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眠り姫の穏やかなゲーム内睡眠  作者: 糸岡 めむ
13/24

13 「そこの変態回収して帰ろうか」

読者の皆様に多大なる感謝と書き溜めの備蓄切れをお伝えします。

戦闘描写がやばすぎてやばい。

前方10メートルほどに立っているのはうちの全裸のドMとは違い豪華な黒の法衣?をきた赤い眼窩が素敵なガイコツだ。お姉ちゃんとちょっと被ってるなあ。


「よく来たな。私がグフゥッッ!」

「ハハハハッ!楽しいなぁ!これが忍者か!」

「マスライトヒーリングうぅゔゔうぅぅ!!!」

「ハリケーンカッター」


《ワールドアナウンス》

《ダンジョン:東の森の仄暗き闇 が攻略されました》

《ボス最短討伐記録更新 00:00:05》


あ、終わった。5秒ですってアナウンスさん。まぁボスもエムオの同族らしいし、エムオ一人をみんなでいじめたら5秒くらいで死にそうだもんね。


ボスのリッチさんが話している途中でリビルト爺が切り掛かり、エムオが光魔法でボスさん、爺、エムオ全員にダメージを与え、セルバスが目に見えない魔法を撃ち、お姉ちゃんが鎌で首を切り落とし、タカシがそれを消化し、私が部屋の隅に小走りで移動して終わった。次からは【支援魔法】使ってから移動しよう。


「いえーい。やったね」

「あらあら、予想以上に簡単だったわね」

「ふむ、我々の戦力ならば妥当かと」

「姫様の安全が守れて一安心です」

「いやー余裕だったな」

「……ライトヒーリング。ああぁぁああぁぁ!」

「そこの変態回収して帰ろうか。あ、次から戦闘中以外許可なく回復魔法は禁止ね」

「なんと殺生な……。いや、これはこれで焦らしていただけますな……」

「あ、待ってハルカちゃん。ボス部屋の奥には宝があるのよ」

「なんと!さぁ行こう」


杖をブンブン振って歩いていく。


(ハルカちゃん可愛いでしょ?)

(あぁ、愛らしいな)

(お嬢様の椅子になりたいですぞ)

(それは私の役目です)

(でも母ちゃんセルバスは座り心地悪いって言ってたよな。あ、この脳内通話的なのはなんなんだ?)

(なんですと……)

(これは念話よ。ハルカちゃんの配下同士だから互いに繋がるのよ。主にハルカちゃんの手を煩わせるまでもない会議をここで行うわ。

みんなハルカちゃんからステータスの割り振りや進化の選択は任せられているわね?それの方針をここで決めるのよ。基本的に念話会議はハルカちゃんが眠っている時に行うことにするわ。各員それでよろしく)

((((了解))))


祭壇の上の宝箱までたどり着いた。


「じゃあ、開けるよー」


一瞬、何もしてない私が開けていいのだろうかと思ったが、宝箱の魅力に抗えず、自然と手が動いてしまった。


パカッ。


【死霊王の杖】


鑑定なしだと名前しか見えないのか……。


というか、見た目がグロい。先っぽにドクロ付いてるし。これはエムオ用だね。


「エムオー、これあげる」


ぽいっ。鑑定メガネも一緒に渡す。自分で鑑定しておくれ。あ、もしかしてモンスターってデフォルトで【鑑定】持ってるとかある?


