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第八十五話:宇宙の真実? 地球は“ガチャゲーム”のハズレカード

宇宙船のハッチが開く。降りてきたのは、巨大なカプセルトイ(ガチャ)マシンみたいな異星人。燕尾服に身を包み、胸には【銀河資産評価員】のバッジ。


「こんにちは。第404号培養皿の原住民諸君。」


ガチャ異星人は感情のない電子音で告げる。


「通知する。」

「君たちの星は、前オーナー(創世神)が“星間文明ガチャゲーム”で適当に引いた――Nカード(ハズレ)だ。」


「……は?」


全人類が凍り付いた。誇ってきた魔法も闘気も巨竜も、“ハズレカードのステータス”に過ぎない?


「そうだ。資源は貧弱(N級)。生物知能は低い(N級)。しかも病毒を生みやすい(人類)」


評価員は赤い封印札を取り出し、空中に貼り付けた。


「前オーナーは引退し、アカウントは削除済み。」

「システム判定:このカードは枠を占有し、価値ゼロ。」

「推奨:――【分解プロトコル】」


「一週間後、この星は基礎粒子へ分解し、資源を回収して次のカードを引く。」


これが宇宙の真実。暗黒森林でもない。もっと馬鹿げた“課金ソシャゲ法則”だ。弱い文明は奪う価値すらなく、ただ“廃カード”として分解されるだけ。


【配信コメント】

【 メンタル崩壊……俺らNカードで分解!? 】

【 創世神お前非運すぎるだろ!SSR引けよ! 】

【 もう滅べ……疲れた……この顔ゲー宇宙 】


全員が絶望した。だがリンだけは違った。彼は評価員を見つめ、恐怖の代わりにネクタイを整え、“悪徳商人が肥えた獲物を見た”ような目で笑った。


「分解? それはもったいない。評価員さん――このカード、まだ“救える”。」

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