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フィリミナの笛

 家にたどり着くと、そこにはやはりと言うべきか、先客がすでにいた。


 女の顔をしているが、その体は人間とはかけ離れた化物の姿をしている。背中から紫色の翼を生やし、両手の指は竜を思わせる鋭い鉤爪となっている。胴は蛇のように鱗で覆われており、足はまるで鷹のよう。

 手足からは金色の獣毛が生えており、その禍々しい毛先を時折風にそよがせている。


 そんな姿を持つ怪物を、俺は伝承で聞いたことがある。


 その怪物はこう呼ばれていた。


 ――フィリミナの笛。


 その歌声を聞いた者は、たとえ肉体が死んでも意識を失うことができないという。そうして意識が明瞭なまま、目の前で肉体を解体して徹底的に絶望させた上で殺す。そのような魔族(・・)として、伝承で語られる存在だ。


 そう、魔族なのである。魔物を生み出す、『封印指定個体』と呼称されるものがそこにいた。


 その体を覆う魔力は、もはや暴力的と表現してもいいだろう。


 さっきまで相手取っていた魔物どもが子どもに思えてくるような、比べることさえおこがましいと思えるほどに禍々しい魔力の塊が化物の全身を包み込んでいる。


 俺の背筋がブルリと震える。膝がガクガクと震え始めたのに気づき、そこへ拳を叩きつける。


 恐れてなどいられない。なぜならフィリミナの笛は――俺の家を襲っていたのだから。


 いや、もはや家と呼ぶことはできないだろう。


 家だったもののほとんどは破壊されており、かろうじて押入れだった場所だけがそっくりむき出しになっているに過ぎない。


 そして今もまた、フィリミナはその『押入れ』に過剰なまでの攻撃を叩き込んでいた。


 殴る、蹴るは当たり前。焔、水、雷、時には土で作った斧でも叩きつける。


 その振動は、凄まじさは、言葉だけで表現するには苛烈に過ぎた。暴力という概念をそのまま叩きつけるような攻撃の嵐に、防護の魔術をかけているはずの押入れが時折ミシミシと軋む。


 中から聞こえてくる悲鳴は母さんのものか。シエラのものと思しき泣き声が響くたびに、フィリミナの笛は嗜虐的な愉悦に唇を歪める。美しい女の顔なのに、どこまでも悪魔的な表情だった。


 そ俺が施した魔術のおかげか、まだ押し入れの壁は傷つくことなく耐え忍んでいる。とはいえ、意識を集中して見れば、押し入れを包み込む黄金のオーラが少しずつ、だが確実に削られていることは明らかであった。


 ……それにしても、これほど大きな魔力の塊に今の今まで気づかなかったとは何たる不覚。それとも、魔力にも隠蔽手段があるというのか?


「……っ」


 疑問は尽きぬが、そんなことを考えている俺に向けて、不意にフィリミナの笛がこちらへ遠距離攻撃を放ってくる。黒い雷撃……触れたら痛いどころじゃ済まなさそうだ。


「『無効化せよ』」


 俺もまた魔術で対抗する。無効化された黒い雷撃が薄れ、霧散していく。


 だが、今の攻撃を無効化するだけでかなりの魔力を消費したようだ。足に力が入らなくなってきて、地面に膝をつきそうになってしまう。


 ……言い換えれば、それだけ高濃度な魔力が今の攻撃に込められていたということか。俺の今の状態では、相手取るのも少し厳しいかもしれない。


「ほう。本体復活の贄を喰らうため精神体を飛ばしてみれば、魔術師風情が随分な邪魔をしてくれるじゃないか」


 フィリミナの笛が見下すように話しかけてくる。その口調には尊大さがこれでもかと込められており、プライドの高さをうかがわせた。


「それにしても……その身の丈に似合わぬ魔力を備えているな、お前。となると、お前があたしの出した偵察を可愛がってくれたというわけか」


「偵察……?」


「猪と鳥のことを覚えていないか?」


「……それは、まさか」


「そうだ。お前に殺された、あたしの可愛い可愛い手駒だよ。こんな辺境に魔術師がいるとは想定外だったが……そのやたらと頑丈な箱もお前の仕業だろう? 面倒な真似をしてくれる」


 フィリミナの笛が言っている猪と鳥に心当たりがあった。猪は、父さんと森に行った時に現れたあの大きな魔物のこと。鳥は、ミィル達と遊んでいた時にボールを奪っていったあいつのことで間違いないはずだ。