「おお!これは先代のリッチが使用していた杖!魔法威力拡大にMP消費量削減ですか……。素晴らしいですな。ありがとうございますお嬢様。これに先ほどのドロップアイテムのローブを着れば……」


エムオはローブもらったのか。

先ほどのボスのような格好の、強そうなガイコツになった。杖も持ってるし、なんか赤黒いオーラも出てるし強そう。


「エムオのくせになかなかかっこいいじゃん」

「はああぁっ!ありがたき幸せ」


えーと、私のドロップアイテムはー

【死霊王の骨】

うーん。使い道がわからん。粉々にして庭にでも蒔こうかな。


「各自ドロップアイテムの使い道考えといてー。それじゃあ、帰りますか」


転移の魔法陣で洞窟の入り口まで戻ってきました。魔法陣かっこよかったなぁ。ああいうのを意味もなく宙に浮かべておきたい。強そうだし。それっぽいスキルがあるか探しておこう。


その後モンスターを狩り倒しつつ家に帰る。家が周囲の地面から10メートル陥没しているので、私とタカシはお姉ちゃんに抱えられてるけど、リビルト爺はセルバスと一緒に【念動】でふわふわ着地し、エムオはそのまま10メートルの高さから飛び降りて骨をまき散らした。そういえばお姉ちゃん平然と飛んでるけどどうやってるんだろう。まぁお姉ちゃんだし飛ぶくらいできるよね。


そろそろ家ひとつじゃ狭いかなぁ。


「もう一つ小屋を作ろうかと思うんだけど、どう?」

「そうねぇ、さすがに六人は狭いものねぇ」

「いや、我らは睡眠の不要なアンデッド。故に、拠点などは気にしていただかなくて結構。庭で鍛錬でもしていよう」

「うーん、じゃあこれからは庭でごはん食べることにするから、木とってきて屋根でも作ってくれる?そこに机と椅子置くから。エムオには犬小屋でも作ってあげて」

「了解した。では我は木を伐採し、セルバスに【念力】で運んでもらおう。卿はお嬢の護衛を頼む」

「おお!お嬢様の優しさにワタクシ感動して光回復魔法を撃ってしまいそうです!」

「不許可」

「ガッデム!」

「じゃあ私は料理するから、お姉ちゃんとタカシはお皿とか、焼肉の準備とかお願い」

「えぇ」

「わかったぜ!」


タカシはごはんの時だけテンション上がるなぁ。

今日はサラダとカレーと焼肉です。

やっぱ量必要だしカレーが楽だよね。

明日用に少し残しておいて、2日目で味が変わるか確かめよう。



屋根は出来たけど、今日は晴れてるので、屋根のない場所でごはんです。洞窟で取ってきた光る石を地面に刺したんだけどおしゃれな照明ってかんじでいいね。あ、リビルト爺はカレーと焼肉を、セルバスはサラダとカレーを主に食べてます。エムオの頭蓋骨はタカシとともに網の上で焼かれてます。他の部位はまだ散らばったまんまだ。

そんなこんなでつつがなく夕食は終了。


まだ8時くらいだけどもう寝ちゃおうかな。


「じゃあみんな、もう私は寝るよ。おやすみー」


お姉ちゃんとタカシと一緒にベッドに潜って、眠りについた。




*****


(ハルカちゃんとタカシ君が寝たから会議を始めるわ)

(了解しました、マリィさん)

(ではリビルトさん、セルバスさん、エムオニスさんの順にステータスの振り方の傾向を教えて頂戴。私はSTRとAGI、DEXよ)

(我は今までHPとSTRとVITばかりに振っていたが、今日からAGIに力を入れ始めた。やはり忍者に必要なのはスピードなのでな)

(私はMPにVIT、INTに振っています。ミミックの特性上STRが低くても敵の部位は破壊できていましたので)

(ワタクシはHPとINTですな。ちなみに、VITは受けるダメージが減るので上げておりませんぞ)

(各々信念があっていいわね。一人怪しいのも紛れていたけど。……っ!この周囲に人が来ているわ。各自警戒して!私もローブを着直さないと)

(我らはお嬢の配下なんだが人に手を出していいのか?)

