何が問題かって?

 だって、それは要するに、

 俺の声が聞こえて、さらに姿も見えている。……ってことだろ?

 さっきも少し言ったが、俺は人に認識されないはずなんだ。

 けど実際のところ、俺が見える人間は結構な率でいる。もう③は完全に不適切だろう。

 女の子は俺と目が合うと、何も見なかったかのように立ち去ろうとする。

(さて……と……。)

 俺は公園のベンチから立ち上がった。

 皆さん想像してみてほしい。

 もし、自分の姿がほとんどの人に見えず、触れることもできなかったら……。

 まぁ最初のうちは、『透明人間になったみたい!』とわくわくするかも知れないさ。

 しかし、1ヶ月も経ったらどうだと思う?

 1ヶ月間、誰の目にも入らず、誰とも話せず、誰とも触れ合えなかったら?

 答えはいたってシンプル。寂しい悲しい以前に、

 暇になる。

(約3割の暇つぶし……逃がすか!)

 ちなみに俺は、俺が見える人には触ることもできる。

 俺はそそくさと逃げるように歩く女の子の肩を掴んだ。

「ひぃぃっ!!」

 女子は悲鳴のような声。……というか悲鳴を上げた。

「……ここで会ったのも何かの縁だし、ちょっと話でもしない?」

 優しい声色で有無を言わさず告げたら、

「は……はい……。」

 と、快く承諾してくれた。半ば強引だった事は否定しない。


   ◇◆◇◆◇


 そんなこんなで、俺とその女の子は公園のベンチに2人で座っていた。

「んじゃあ、さっそく質問していいか?」

「……どうぞ。」

 見ず知らずの人(?)との会話だからなのか、女子は不審がりながら促した。

「じゃ、お構いなく。……今日平日だけど学校は?」

「……っ!」

 女子は不意を突かれたように驚いた。

 他に一体何を聞かれると思ってたんだか……。

「……え、えっと、家の都合で……。」

「家の都合で制服着て公園を歩いてたのか?」

「そ……それは……、うぅ……。」

 女子はしばらく考えていたが、いい言い訳は思いつかなかったらしい。

「…で、実際のところは? けんか? いじめ? 不登校?」

 楽しくなってきて、俺は早口でまくしたてた。だって暇だし。

「さっき会ったばかりで名前も素性も知らないこの俺に相談してみろよ!」

「どこに相談できる要素があるんですかっ!?」

「そうだな……魂とか?」(幽霊だけに)

「え…?」

「いやいや、とにかく、悩みがあるなら全身全霊で答えるよ!」(幽霊だから全身は無い。)

「え……あの……。それより、学校に行ってない、っていうのはあなたも一緒じゃないですか?」

「……え?」

 俺はキョトンとしてしまった。

「だって…あなたも制服着てるじゃないですか?」

「え? あっ……!」

 しまった。そういえば俺は幽霊としてこの世に生(?)を受けた時からずっと制服姿だったのだ。

 きっと死んだ時の服装だったのだろう。

 女子からの思わぬ反撃に俺は大きくうろたえた。

「っと……、それは……家の事情で……。」

「家の事情で制服着てベンチに座ってたんですか?」

「うっ……! それは……。」

 俺がなんとか誤魔化し方を考えていると、女子がクスッと笑った。

「ふふっ。私たち似た者同士ですね。」

「え? あー、うん、そう……だな……。」

 実際はそうでもないと思うのだが、説明できないので話を合わせる。

「あなた名前は?」

「あ。うー、んと……。」

 俺は咄嗟に閃いた名前を口にした。

「……レイ。」

"霊"。我ながらセンスもひねりもない。

「レイさん……ですか? 女の子みたいな名前ですね。」

「そうか。で、お前は?」

「私? 私も(れい)って言うんですよ。滝沢 澪です。」

「……へえ。奇遇だな……。」

 何故だろう。いつのまにか攻守が入れ替わっている気がする。

「ところで、レイさんは本当のところなんでサボってるんですか?」

「……お前が教えてくれたら、教えてやるよ。」

「え……。」

 これ以上まともに答えてられない。

 墓穴を掘ってしまいそうだ。(幽霊だけに)