 ……それがまさか、偶然村の近くに現れたのではなく、襲ってくるための偵察だったとは。まるで、想像もしていなかった。


 そうした内心を悟られぬよう、俺は口元に不敵な笑みを浮かべてみせた。動揺を今相手に見せることはまずいだろう。油断して勝てるなどとは、とてもじゃないが思えなかった。


「ああ。そうだ。あんたの配下なら、俺がぶっ殺してやったぜ」


「やはりか。まあそれも妥当といったところか。あいつらは偵察程度にしか役に立たない小物でしかなかったからな。」


 フィリミナはふんと鼻で笑ってそう言った。殺された自分の部下のことを、まるで歯牙にもかけないその冷淡さに、俺は敵のことながら眉間にしわが寄る。


 到底許せるような相手ではない。本能的な嫌悪感がこみ上げてきて、吐き捨てるようにして言ってやった。


「……あんたは封印指定個体なのは俺だって知っている。だからここでまた、俺があんたのことを封印してやるよ」


「それは困るな。封印されていると退屈で仕方がない。あたしはもっと楽しいことをしたいんだ。退屈な日々はお前だってお断りだろう? ……だというのに」


 フィリミナはその美しい柳眉を歪めて表情に嫌悪感をにじませると、大仰な仕草で両手を広げた。


「その快楽の日々をお前達はあたしから奪おうとする。復活するために今もまた食事の最中だというのに、お前が現れて水を差す。おお、人間よ! こんな横暴が許されていいと思うか? ただあたしは見たいだけだ。人間の絶望を。あの喪われることを恐怖する表情を。それなのに、ああ! あたしを楽しませるためだけに存在するお前らが、なぜ逆らい、邪魔をする? はっきり言ってウザいんだよ」


 その芝居じみた、ところどころ大げさに節をつけた言い回しから感じられるのは、自己に陶酔しているかのような身勝手さだ。


 個人の快楽のみを求めるあまり、他の何も見えていないかのような……。


 あまりの非道さに反吐が出る。そして俺は同時に悟った。コイツの存在を、俺は絶対に認めることができないということを。


「身勝手極まりない理由だな。はっきり言って迷惑なんだよ。さっさと自分の巣に帰ったらどうなんだ?」


「魔族であるあたしに人間風情が指図するとは、身の程をよほどわきまえていないと見える。……いいだろう、お前ほどの魔力を持った人間ならば、復活のためのいい贄になるに違いない。おとなしくあたしの腹に収まりな!」


 フィリミナの笛がそう叫ぶや否や、彼女のまとう魔力が大きく吹き荒れる。その魔力が放つ圧に思わず気圧され、俺は思わず一歩下がった。


 渦巻く強大な魔力が、やがてひとつの形をなしていく。俺の目には、膨張した魔力が収束してその姿を形作る光景がはっきりと見えていた。


 身構える俺の眼前に、そうして現れたそれはというと――。


「な……竜、だと!?」


 驚きのあまり目を瞠る。見上げるほどの巨体は完全に空を覆い隠し、これまた大きな影を落としている。のたうつ尻尾は巨木よりも太く頑丈で、四肢の爪は巨大ながら地面を引き裂くほどに鋭い。

 広げた翼は空気のうねりを引き起こし、高みから睥睨する双眸はというと絶対強者に特有な尊大さが漂っていた。


 竜種は冒険者の中でも、危険度が特に高い魔物だとされる。どんなに弱い竜でも、最下級から最上級まであるランクの中で上級に位置していると言われ、駆け出しの冒険者が遭遇した場合は逃げる間もなく焼き殺されるか、引き裂かれるか……。


 消耗している今の状況では、たとえ俺だとしても相手をするのは絶望的ではないだろうか。


 ひやりと、首筋を汗が流れていく。ここに来て初めて身の危険を感じるほどの敵と遭遇したのだから無理もない。


「ハハハハハッ! どうだ、幼き魔術師よ!? 今のあたしに使える全魔力を使って創りだした魔竜だ! この体ではあたしの歌を聞かせてやることができないが、お前程度をいい具合に照り焼きにするにはコイツで十分さ!」


