頭の中にプロットはあるけど出力しない人の話
どうも、たまにエッセイを書く人です。
今回のお題はこちら、頭の中にプロットはあるけど出力しない人の話になります。
プロットとは何ぞや、という方の為に軽く説明しますと、物語の構成を大さっぱにまとめた要点集のようなものです。
基本的に作者さんはこれをノートなどに書きなぐっておき、物語の枠組みを作っておきます。
だがしかし、私はものぐさなので、それをしません。
かといってプロットそのものが無いわけではありません。
長編を書く際、基本的にそれらを頭の中で作っておきます。
そこで、出力せずに頭の中でプロットを組み上げるメリットとデメリットを記載していきます。
まず第一に、必要のない設定を切り捨てることができる。
一旦プロットを出力すると、文字として設定が残り続けることが多々あります。
ですが、頭の中にあるそれは簡単に消去可能というメリットがあります。
一方で、忘れてしまうというデメリットもあります。おのれポンコツブレインめ……。
次に、物語の順番を入れ替えることができる、です。
これはある程度設定が固まってきて、いざ文字による肉付けの一歩手前当たりで発生する問題を回避できるというメリットです。
要は2章と3章を入れ替えたりできるわけです。
もちろん時系列がごっちゃになるので矛盾点が出やすいですが、それを組みなおす楽しさもあります。
さて、そんなプロットを出力しないマンですが、いざその物語を使って執筆した後にやることがあります。
そう、物語で使用した単語、用語、設定のまとめである。
執筆後、人物の名前や関係、用語などをメモ帳に書きなぐっておきます。
あれ、これってもしかして、プロットをきちんと組んでおけば回避できたことでは……?
そう思った方、そのとおりです。
という最大のデメリットのお話でした。
そのプロットですが、執筆ツールによっては設定を書き込むことができるスペースが確保されていたりします。
何よりアナログのノートであればより書きやすいかと思われます。
先に単語だけ書き、あとでまとめればいい訳ですから。
なので、プロットを出力しないという手段は最終手段にしておくのが吉かなーと思います。出力しない筆者がいうのもなんですけど。
でもやってることはほぼ一緒なんですよね。大雑把に物語を起承転結で組んで、さらに細分化。単語をかき集めておくなどなど。
なお、筆者はプロットを出力していたこともあります。メモ帳を使ってちまちまとやっていました。
それが面倒になってもうやらなくていいか……となり、今に至るという感じです。
そんな感じの人の話でした。ではまた機会があれば。