「じゃあ……話はこれで終わりですね。」

 女の子……滝沢はベンチから立ち上がった。

「……理由は話さないのか?」

「お互い様です。じゃ、また明日……。」

 そう言って、彼女は去って行った。

「……また明日……か。」

 そういうセリフはクラスメイトとかに言うべきだろうが、暇してた俺には願ってもないことだった。


   ◇◆◇◆◇


「レイさーん! 起きてくださーい!!」

 翌朝。昨日と同じベンチで眠っていた俺は、滝沢 澪の声に起こされた。

「……、やっぱりまた来たか。」

「それよりレイさん。まさかここに住んでるんですか?」

「んー? 4分の3くらい正解。」

「それじゃあ、家の事情っていうのはこういう……。」

「それは4分の4不正解。」

そもそも俺に家はない。あったのかもしれないが。

「で、今日はなんの用だ。昨日の続きか?」

「えっと、まぁ……似た者同士語り合おうと思って……。」

「不登校の理由をか?」

「………。」

 滝沢は無言で俺の隣に座った。

「えっと、その……友達の話なんですけど……。」

「おう……。」

「……私の友達に今大変な子がいるんです。

 その子には『さっちゃん』っていう親友がいました。さっちゃんはかわいくて、勉強ができて、クラスの女子の中心みたいな子で、本当に私の…友達の親友なのがおかしいくらいで……。

 ……そのさっちゃんには好きな人がいました……。」

 うわ、色恋沙汰か……。

 俺は直感でそれが自分の苦手分野であることを把握した。

 生前に何かあったのかも知れないな。知らないし知りたくもないが。

 そんな俺をよそに滝沢は続ける。

「……さっちゃんは親友である私の友達にいつも相談しました。私の友達も精一杯応えようとしたんです。そしてさっちゃんは勇気を出してその人に告白しました。でも振られちゃったんです。他に好きな人がいるって。で、その好きな人っていうのが……、」

 あー、はいはい。そういう事か。

「お前……の、友達……か。」

「……はい。もちろん私の友達は断りました。でも、さっちゃんに嫌われちゃったんです。本当にダメな子ですよね。親友のことを裏切るなんて……。」

 彼女の声は震えている。ほんの少しだが。

「ふーん。で、その女子の中心的存在だったさっちゃんが復讐らしく、女子たちを指揮して、その友達をいじめて不登校にしたとかそんな話か?」

 彼女の目が潤んでいる。今にも泣きそうだ。

(えっ、と……これって多分滝沢自身の話で間違いないよな……。)

 俺はなんとなくそう思った。

 普通のいい人なら、ここで元気づけたりするんだろうが……。

 ……なんでかな。元気づける言葉が何一つ見つからん。

 なんだ。俺は生前そんなに薄情な人間だったのか。

 それどころか俺の心に湧いてきたのは……、

「……滝沢はその友達の話を俺にして、何を言って欲しかったんだ?」

 彼女はうつむいたまま黙っている。

「同情か? 嘲笑か? 罵倒か? それとも助言か? どうなんだ?」

「……レイさんは、どう思いますか? その、友達のことを……。」

「どう思うかって……、」

「レイさんは! この話を聞いて、バカだとか! 裏切り者だとか! 最低だとか、そう思ったでしょう!!」

「いや……別に?」

「嘘! 嘘よっ!!」

 嘘なんかじゃない。本心だ。

 俺は本心から、何とも思わなかった。

「だって……私は、さっちゃんを裏切ったんだよ!?」

 やっぱり滝沢自身の話だったらしい。どこ行った友達。

「……意味が分からん。それはお前が周りの空気に流されているだけだろ?」

「私が……流されてる……? 私のどこが……っ!!」

「まず一つ。本来その話でさっちゃんを裏切っているのはお前ではなく、振った男の方だ。だってお前はその男の告白を断っているんだろ? お前が裏切ったと言われる筋合はねぇはずだろ。流されてるというのはお前が『いじめられているから自分は親友を裏切ったんだ』みたいな意味不明な思考回路に陥っているからだ。さっちゃんとかいう女はただの逆恨みさ。自分に魅力がない事に対してのな。」