(いいえ、だめよ、ハルカちゃんが犯罪者になっちゃうもの。ところで、ここは私の私有地なのよ。そして、私有地への侵入者を倒しても罪には問われないの。)

(つまり、誘き寄せて全員を始末するということですね?マリィさん)

(ふふふ。では、セルバスは庭の中央に擬態して、他は隠れておきましょう。こんなこともあろうかと小屋は防音にしておいたから遠慮しなくていいわよ)

(了解した)

(了解しました)

(了解しましたぞ。あ、ローブも着直して、杖も装備しておかなければ。体がバラバラになると服が脱げるのが厄介ですな……)

(来たわよ!)



「ここがさっきのワールドアナウンスのダンジョンか?」

「この不自然な穴はそうかもな。覗いてみるか?」

「覗かない理由なんてねえだろ?いこうぜ」

「おい!見てみろ!」

「深さは10メートルくらいか……。あの小屋と露骨な宝箱が気になるな。スクショ撮っとこう」

「とりあえず降りよう。ロープを木に結んどけ」

「結んだぜ。じゃあタロウ、先に降りてくれ」

「おうよ。ほっ。はっ。……罠とかは無いみたいだぞー」

「じゃあ俺たちも降りるか」

「おう」

「了解だ」


そうして四人が地面に降り立って、宝箱に近づいていく。


「全員降りたか。じゃあ宝箱を開けよう。罠も無さそうだ」

「ぐあぁぁっっ!」

「ああっ!」

「なんだっ!?」


リーダーらしき男が背後の二つの叫び声に振り返ると、すでに仲間は消え去り黒いローブの死神と、細身の全身鎧が立っていた。

慌ててもう一人の仲間を探すと、口を開けたミミックのみが存在しており、仲間はいなくなっていた。そこで、遂に、リーダーらしき男はそこで意識を手放した。


「ふむ、たわいない」

「私たちの実力ならこんなものでしょうか」

「連携も問題なかったし、良い感じね」

「それでこの気絶した者はどうするのですかな?」

「一人だけ残っても可哀想だし、倒してあげましょう」

「ではワタクシが。ユーサネイジア」


気絶及び睡眠中の敵に対して確定で成功する即死魔法が放たれた。


「結構経験値がもらえるのね」

「これは続けたいものですね」

「我らがいない間はここはどうするのだ?」

「それは大丈夫よ。ここの上空7メートル、6メートル、5メートルにかまいたちを設置したわ。これは痛みなく傷つけるものだから、侵入者にも優しいわ。流石に三層のかまいたちを突破出来る人間は少ないでしょうし。何より私有地だから小屋とかには手出し出来ないわ。出来ることと言えば、私たちに攻撃することだけ」

「ほほう、何もせずに経験値が得られる仕組みになっているのですな?」

「ええ。ハルカちゃんを守るには必要でしょう?あと、私たちがいる場合はかまいたちを解除して、直接相手するわ。かまいたちだけじゃ人が来なくなりそうだし」

「はっはっは、我も同感だ」

「マリィさんもなかなかですね」

「マリィさんはSですな」

「あらあら、うふふ」

「おっ、我進化できるようだ」

「あ、私もですね。気がつきませんでした」

「選択肢を教えてくれる?」


選択肢の内容はこうだった。


リビングアーマー→


1.リビングアーマー・スティール

リビングアーマーの正統進化。より堅く、強固な鎧を手に入れた。剣も強化される。


2.リビングアーマー・アサシン

リビングアーマーの希少種。闇に紛れて、速度で圧倒する戦闘を好む。


3.デュラハン

魔界の騎士。首の無い馬に乗り、死を振り撒く。精霊に属するので物理攻撃が効きにくい。



ミミック→


1.グレーターミミック

ミミックの正統進化。より豪奢な姿になり、敵を噛み砕く力はさらに増した。


2.ミミック・スカベンジャー

ミミックの希少種。敵を求め自ら行動する特異な存在。一撃必殺の火力はそのままにダンジョン内を徘徊する恐怖の権化。


3.ミミック・スローン

ミミックのユニーク種。宝箱ではなく、玉座として座った主人を癒し、主人以外を害する存在。ミミック本人の強い意思により進化の運命を捻じ曲げられ、現れた新種。


(まずいわ!リビルトさんがアサシンになってしまうわ)

(どうにかして阻止しましょう!)

