表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超越神の世界旅行  作者: sena
第2章 勇者編
23/266

20話 称号

更新遅れてすみません!!!

爆買いして溜まっていた小説を消化していたら日にちが過ぎていました!

主人公との絡みはまだまだ先ですが佐藤くんの無双ぶりをご覧ください!w

それでは、どうぞ!!!

 昨日は散々だった。


 いつの間に強くなったの?とか、そんなに強かったの?とか、剣を教えて?そのスキルチートすぎ!とか質問された。

 まあ確かに反則のユニークスキルだとは思う。

 初期の段階で10倍の倍率になるし、それに加えて身体強化のスキルも重複出来る。つまり、『身体超強化』で上げたステータスに『身体強化』でまた重ね掛け出来ると言うことだ。レベル1の僕ですらレベル200を超えている団長のステータスに近いところまで行くことが出来ることを考えればどれだけすごいかが分かるだろう。


「んん〜〜〜。よし行くか」


 背伸びをし残った眠気を覚ます。

 それから食堂でご飯を食べ、また訓練場に行くように言われた。


 そこに行くと、綺麗な女性がいた。

 魔法使いって感じの服装だ。

 勝手に年齢を見るのは憚られたけど、興味を惹かれれて見たら、年齢が37歳と思った以上に高かった。

(嘘でしょ?20代にしか見えないぞ。これが異世界か、魔力となんか関係あるのかな?)

 年齢にも驚いたが、ステータスにも驚いた。

 団長が剣主体の魔法剣士だとすると、ミスラ(ステータスを見て分かった)さんは、完全に魔法特化型だ。

 魔力が10万を超えている。

 ステータスやスキルを見ていると、声がかかった。


「初めまして、勇者の皆さん。(わたくし)は、ミスラ・フラント・イングラントと言います。今日は、皆さんの世界では魔法がないとのことなので、魔法について教えたいと思います」

『はい!!!』


 魔法と聞いて全員が目を輝かせた。


「まず魔法を使うにあたって必要なのは何か分かりますか?」

「えと、魔力ですか」

「その通りです。魔力がなければ魔法は使えません。魔法には、下級魔法、中級魔法、上級魔法、超級魔法とあります。その上にも、戦略級魔法や戦術級魔法などありますが、ひとまずはおいときますね。魔法の種類は、基本属性の火、水、風、土、光、闇があります。他にも、氷、雷、聖などがあります。ステータスを見て魔法の項目に魔法があれば自分が使える属性が分かると思います。それに、練習次第では他の属性を習得することが出来ます」


 そこで一旦話をやめて、クラスのみんなを見渡す。

 みんなは、自分の使える魔法を思い出しているんだろう。

 そしてミスラさんは説明を続けた。


「次に、魔法の使い方ですが、簡単に言えば()()()()です。具体的なイメージさえあれば魔法を使うことができます。その前に、まずは魔力を感じるところから始めましょうか」


 そして、目を瞑るように言った。

 それから集中していると、身体に熱い日本にいた頃にはなかった力が流れていることを感じた。

 その感じた魔力を身体の心臓を中心に少しずつ循環させる。


 本人は気づいていないが、佐藤太樹という人物は、圧倒的な戦闘感を持っている。武器を扱う才能。体を操作する才能。先読みの才能。そして何より、感が人よりとても優れている。そのために、僅か5歳という年齢で森で暮らすことができていた。猪や運が悪いと熊まで現れることすらある森で、だ。直感を頼りに狩っていたと言ってもいいくらいだ。