「え……?」

「次に何故お前が負い目を感じているか。それはお前がお前の親友に同情しているからだろうよ。同情している理由はさっちゃんより自分の方が魅力がある、っていう無意識の内の自覚があるから。だから、いじめられても仕方ないと割り切っていられるんだろ?」

「なっ……!!」

「ほんとは告白されてまんざらでもなかったんじゃないか? さっちゃんがいなけりゃ付き合ってただろ。そもそもお前はさっちゃんとやらを本当に親友だと思っていたのか? 同情ついでの付き合いで、優越感にでも浸ってたんじゃないのか?」

「そんなことあるわけ……ない……。」

「断言できてないな。つまり、自分でも若干そうである可能性を自覚してるってことだろ?」

「そんなこと……ないよ……。さっちゃんは、昔から……私の相談にも乗ってくれてりして……、」

「どうだろうな? じゃあ、そのさっちゃんもお前に媚でも売ってたんじゃないか? 自分より魅力のある人に近づく。人として当然さ。もしくは気弱っぽいお前の上に立って勝ち誇ってたのかも知れないが。」

「そんなことない! そんなこと…そんなこと……っ!」

 やべ、泣かせちまった……。

 言い過ぎたか? 言い過ぎたな……。

 えーと、どうしよう……?

 ……とりあえず、

「……じゃあさ、仮にお前ら二人が本当にお互いを親友だと思っていたとしよう。」

 滝沢は驚いたように顔を上げる。

 一瞬、泣いた顔も可愛いな。などと気の迷いが生じたのは気のせいに違いない。

「さっきまでの話は全部可能性の話。もしかしたら、を前提にした話だ。いまから話すのはまた他の可能性。本当に親友同士だった時の話。」

 滝沢の目に気圧されるように俺は話し始める。

「もし、仮にも、お前らが本当に、お互いの相談を自分のことのように考えるくらいに思い合っていたら。

 おそらく、お前の親友がキレている理由は、お前が考えているのとは別にある。」

「……それは……どういう……。」

「はーい。ここからは宿題でーす。後は自分で考えましょーう。」

「……………。」

なんか重苦しくてふざけてみたら、


 ……彼女の目に殺意がこもった。


「……じゃあ、まず『親友』の定義は?」

「えっと……お互いに気を許した仲……?」

「まぁ、正解かな。そしてまた、可能性の話だが、おそらく彼女は告白した男のことは、もうなんとも思っていない。その上、お前は告白を断っている。お前を攻撃する理由は無いに等しい。だから、理由は他にあると言った。それは多分……お前の行動の中に。」

「……何が言いたいの……?」

「……もし、自分の好きだった人が、親友……心を許した友達のことを好きだったとして、裏切られたと感じるかどうか。

 ……本当に心を許しているんだったら、そうは思わないんじゃないか? もし、お前だったら、自分の分まで親友の幸せでも願うんじゃないか?」

「………。」

「だから、彼女は諦めた。親友の幸せのために。

 ……だが、親友はそいつの告白を断った。理由は、『親友のために。』だ。

 さて、彼女はどう感じたんだろうな?」

「………。」

「一種の運命だったんじゃないか? 自分の好きだった人は、自分の大好きな親友に好意を持っていた……なんてな。

好きな人か、親友か。……究極の選択だったろう。どっちを選んだか、なんてお前には知るよしもなかった。そして、残酷にも彼女の、さっちゃんの選択を踏みにじったわけだ。」

