表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

2

続きです!

彼女の名はクリスティーナ・アレイスター。侯爵家次女だ。クリスティーナは、6歳の頃に家の庭で出会う。ある男の子に。


父親の古い友人であり伯爵家の人が家に訪問していたため、城が忙しく。クリスティーナはかまってもらえなかったため、たまには誰もつけずにと思い庭を探索していた。


見つけたのだ。庭の隅の方にいる赤髪の同い年くらいの男の子を。その子はしゃがみこみ足を抱えうつむいていた。


クリスティーナはその男の子にそーっと近寄って話しかけた。「どうしたの?」


男の子は、驚き勢い良く顔をあげ目が合う。その目はとても赤く赤く澄んでおりまるで宝石のようだった。そしてとっても綺麗な顔立ちをしていた。

思わずクリスティーナは

「綺麗な目、、まるで宝石のルビーみたい。。」

と言ってしまった。


その言葉を聞いた彼は、

「僕の目、怖くないの?」


「何が怖いの?とっても素敵じゃない。」


「でも、この目はみんな、悪魔の目って言うんだ、氷の騎士の一族に生まれたのに赤い目で、赤い髪で生まれて、そして氷の魔法が使えないって」


この世界は多くの量を持っていてた場合、属性によってからだの特徴がその色になることが多い。そのことが顕著に現れるのが瞳で、より強ければ髪だったりと現れることがある。クリスティーナは平凡だが、侯爵家の色の銀髪にちょっと茶色がかった瞳である。お兄様やお姉様ほどの銀髪では無いがとっても気に入っている。その2人の瞳は氷のような青色である。そして氷の騎士と彼は言ってるが、この前紹介していない伯爵家の一族の呼び名である。この家は騎士として活躍しており、優秀な氷魔法を使うこと、どの子も青い髪に青い瞳で生まれて来るため、氷に愛された伯爵家と有名だ。


しかし、私は常々氷属性多すぎだし、本当に彼の瞳がきれいだと思ったので正直に話す。

「どうして?赤い髪も赤い瞳も、すごく火の魔力に恵まれているってことじゃない!私は有事のときに凍らすしかできない氷魔法より、いろんなことに使える火魔法、とっても素敵だと思うわ!」


彼の目をそらさず、話すと

「っ、、、ありがとう。ありがとう。」

ボロボロと涙をこぼしたので

「ええ!?、あの大丈夫、、かしら?ねぇ、、?」


クリスティーナは彼に近づき持っていたハンカチを手渡し、彼が泣き止むまで、側にいた。

いなくなっていたことに気づいた侍女が呼びに来るまでずっと2人でいたのだ。

まだまだ続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