(ワタクシも協力しましょう。どうにかして通常の進化を促しましょうぞ!)


ちなみに、エムオニスには忍者等の説明はしてある。


「ねぇリビルトさん、どれに進化するつもりなの?」

「ああ、このアサシンというものに進化しようかと。速度重視で忍者に近そうなのでね」

「それは早計ですよリビルト。アサシンは忍者の紛い物です。あなたは忍者になりたいのであって、偽物になりたいわけではないはずだ」

「お、おう。それはそうだが」

「でしたら!今回は通常進化をしておきましょう。そうすれば、次回の進化に忍者が現れるかもしれませんぞ」

「その方がきっとハルカちゃんの役にも立てるわよ?」

「ほう、そうか……。ならば通常進化でいこう」

(((ほっ)))

「それでは私はミミック・スローンに進化しますね」

「ええ、わかったわ」


そうして二人の進化が始まる。リビルトは目立った変化はないが、セルバスは原型がわからないほどに変化した。黒を基調とし、赤い薔薇の装飾が散りばめられ、背もたれの縁には黒いイバラが絡みついた玉座だ。しっかりとリクライニング機能もついている。もはや、噛みつく行為もできなくなった。


(それにしてもなぜ私は理想通りの椅子に進化出来たのに、リビルトはダメだったんでしょうか)

(多分イメージが出来ているか否かね。忍者の詳細なイメージはハルカちゃんしか知らないようなので)

(なるほど。ではワタクシも犬になりたいイメージで普段を生きればいいのですな)

(そんなことしたら絶対に許さないわよ)


「うん、二人ともいい感じに進化出来たわね。じゃあ私はもう一度寝るから。おやすみ」




○篠宮家


「姉様起きてください。ごはんですよ」

「……うん」

「起きました?じゃあいきましょう。さぁ手を」

「離れてくれないと動けないんだけど」

「あぁ、はい……」


抱き枕にされてた。いや、いいけどね。最近この子がゲームするとき私のベッドでログインしてるの知ってるし。ちょっと狭いけどゲーム始めたら気にならないしね。



「ほう、ハンバーグ。今日は歩だったね」

「あーうん。適当に」

「ほーん。うまうま」

「ところでハル姉、ダンジョンはどうだった?」

「簡単だったよ。私なんもしてないけど」

「へー、さすが姉様ですねー」

「うん?ダンジョン行ったこと話したっけ」

「……ワールドアナウンス」

「ワールドアナウンス?」

「全プレイヤーに告知されるアナウンスのことだよ。それで東の森のダンジョンが攻略されたって流れたの。おかげで掲示板は大荒れだよ。ダンジョンの存在すら知られてなかったんだから」

「……私の名前とか流れたの?」

「いやそれは大丈夫。僕と南穂が予想してハル姉にカマかけただけだから。ただ、情報公開はした方がいい」

「ふーん。じゃあ後でざっと書いとくよ。再ログインが多少めんどくさいけど」

「ちょっと不安だな……」

「姉様なら大丈夫ですよー。ねー?姉様ー」

「ふふ。任せなさい」




ハルカ・パレスティア Lv28 テイマーLv17

HP D-

MP D

STR D-

VIT D-

DEX D

AGI D-

INT D-

LUK E+


スキル【テイム】【支援魔法Lv11】【料理Lv9】【杖Lv7】【採掘Lv5】【威圧Lv1】【眠り姫Lv10】(【隠密Lv50】【不意打ちLv50】【隠蔽Lv50】)


称号【第一旅人】【最速の帰還者】【死神の親愛】【ネコカフェ解放者】



マリィ Lv28 (89) 死神Lv28 (89)