「………。」


「つまり、お前は親友を裏切った……そういうことにはならないか?」


「ッ!!」

 滝沢の目が衝撃に見開かれる。

 何で驚いたんだろう。ただの憶測に過ぎないのに……。

 そして、沈黙が少しの間続いた。

「……レイさん……。」

「……なんだ?」

 うつむいたまま、彼女は聞いた。

「その話の……可能性って、どのくらいですか?」

「ん、そう……だな。多く見積もって5%くらいか?」

 俺は思いつきでそう言った。根拠なんて欠片もないよ。

「もし、……もしも、その話の通りだったら、私はさっちゃんと完全に元通りの関係に戻れますか?」

「……いや、仲直りの仕方しだいだけど、『完全に』はムリだろ。」

「え!?」

 彼女が驚いて顔を上げる。

 涙はもう無い。

「『完全に元通り』なんてありえない。以前より悪くなるか……、

良くなるかのどっちかだ。」

「……わかりました、レイさん。」

 彼女はベンチから立ち上がった。

 もうその目に"迷い"はない。

「私は、その5%に賭けます!」

「ふーん。」

「明日学校に行って、さっちゃんと……ここで決着をつけます!」

「おう。がんばれー……ん? ここで? 別に学校でやれば済む話じゃ……、」

そう聞くと、滝沢は目をそらして、

「えーとその……、一人じゃ心細いなー……とか……。」

「……っ。」

その態度を見て、得体の知れない悪寒が体を走った。

なぜだかはわからないけど。なんとなくデジャビュ……警鐘、みたいな感じの……。

……気のせいだ。

「……わかったよ。見てるだけだからな……。」

 まぁいいか。暇だし。

 滝沢 澪は、とてもきれいな顔でこう言った。

「ふふっ。ありがとうございます……。」

 そして、変化はとても自然に起こった。

「……あれ? レイさん……?」

 滝沢が、きょろきょろと周りを見渡す。

「……どこ行ったんですか……?」


   ◇◆◇◆◇


 俺の言った予想は見事に外れた。

 まあ、所詮5%の可能性だったのだ。

 その話をした滝沢はさっちゃんに『何それ?』と笑われていた。

 しかし、滝沢は、さっちゃん……、高柳 早月と言うらしかったが、親友との仲直りを簡単に果たした。

 俺が言った5%とは、俺の言った話が真実である可能性であり、決して仲直りできる可能性ではなかったんだ。

 俺は遠くから見ているだけだったけど、まさか『ごめんなさい』一言で仲直りできるとは思わなかったな。

 それもいままでいじめられていた相手とだぞ?

 滝沢と高柳はお互いに泣きながら謝りあい、その後、お互いに泣きながら抱き合っていた。

 そんな二人の様子を見ると、お互いに一杯一杯だったんだな……と感じ取ることができた。

 次の日にはもう、滝沢は不登校をやめ、普通に学校に通うようになっていた。たまに、駅前で友達と楽しそうに話してるのを見かける。

 どうやら親友との関係も変わったらしい……それも良い方向に。


 そして、俺と滝沢との関係だが、今はもう完全に消え去った。

 滝沢は俺を見ることができなくなったのだ。

 それがなぜなのかは結局わからずじまいだったが、俺も、もう滝沢と会うつもりはなかったので、まぁ結果としては悪くはなかった。

 幽霊と友達…なんてクラスの笑いものにされるだけだろ。


「人間って、めんどくせぇ……。」

 俺はベンチで一人、呟いた。

(でも……。)

「俺も昔は、そんなめんどくさい人間だったはずなんだよな……。」

 この時、約一週間後に恋に悩んだ滝沢が俺を見つける……なんてことは、俺が知るはずもなく。

 今日も俺は、一人ベンチで寝そべっている。

 ああ。暇だ。


   ◇◆◇◆◇


「あっ! そこのベンチのうわさ知ってる?」

「ああ! 知ってる、知ってる!」

「え? なにそれ?」

「そのベンチね、幽霊が出るんだって~!」

「え~! こわ~い!」

「ちがくて、その幽霊ってまったくこわくないんだって!」

「え~、それホントに幽霊?」

「その幽霊って、何か悩んでる人にだけ見えて、話しかけられると、悩みが解決するんだって!」

「私の友達にも会った子がいるんだけど、ホントに悩み解決したって!」

「え~! ホント!?」

「でもでも、その幽霊ってどう見てもただの男の子にしか見えないらしくて」

「え? じゃあ、どうやって確かめるの?」

「友達はちょっと理屈っぽい人だったって言ってたけど……」

「その幽霊、たしか名前は……」


   「レイ。って、言うんだよね? ……レイさん?」


……聞き間違えようのない、彼女の声が聞こえた。


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