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超越神の世界旅行  作者: sena
第4章 復讐者編
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66話 修行と街入り

 side兵士


「なあ、聞いたか?」

「何を?」

「ココロンの街が滅ぼされたらしいぜ」

「まじか!?……でどこの誰が?やっぱり、魔王軍か?」

「それがな…………」


 歯切れの悪い友人に、急かすように言う。


「何だよ」

「魔王軍じゃないらしいんだ」

「じゃあ誰だ?帝国に立て付くなんてバカな奴もいたもんだな」

「それが、少女みたいなんだ」

「一人ってか?」

「そうだ。街には、一人の生き残りもなく全滅だそうだ」

「ひぇぇ、おっかねぇ……っておい!ココロンって隣町じゃねぇか!」

「だから、俺らがこんな朝っぱらから集められてんだろ」


 普段は、この時間は勤務時間ではない。

 それなのに、5人1組になってネズミ一匹入ることができないように配置されている。


「ったくよぉー何だってそんなことしてんのかね?」










 sideミナリス


「いやー私って天才かも!」


 ミナリスは上機嫌で公道を歩いていた。

 つい先程、街を一つ潰してきたところだった。

 文字通り一人残さずに、だ。


『しかし、いつも間にあんな魔法が使えるようになったんだ?』

「ん?初めて使ったよ?」

『確か、黒牢だったな』

「そうそう」


 黒牢とは、ミナリスが、逃げ出されないように街を覆い尽くすような闇の壁を作り出す魔法だ。ただ、とんでもなく硬いだけの壁だが、それだけで十分だ。

 そして、ミナリスの狙い通り誰一人出ること叶わず、燃やし尽くされた。


「それに、魔法の使い方も分かってきたし、人数が多い時は楽だね!」

『ああ、それに、剣術だけでもあの程度の数なら殺せるぞ』

「本当に!?ちまちまやるのめんどくさいから、魔法で一気にやるんだけど、剣でそんなことできるの?」

『出来る。魔力を剣に込めて、飛ばすだけでも十分威力が出るだろう』


 悪魔のとんでもない魔力を流すだけでも魔剣クラスの力になるだろう。


「教えて!教えて!」

『それならば、今日は寝ろ』

「えー別に、疲れてないよ?」

『魔力を今まで一番使っただろう。精神的に疲れているはずだ。明日きちんと教えてやるから、休息をしっかり取れ』

「分かったよー」


 渋々と言った感じで、木の上に飛びうつる。そして、簡易結界を貼り、魔物が襲ってこないようにする。

 襲ってきたとしても、気配察知で分かるし、寝ながら殺気に反応し攻撃することも出来るが、気分的にだ。

 修行の時も、森の中に家などなかったため、同じように寝ていた。

 と言うか、殺気に反応出来なければ喰われる。




 朝になり、早速ドュルジに教えてもらう。


「それで、どうするの?」

『まず、身体強化する時に魔力を流しているのを、剣にまで纏わせるんだ』


 常時魔力強化をしているため、魔力の扱いにはだいぶ慣れていた。すぐにコツを掴み出来るようになった。


「お、出来た!」

『うむ。そしてそのまま振り下ろせ』

「分かった。えい!」


 魔力の刃が前方数mに渡って飛び、鋭い斬痕が出来た。


「おお!確かにこれなら、何人も一気にやれるね!」

『それは、飛剣と言って、剣を飛ばすだけの技だ。よく剣士が遠距離攻撃する時に使う技だ。剣での斬り合いだけが、剣での戦い方じゃないぞ』

「なるほどぉ!他には?」

『属性を込めたりだな。お前がよく使っている、黒炎を付与(エンチャント)しろ』

「エンチャント?って何?」

『付与だ。高ランクの武器などにかかっている魔法、とでも言えば分かりやすいか』

「やってみる。…………付与、黒炎!」


 瘴気の黒剣を出し、付与する。黒い炎を纏い、ゆらゆらと揺らめいている。


『そのまま、中段に構えろ』

「うん」

『右脚を少し下げ、腰を下ろせ』


 そして、ドュルジが次に言おうとしていた、剣を左に持っていき、峰に左手を添えることを、無意識の内に行う。

 そして、一閃。


 その時、目の前の木々が根元を残して消えた。


「……ねぇドュルジ」

『どうした?』

「これを街に放ったら、それだけで終わらない?」

『普通の人間ならな。強者だと、避けるか受けるかして守れる奴もいるだろうな』

「むむむ〜じゃあさじゃあさ!絶対に殺せる技とかないの?」

『必殺技か?』

「そう!それ!」

『あるにはあるぞ。だが、その前に、魔眼を使いこなせるようになれ。お前の魔眼は桁違いに強いものだ』

「そうなんだ!やってみる!」


 目に魔力を流しながら、魔眼を使う。








「次の方〜〜〜」


 ミナリスの前に並んでいた、人が街に入り、ミナリスの番になった。


「お嬢ちゃん一人かい?」

「そうだよ!」

「そうか、お使いかな?」

「うん!ママから頼まれて来たんだ!」

「どこから来たんだい?」

「ココロンの街だよ!」

「ッッッ!?!?」


 ミナリスの何気ない一言で、担当していた兵士が凍りついた。

 普段だったならば、近隣の街というだけでおかしくもなかったが、兵士達に少女が街を潰したという報告が来ていた。それに、その滅んだ街ってのがココロンの街だった。そこから、来たという少女。怪しさ以外なかった。


「捕えろ!」

『おう!』


 いきなり、叫んだかと思うと、周りの兵士に号令をかける。

 ミナリスは、いきなりのことなのに慌てた様子もなく、どこから出したのか刀を出し、目の前の兵士に斬りかかり肩から切り裂く。









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