プロローグ
2XXX年○月×日
日本の東京で、
「別の世界に行こ」
そう言ったのは、まぁまずは簡単に説明しよう。
俺の今の名は、神崎紫苑。17歳、高校2年生だ。黒髪黒目で身長は175cmだ。今はこのくらいにして、さっさと移動するか!
「転移にするか転生にするか。ん〜〜〜〜転生にしようか」
決めたなら即実行、車にでも轢かれるか……でも、普通に轢かれても車が壊れるだけなんだよなぁ。やっぱデバフガン済みにしないとな。そう思って片っ端からかけまくる。そしてやっと、普通の大人並みの防御力にする。もちろんまわりに被害が出ないように事故るつもりだ。ん?どうやるのかって?魔法に決まっている。ん?なんで魔法があるのかって?他の人はもちろん使えない、もともと地球には魔法または魔術といったものは想像上でしかない。なんで使えるかも後々説明するから待ってろって。さて、スマホを見ながら道路に向かって歩いていく。
「お、おい!!危ないぞっっっっ!!!」
俺が車に気づいていないと思い慌てて声をかけてくるがもちろん聞こえないふりをする。そして、当たる直前に気づいた程で声の方を振り向き、
キキィィィィィイイイイイイイイ、、、、ドンッグシャッ
「キャァァァァァァァァァァ」
1人の悲鳴でまわりも気づき騒ぎ出すが、轢かれたから意識がだんだん薄れていく。