HP D(B)

MP E+ (B-)

STR C+ (A)

VIT E+ (B-)

DEX C+ (A)

AGI B (S-)

INT D (B)

LUK E (E)


スキル【首狩り】【鎌の呪い】【隠密Lv100】【不意打ちLv100】【隠蔽Lv100】【威圧Lv80】【探知Lv70】



タカシ Lv27 スライムLv27

HP D+

MP F+

STR D

VIT C-

DEX D-

AGI F

INT E-

LUK E


スキル【形状変化Lv9】【溶解Lv12】【暴食】【火耐性Lv3】(【隠密Lv30】【不意打ちLv30】【隠蔽Lv30】)



リビルト Lv30 リビングアーマー・スティールLv1

HP C+

MP F

STR D

VIT D

DEX F+

AGI D-

INT F

LUK F


スキル【剣Lv36】【受け流しLv25】【威圧Lv22】(【隠蔽Lv10】【不意打ちLv10】【隠蔽Lv10】)



セルバス Lv30 ミミック・スローンLv1

HP E

MP D+

STR E+

VIT D-

DEX F-

AGI F

INT D

LUK D


スキル【噛みちぎり】【擬態Lv37】【隠蔽Lv34】【念力Lv30】【風魔法】(【不意打ちLv10】【隠密Lv10】)



エムオニス Lv48 リッチLv4

HP B

MP C+

STR F

VIT F+

DEX E+

AGI E

INT C+

LUK F


スキル【HP自動回復Lv50】【不屈Lv45】【杖Lv24】【光魔法Lv34】【闇魔法Lv31】




【どこだよ】東の森の仄暗き闇攻略


1.名無しのゲーマー

一応建てた。

東の森のどっかにあるダンジョンの攻略スレです。攻略者さん情報をください。


765.名無しのゲーマー

大手のギルドがあらかた違うって宣言してるし、もう出てこないんじゃね

掲示板見ない奴がクリアしたと考えるのが妥当


766.名無しのゲーマー

結局、場所すら見つかってないの?


767.名無しのゲーマー

5秒で死んだ名も知らぬボスに黙祷を


768.名無しのゲーマー

>>766

場所も不明

一箇所それっぽいところがあったんだが、そこは私有地で入った瞬間即死するとこだったらしい


769.名無しのゲーマー

東の攻略が一番進んでるよなぁ


770.名無しのゲーマー

あの私有地はSランクモンスターいたらしいし、RPGでいうクリア後に来てね的な場所じゃね。


771.名無しのゲーマー

今北

私有地ってなに


772.名無しのゲーマー

>>769

某姫のファンがいっぱい来てるから……


772.名無しのゲーマー

>>771

森に入って30分程の位置にある、10メートルほど地面が陥没した円形の場所

入った途端、私有地だから向こう側はこっちに対して攻撃の許可あるよってシステムメッセきて直後死ぬ。

第一発見者は地面まで降りられたらしいが、Sランモンスにやられた。


773.名無しのゲーマー

東以外のとこにもこういうのあるんやろなぁ


774.名無しのゲーマー

攻略した者です。

場所 森に入って2時間半ほど。

罠 結構あったと思う。

敵 スケルトン、スライム、コウモリ、リビングアーマー、ミミック

スケルトンは何種類か。

ボス リッチ レベルは45はあるはず。ボスの間入室時に喋り出すので、その間にみんなで囲めば死ぬ。

ドロップアイテム 骨、杖、ローブ

(画像)(画像)(画像)


775.名無しのゲーマー

東以外も平原は突破してるし、そろそろ見つかるんじゃないか


776.名無しのゲーマー

きたあああああああああああああ


777.名無しのゲーマー

おせえよおおおおようこそおおおお


778.名無しのゲーマー

ついに降臨と聞いて


779.名無しのゲーマー

レベル45……あっ(察し)


