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Free job online ~祝育士としての日常~  作者: 八神 憂
海の街と新規さん
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新規プレイヤー 1日前 昼2-7

 久々に書く現実パートです。あと新キャラが出ます。そのキャラが居る事自体は実は1度言ってます。あといつも通り短いです。

 それに伴って見直してると初めの頃と口調変わってるキャラがちらほら居ますね(特にアユとハク)。

 意識が切り替わり現実を認識する。機器を外して体を起き上げるとそこには1人の少女が居た。


「あれ?梅乃ちゃん居たんだ」

「来たのはついさっきですが。おはようございますですかね?」

「おはようって時間でもないし寝てた訳でもないんだけどね。小太郎さんと一緒に?」

「そうですよ。兄と一緒に来ました」


 肩の長さで切られている黒髪を靡かせながらベットに駆け寄る少女、姉のゲーム友達の小太郎の妹である梅乃。退屈させちゃったねと謝る秋に対して、いえいえと首を振る梅乃。


「それで梅乃ちゃんは何で部屋に居るのかな」

「兄が家事をしている冬音さんと楽しく話しているのを眺めているのも退屈でしたので色々ある秋太の部屋に来ました。あ、許可は貰ってますよ」

「フユ姉……って起きた本人の前でベットの物色はやめようか」

「えー秋太が寝てる間にやるのも悪いかなと思って漫画読んで待ってたんですよ」

「だからって起きてからやっても止めるに決まってるでしょ」

「ちえー……でも止めるって事は遂にそういう類のモノを……?」

「無いよ。何回このやり取り繰り返せばいいのさ。来る度やってるけど」

「飽きるまでかそういうモノを買うまで」


 年頃の娘がこんなのでいいのかと思いながら溜息をつく。キョロキョロと部屋を見渡しているとふと思い出した様に先程までやっていたゲームを指さす。


「兄がずっと話してるゲーム」

「あ、うんFJOね」

「兄が明日から始められるってはしゃいでました。秋太もしてるんですよね」


 そうだよと返事をする前に携帯を取り出し少し操作するとある画像が表示される、


「冬音さんから貰いました」

「なんで配るかなぁ」


 そこに写っていたのは苦笑いしながらも接客しているシスター服姿のアリア。改めて自身のアバターを見せつけられて手で顔を覆う。


「自分が嫌になってくる」

「いやいや可愛いですし似合ってますよ」

「誉め言葉にならないって知ってて言ってるでしょ」

「バレました?」


 ニヤニヤと笑いながらうりうりと頬をつつく梅乃に再度深い溜息をつく。見た目だけなら大人しいのに節度は持ちつつも、怒らない範囲で全力でイジって来る為やり辛いことこの上無いと思う秋太。このイジり方が兄の小太郎にとっても苦手なのである。


「こんな姿でプレイするなんて秋太はもしやそういう趣味なんですか?」

「そういう趣味はないんだけどねぇ!なし崩し的にそのアバターでプレイすることになってるだけなんだよねぇ!」


 そんな趣味は無いと断言する秋太をふーんと軽く流して改めて画面を見ていた。


「こんな可愛い姿の秋太と一緒にプレイ出来るなんて明日が楽しみ」

「ん?今なんて?」


 さらりと呟く言葉を聞き返す。言ってませんでしたっけ?と顔をコテンとさせて改めて言う。


「私も兄と一緒にこのゲームをプレイするんですよ。その時はご教授おねがいしますねア・リ・ア先輩?」

「え?えええええ!?」

「あら驚き方がしょぼい」

「いや……ええ?梅乃ちゃんが?このゲームを?」

「私が、このゲームを、です」

「明日から?」

「明日から」


 小太郎がプレイするのは知っていたものの梅乃がプレイするのは知らなかった秋太は驚きで顔を一杯にする。


「ま、そんな事なのでゲームでもよろしくお願いします」


 驚きで言葉が出ない秋太の手を取りとりあえず居間に行きましょうと部屋から引っ張り出す。そうして理解が追いつかないまま居間に着くとソファーに座っている小太郎と料理を作っている姉。


「お、アキ。妹共々お邪魔してるぜ」

「アキのその顔は今知ったって顔だな」


 秋太の顔を見て何もないような感じで挨拶する小太郎と笑いを堪えている姉。


「フユ姉それ言うって事は知ってたんだね」

「ああ知ってたぞ。フフッその顔見れるだけでも黙ってた価値はあったな」

「もー!」

「あーなんかすまんな」


 少し怒った風に頬を膨らます秋太を見て笑う姉と、申し訳なさそうにする小太郎とそれを他人事の様に笑っている梅乃。そんな状況がしばらく続き秋太の機嫌が戻った所で話を再開する。


「ま、梅乃がこの手のゲームが初めてなのは事実だから世話頼むわ」

「自分もあんまり詳しくないんだけどなぁ……どんなプレイしてたか知ってますよね?」

「知った上でだ。妹はどちらかと言えばアキみたいなプレイスタイルだろうさ」

「ジョブはもう決めてあるんですよ」

「女性プレイヤー同士仲良くしてやってくれ」

「小太郎さん。小太郎さんでも次それ言ったら怒りますよ?」


 姉のせいで若干沸点が低くなっている秋太をイジりながらもゲームに関する他愛ない会話を続けて共に夕飯を食べてその日はお開きになった。

 初めは初心なお淑やか系で行こうかなと思ったけど書いてて勝手にこういう感じになってしまった妹系キャラ梅乃である。見事に正反対である。我ながら口調とキャラの引き出しの少なさに絶望していたりする。

 次は新シスター服のお披露目と少しばかり主人公優遇的な事をします。なお優遇といっても他のプレイヤーでも得られるモノなので大丈夫です。


 梅乃の見た目って?→黒髪黒目の貧…スレンダー少女。背はアリアと同じ位(160前後)。

 何故にスレンダー?→作者が好きだから。それ以上の理由は特に無い。

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