 戦いの才能が、決して日本では開花されない才能が異世界に来たことによって開花したのだ。


 一度やればコツを掴んだのか素早く循環させる。

 徐々に体が熱くなっていき、能力が上がっているのを感じた。

 次に、右手を前に出し、掌を上に向けそこに意識を集中させる。

 魔力を手に集め燃え上がる火をイメージする。

 すると、ぼうっ!と火柱が上がった。


「ふう。意外と簡単だったな」

「あ、あなたお名前は?」


 ミスラさんが動揺したように尋ねてきた。「佐藤ですけど」と言うと少し考え込み、


「シルが言っていた子ですか。魔法を使った経験はおありなのです?」

「僕たちの故郷では、魔力がないですし、魔法は空想上のものですからないですよ」


 そう言うと、驚愕したように目を瞬かせた。クラスのみんなも驚愕したようで、「またあいつかよ」「佐藤凄すぎじゃない?」などの声が聞こえてきた。


「じゃあサトウさんもみんなに教えてあげてください」

「え、じ、自分がですか?」

「はい。お願いしますね」


 それだけ言うとさっさと他に困っている人のところに行ってしまった。

 それに、イメージとは言っても普通の人は詠唱をするらしい。

 詠唱は、イメージを強化してくれるみたいだ。


 でも、アニメなどを知っていると恥ずかしくて言えない。

 そんなことを思っていると、健がやってきた。


「太樹!お前どんだけ才能あるんだよ!昨日も驚いたけど、いつの間に魔法使えるようになったんだ?」

「さっきだよ。なんとなく魔法の使い方は分かってたんだ」

「ったくよぉ、向こうにいた頃は、ザ・普通って感じだったのによ!」

「まあなんて言うか感?かな?」

「感かな?って知るか!そんなことより魔法教えてくんない?俺も使いたい!!」

「いいぞ。じゃあまず……」


 それから、健に教えていると案外早く出来たために、他の人も僕に教えてと言ってくる人もいて全然自分の訓練ができなかった。



 それから自分の部屋に行きベットの上でステータスを開いて見た。


 =============================

【名前】佐藤太樹

【種族】人族 【性別】男 【年齢】16歳

【称号】勇者、神才、戦闘の天才、魔を操りし者

【Level】1

【HP】1.200/1.200

【MP】860/1.000

【STR】1.430

【VIT】950

【DEX】900

【AGI】1.600

【INT】850


【ユニークスキル】

 [身体硬化][身体超強化][恐怖無効][絶対鑑定][絶対隠蔽][異世界言語]


【スキル】

 [剣術Lv.5][弓術Lv.5][身体強化Lv.3][身体操作Lv.6][魔力操作Lv.4][魔力循環Lv.4]


【魔法】

 [移動魔法][火魔法Lv.4] 

 =============================


「おっ、スキルレベルが少し上がっているやつもあるし、魔法系スキルも手に入ったな。それに、魔力を使い切ったりしたから魔力の最大値が上がったのかな?」


 つまり、魔力を使い切ってまた使う、この繰り返しで最大値が増えるのだろう。

 でもなんで教えてくれなかったんだ?と思ったところで、称号が増えていることに気づき鑑定して見た。


 ◇◇◇◇◇

 神才


 天才や鬼才では収まらない才能を持つものに与えられる称号。

 全ステータスに極大補正がかかる。

 全てのレベルが上がりやすくなる。また、スキルの習得がしやすくなる。

 ◇◇◇◇◇


 ◇◇◇◇◇

 戦闘の天才


 戦うことに特化した才能を持つ者に与えられる称号。

 筋力、防御力、素早さ、反応速度が上昇する。

 取得経験値に補正がかかる。相手のレベルが高ければ高いほど取得経験値が上がる。

 ◇◇◇◇◇


 ◇◇◇◇◇

 魔を操りし者


 魔力を扱う事に長けた者が手に入れる称号。

 魔力の最大値が上がりやすくなり、魔法に対する威力、防御力が上がる。

 魔力が操作しやすくなり、必要魔力が少なくなる。

 ◇◇◇◇◇


「うわぁ…………」


 それしか出てこなかった。あまりにもチートすぎて、この三つの称号だけでステータスの全てにとんでもない補正がかかるみたいだ。


「これって実際に試して見ない事には分からないやつもあるけど、レベル10位でもかなりの能力値になりそうだなぁ」


 実戦で確かめない事には、確認しようがないがとにかく強力な称号が手に入った事は分かった。

 おいおい試して見ないとね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