780.名無しのゲーマー

情報はありがたいけど、難易度に絶望した。


781.名無しのゲーマー

>>774

よければおおまかな場所だけでも教えてくれないか


782.名無しのゲーマー

攻略組でレベル30なのにどうやってボス倒したんだよ……集中砲火か


783.名無しのゲーマー

何人で倒したんだろう

レイドならどっかで情報漏れそうなんだが


784.名無しのゲーマー

アイテム名以外見えてないんだけどなんで


785.名無しのゲーマー

例の私有地までも辛いのに、それプラス2時間歩くって何したら生き延びられるんだ。


786.名無しのゲーマー

知ったところで俺には関係ない情報だったわ


787.名無しのゲーマー

>>784

そういう設定のアイテムなのか、あり得ないと思うが鑑定を持っていないか


788.名無しのゲーマー

攻略者さんはもういなくなったか


789.名無しのゲーマー

>>787

始めのスキル選択で鑑定だけは持っとけって言われてるし、それすら聞かない奴がこのゲームまともにやってるとは思えん


790.名無しのゲーマー

このゲームレベルいくつまであるんだよ


791.名無しのゲーマー

>>790西で見かけられたドラゴンがレベル200あったらしい。

街に来てる空輸用のワイバーンも50から80までは確認されてるし。


791.名無しのゲーマー

東は話題が尽きないな




【天使の】眠り姫総合part2【寝顔】

1.名無しの親衛隊

ここは眠り姫に関して語り合う紳士の社交場だ。細かいことは察しろ。

(前スレ)


125.名割れの親衛隊

妹さん曰く、姫は午後10時までにはログアウトするらしいので、今日は収穫なしです


126.名無しの親衛隊

つらい


127.名無しの親衛隊

つらい


128.名無しの親衛隊

つらい


129.名無しの親衛隊

待て、ログアウトする理由が眠くなってしまうからだとしたら…?


130.名無しの親衛隊

最高


131.名無しの親衛隊

最高


132.名無しの親衛隊

最高


133.名無しの親衛隊

姫様を目撃する確率を少しでも上げるにはどうすればいい…?


134.名無しの親衛隊

早寝早起き


135.名無しの親衛隊

健康になるな…


136.名無しの親衛隊

姫様はゲームを通して我々の生活を改善させようとしていた…?


137.名無しの親衛隊

涙が止まらねぇ


138.名無しの親衛隊

おれ、仕事探すよ


139.名無しの親衛隊

おれも


140.名無しの親衛隊

おれも


141.名無しの親衛隊

がんばれよ



○運営

「チッ」

「この人プレイヤーに対して舌打ちしましたよ」

「世界の意思かのように、次々強い奴らがテイムされてくんだけど、なにあいつ」

「女の子にあいつ呼ばわりは……」

「大体なんでNPCモンスターにまでバックボーンがあんだよ」

「そんなこと知らないわよ……」


「なんやこのクソゲー!」

「こうも徘徊型の強めのモンスターがテイムされていくのはキツいですね……」

「このリッチ条例的にアウトじゃない?」


「なあ」

「なんですか」

「あいつ今ボス部屋の扉の装飾持ち帰ろうとしたよな」

「そうですね。壁の照明石だけでは足りなかったようです」

「なんであんな盗賊気質なんだよ!テイマーだろ!?いや、盗賊でもあんなことしねえよ!」

「とりあえず照明石と壁も破壊不可オブジェクトにしときましたんで落ち着いてください」

「お、おう。興奮して悪かった」

「あ、入ったわよ」

「ああああああああああぁぁぁぁあああ!!!!!!!!」

「あ、壊れましたね」

「語り合えるまでのプレイヤーの行動禁止と、初回撃破特典の杖再配置しておきましょう……」

「そもそも入室後すぐ攻撃できたら、演出も何もないでしょうに、開発はなに考えてるんですかね……」

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