 魔竜の額、ちょうどその両目の間から上半身だけを出して哄笑するのはフィリミナの笛である。


 どうやら、フィリミナの笛を代表する魔の歌声は今の彼女は使えないらしい。だとしても、十分にこの竜は厄介だった。


 その両翼をはためかせ、鈍重に見える体で軽々と竜が宙を舞う。そうしてより高みへと飛び立った竜はその口を大きく開き、上空から火炎放射を俺目掛けて浴びせてきた。


 否……その炎は明らかに、俺もろともに村を焼きつくす軌道を描いている。避けること自体は可能だが、そうなるとみんなが焼き殺されてしまうのは明らかであった。


 疲れた体に鞭を打ち、萎えそうになる気力を俺は奮い立たせるようにして呪文を口にする。


「くっ……『水の防壁よ、炎を防げ!』」


 全身に残った魔力を掻き集めて魔法言語に練り込んだ。水壁が炎の進路を阻み、蒸発しながらも受け止める。


 ジュウジュウと大きな音が響き渡りながらもどうにか攻撃を食い止めるが、今の一撃をこらえるだけで魔力のほとんどが持っていかれた。もう一度同じ攻撃を放たれたら、今度は止められる気がしない。


 一気に魔力を消耗した反作用なのか、そこでとうとう俺は膝をつく。どうにか首を持ち上げるものの、全身がだるくて仕方がなかった。


「どうした? もう立つことすらできないか、人間よ。もう少し遊んでやってもよかったのだがなあ、あたしとしては!」


 フィリミナの笛が大声で笑う。言い返そうにも、悔しいことに図星だった。立ち上がるだけの体力が、もはや俺には残されていなかったのだ。


 意地と意識だけならば、いくらでも振り絞ることができた。だが消耗した魔力と体力だけはどうにもならない。回復するのを待つだけの時間もない。


 どう考えても、状況は最悪以外の何物でもないことは明らかだった。


「ぐっ……く、そ」


 せめてもう少し魔力が残っていれば戦えたんだが……。


 どうにかせねばと思いはすれど、疲労のためか上手く思考が働かない。膝をついたまま、ただフィリミナの笛と竜を見上げることしか、今の俺にできることはなかった。


 それでも。


 村を守りたい。家族を、父さんを、母さんを、シエラを……見殺しにすることなんてできやしない。


 この状況をどうにかできるのは、この場所には俺しかいない。フィリミナの笛を撃退し、みんなを守ることができる人間は他にいないんだ。


 もしも父さんなら諦めない。あの人は、弱いくせに、情けないくせに、どんなに強い相手にだって立ち向かえる力を持っているんだから。


 もし母さんなら受け入れない。最後の最後まできっと希望を捨てないに決まってる。俺と、そしてシエラの手を手放すぐらいなら、二人まとめて抱きしめるような人なんだ。


 そんな二人の子どもである俺が、今ここで負けを認めるのか? みすみすみんなを死なせるのか? そうしてすべてを諦めるのか?


「ち、くしょ、おおおお……」


 そんなこと、認められるわけがないだろう!?


「ふん。無駄な足掻きだの」


「知るか、くそったれぇ!」


 疲れを意地でねじ伏せる。無駄だとしても無理やり足掻く。


 意識は研ぎ澄まされていた。今の俺には、周囲に漂う空気に含まれている微量な魔力さえも、はっきり感じ取ることができるようになっていた。


 多分、ゾーンってやつなんだと思う。昔、前世で聞いたことがある。スポーツ選手なんかが集中の極地に至った時、すべての事象が手に取るように分かるような状況下。


 まさしく俺はその状態になっていた。周囲の魔力を認識し、それを肌から、空気から取り込み、自分の中で変換して呪文に込める。こうすることで、消耗した魔力を補うどころか、周囲の魔力を利用するため事実上無尽蔵の魔力を手に入れたようなものである。


 誰が、魔力のほとんどすべてを消耗したって?


 誰が、もう立ち上がれないくらいに体力を使い果たしたって?


 誰が、みんなを見殺しにするって?


 そして、誰が――、


「もういいだろう。人間にしてはよく戦った。褒めてやるぞ。だから……諦めろ」


「お、おおおおおおおぁぁああああああああああああっ!」


 誰が、諦めるって!?


 フィリミナの笛が操る竜が、再び紅蓮の炎を吐き出してくる。先ほどよりもずっと、ずっと強く大きな炎が、目の前にまで迫ってくる。


 空気が熱く燃えていた。灼熱の業火は、村そのものを灰にでもしかねないほどの熱量だ。


 だけどこんなものに怯んではいけない。うろたえてなどいられない。立ちすくみ、自分のベストを尽くせないなんてことは言語道断だ。


 なぜなら、俺は。


「俺は――俺は父さんと母さんの子、ジェラルドだあああああああああ」


 あの二人の子どもが、そう簡単に絶望していいはずがないだろう?


