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このラダマカの奴隷市場は王都の3倍以上の規模なのだと


俺は商人に連れられて 奴隷の子供達を見て回る


大人の女性を買うのには抵抗がある まあ 可愛い女性は高いしね


それに 大人の女性の奴隷を買う場合は目的が そうであるなら その契約をする必要がある


奴隷の主人であろうと無理やりするのは犯罪となるそうだからね


大人の男達の値段も高い


10歳未満で売れなかった男は


付加価値をつけるために レベル上げをするのだと


10歳以上の男のレベルはほとんどが10以上


9歳の男の子達は 必死にアピールをする子が多い


理由を聞くと レベル上げは命がけ


レベル10になる前に半分以上の人が命を落としてしまうのだと


必死にアピールをしてきた9歳の男の子達を見て回ったが


いないか


残念ながら 俺が欲しい特殊能力を覚える子はいなかった


俺は商人に待っていてもらい


1人で見て回ることに


ゆっくりと 1人づつ鑑定していく


・・・


んっ 巫女


え~っと マニュアルにあったかな?


「「巫女について」」


「「回復魔法を覚えるが 攻撃魔法を覚えることがない女性の回復魔法使い 魔力の成長率が高いのが特徴」


おっ 買う予定になかったけど 金貨500枚ならお買い得だね


回復魔法使いは診療所などで いくらでもお金を稼ぐことが出来る


レベル1で回復魔法が使えるならレベル1でも1日で金貨1枚は稼げる


レベルを上げたら 更に稼げるようになるだろう


俺が購入したのは6歳の女の子 綺麗なエメラルドグリーンの髪と瞳


鑑定すると


コレット 女 レベル1  レベル5で特殊能力 巫女を覚える


っと表示された


俺は商人に買うことを伝え 更に他の子供を見て回る




レリア 女 レベル1  レベル8で特殊能力 アイテムボックスを覚える


ベルナ 女 レベル1  レベル2で特殊能力 アイテムボックスを覚える


ネッラ 女 レベル1  レベル4で特殊能力 巫女を覚える


ルル 女 レベル1  レベル5で特殊能力 アイテムボックスを覚える


メンス 男 レベル1  レベル2で特殊能力 武具職人を覚える


ロイス 男 レベル1  レベル5で特殊能力 アイテムボックスを覚える


ハント 男 レベル1  レベル9で特殊能力 武具職人を覚える


ファン 男 レベル1  レベル2で特殊能力 アイテムボックスを覚える


イーナ 女 レベル1  レベル9で特殊能力 巫女を覚える


そして


銀髪で綺麗な青い瞳の9歳の女の子


ノルン 女 レベル1  レベル26で特殊能力 勇者を覚える


ノルンを見た時は3度見をしてしまったよ


勇者 って


まあ 他にもいるんだろうけどね


剣技に槍技 攻撃魔法に回復魔法も使えて


マニュアルには 更に雷魔法を使えるって


女の子で勇者の特殊能力の才能があっても


冒険者になる割合が男の子よりも少ないので一生覚えることがない子がほとんどなのかもね




商人が笑いながら 話をしてくれた


勇者は銀髪で青い瞳をしていると


ノルンは勇者になれるかも知れませんよっと


俺も笑いながら ノルンに


「そうか ノルンは勇者になるのか」


俺が言うと ノルンは真っ赤な顔で


「で 伝説です 私が勇者になるなんてないです」


俺はノルンの頭を優しく ポンポンっと手を乗せ


「よろしくな ノルン」


ノルンは真っ赤な顔でコクリと頷いた




今回も戦闘職の特殊能力の子供は買わなかったのだが


ノルンのことを考えると


う~ん 魔物退治か


戦闘する時のパーティは6人


5人の戦闘職の子供を購入した方がいいのかもしれないね




11人で 金貨6200枚


俺は1度 屋敷に戻り みんなで奴隷市場に



イリスが俺の袖をひっぱり


「明日から みんなにも 回復薬の手伝いをしてもらってもいい」


っと聞いてきた


「う~ん みんなにはレベルを上げてもらうつもりなんだよ まあ 1日2人づつにするから 9人はいいかな」


「それじゃあ 数を増やすね 前みたいに1日4千個にしてもいいよね」


「そうだね イリスに任せるよ」


「えへっ ありがとう この街ではね 1つ銀貨3枚で売られてたって 冒険者も多いから 全て売れると思うよ」


「へぇ~ そうなんだ そうだね 商人達も買ってたからね この街に運んで売ってたのか まあ これからも 他の街で売るために買ってくれるかな」


「うん もっと増やしても売れると思うよ」


「う~ん そこまでしなくていいよ 4千個だと 俺の取り分が金貨400枚だろ あまり 儲け過ぎるとね」


「えっ ダメなの?」


「ダメじゃないけどね 他の回復薬が売れなくなったら 困る人が増えるだろ 敵はあまりつくりたくないからね」


「うん 分かった じゃあ 4千個にするね」


「ああ 頼むよ」







さて 次は 魔物運びか


赤字でも構わないけど


・・・


マニュアルを見ていると


(おっ これは使えるかも)


「「ゴーレムの作り方について」」


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