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初投稿です。柔らかい目で見てください。
私は気づいてしまっている。この世界について。そう、ここは
「なんか乙女ゲーム要素いっぱいの世界って、、しかも、キャラ設定でも「氷の」騎士多すぎるって。。」
私は、前世でどうなったかわからないけど、曖昧に思い出した頃にはもう、この家の娘という意識があったし細かいことは気にしないでおこう!
これは、転生系チート?って、前世ではゲームとか転生とか悪役令嬢系の小説とか大好きだったのでどのキャラになってるかすごく気になったし、大体は記憶を使ってざまぁするのでそこまで悲観はしていなかった。
最初は思ってたそうけどなんだが、様子がおかしい。
それは、私が侯爵家の娘として生をうけて、教師から家のことや貴族や王族についての話を聞いた時だ。
この国の王は、父王が急死し、数十年前に若くして即位したことや、愚息のような動きをしていたことで、周辺国からや、家臣から傀儡にされそうになったが、それは嘘で即位した途端に、才能を発揮し、周辺国からの攻撃は自分が赴くことで活躍し、家臣も仕事も合理的に行い、その非情なく魔法を振るうよう様子や、報復の酷さや、その魔法属性から「氷王」と呼ばれている。そして美形。
そして次に公爵家。先祖の王が降下することで、出来た公爵家は王族の次に権力があるとされている。王妃も輩出しており、かなりの家柄だが、ここで注目されているのは、その時代の息子である男だ。その強力な魔力もさることながら、学院を首席で卒業するほどの秀才。しかし、孤高であり、多くの女性が詰め寄ったが、仁辺にもなくふられる。笑顔を見たというものもいなく、その魔法属性から、「孤高の氷山」と呼ばれている。あ、あと美形。
あー、次に私たち侯爵家だ。私たち侯爵家は、公爵家より家柄は下だが、豊穣な土地、そして代々魔法に優れており、魔法師の団長を勤めることも多いという。その活躍から侯爵家と言っても公爵家と匹敵すると言っても過言ではないという。うちの兄様が数年前に騎士団に入り、活躍しいまや、師団長である。その活躍は目覚ましく、敵を倒すその性格無慈悲な攻めや、手を抜かないところ、その魔法属性から「氷結の騎士」と呼ばれている。贔屓目に見なくても美形。
おわかりいただけただろうか?
多すぎるのだ。「氷」属性の魔法使いが。しかも、優秀であればあるほど、「氷」属性なのだ。美形だし。
まぁ、そのときは、すごく珍しくに思ったけど、国柄的に氷属性の魔法使いが多いって認識ぐらいだったし
そうだ、その時には前世の記憶もあったので、細かいことより、魔法があることにすごく喜んだ覚えがある。早く使えないかなと。
それは甘かった。いや、この世界の認識が甘かったとあとになって後悔する。
ちなみに、才能は無かった。いや、あるにはあった並だった。それは侯爵家として致命的。お兄様は才能に優れており、1つ上のお姉様は、その魔力の高さが認められ公爵家との婚姻が決まろうとしている。その次女には期待も寄せられていた。その結果は高くはないけど低くもないという、魔力もあったため他の家なら誉められただろうが侯爵家だったから、回りの落胆は大きかった。
小説やゲームなら、次女は、わがままになっていき、そして兄姉に見放されて、学園に入って悪役令嬢ルートだが。。。
そんなことは全然なく、
「私、魔法使えるの!?、、え?才能がない、、?平凡?、、、魔法は使えるから大丈夫!!」
ふてくされず、勉強を行い魔法の練習も欠かさず、驕らず、家族との親交を欠かさなかったために、家族の仲も良く彼女はすくすくと育って行く。
続きます。