 俺の意識からはすでに炎のことなど消し飛んでいた。むしろ周囲へ意識を伸ばし、その場にある魔力を根こそぎ取り込んでいく。


 そうして自分の支配下に置いた魔力を体内で変換し、喉の辺りへと集中させていった。


「『竜の吐く火を消し去れ!』」


 十分な魔力が溜まったところで呪文を唱える。すると、その一言で竜の火炎放射が一瞬にして霧散した。


 フィリミナの笛の表情が驚愕に染まる。


「くっ……人間風情が悪あがきを」


「魔族風情が煩いんだよ。不快な口ばかり叩くなら、黙って寝てろよテメェらは」


「図に乗るな人間! 魔力を取り込むことができる魔術師など、永い時間の中であたしはいくらでも殺してきたのだぞ!」


 喚くフィリミナの笛であったが、その口調には焦りが滲み出ている。それも当然のことだろう。さっきコイツは自分で言ったんだ。全魔力を使って竜を創りだしたとな。


 となれば、竜を倒せばフィリミナの笛だって倒せるはずだ。そして、辺りに漂う魔力を利用することができるようになった俺にはその程度なら簡単な仕事だ。


 再び意識を集中させ、魔力を体内に取り込んでいく。倒すための言葉など、俺はもうすでに知っていた。


「『転移』」


 唱えて、魔竜とやらの首の辺りまで移動する。ちょうど人間で言えばうなじぐらいのところだろうか。


 上半身だけを額から出したフィリミナの笛が、俺の気配を感じたのかこちらを振り向き目を見開いていた。だが、もう遅い。


 お前はもう、詰んでいる。


「やめ――」


 フィリミナの笛が何事かを叫ぶ。だが、その声は俺の耳には届かない。


 俺は剣を振り上げ、喉の辺りに魔力を集中させ。


 必殺の呪文を。


「『屠龍』」


 唱え、竜を屠るための刃を斜め下へと振り下ろした。


 手応えは、ない。だが俺の目は確実にとらえていた。斜めに振りぬかれた刃が銀閃を描き、太い竜の首を胴体から切り離す光景を。


 そしてその魔力で構成された首は、切り離されたことで形を維持することができなくなりつつあるのか端からきらきらと魔力光をほとばしらせながら消えていく。


 額から依然として上半身を出したままのフィリミナの笛は、落下しながらも凄まじい形相で俺のことを睨みつけていた。


「おのれ……おのれ、人間風情が粋がりおって。お前は、お前だけはあたしが喰らってくれる。く、くく、ハハッ、美味そうだ、美味そうなその首にかじりついてやる。脳みそをすすり、腹を食い破り、柔らかな内臓に牙を立て、あたしの力としてくれる。アハ、アハハアハ、もっと成長するがいい人間よ。もっと強く、もっと烈しく、あたしをより満足させる餌となり、やがてお前が『宮廷筆頭魔術師』になった頃……再びお前を我が物とするために必ずや復活してくれる。それまでは特別に生かしておいてやろう……クッ、クク、ハハハッ、アッハハハハ!」


 フィリミナの笛がだんだんと光の粒子となって消えていく。それでも、その笑い声だけは最後の瞬間まで響き渡っていた。


 そして同時に俺は悟っていた。コイツが再び俺を襲うためにやってくるということが。その時に現れるフィリミナの笛は、今日の何倍も強くなっているに違いない。


「……『転移』」


 呪文を唱えて地面に降り立つと、竜もフィリミナの笛もすっかり消え去った空を見上げた。今回はなんとか凌いだが、そう遠くない将来にまたフィリミナの笛の襲撃があった場合、また撃退することができるかどうか……俺にはよく分からなかった。


「強く、ならなきゃ。今より、もっともっと強く……」


 強い決意を声に出す。今の俺は、本調子のフィリミナの笛と戦うには知識も経験も不足しているに違いないんだ。


 だが今日のところは、村を襲う危険も去った。魔物の気配も、フィリミナの笛の気配も、もうどこにも感じない。


 強い疲労感に苛まれながらも俺は思う。


 家族も、村の人達も、守り切ることができたんだ、と――。

今回、かなり長くなりましたが、まとめて投稿するべきだと思ったので一話にまとめました。

また、プライベートの都合上最新話の掲載が遅れてすいませんでした。これからもプライベートの状況や執筆の進捗具合によっては更新が遅れる時もあると思います。それでも頑張って更新を続けていく所存でございますので、末永くお付き合いいただければこれ以上の喜びはありません。

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