新規プレイヤー 1日前 昼2-3 ボス
遅れてごめんなさい。ごちゃごちゃあったりしました!あとやっぱり戦闘描写は苦手だなと再認識させられました。読みにくいかもしれません!
休憩所を出てさらに歩く事20分。より深くなってゆく森を迷うこと無く突き進み、ボスが居るという洞窟の前に到着する。
「さあアリアちゃんにとっては2度目になるボス戦だよ!」
「アリアは北の町には行ってませんでしたね」
「何回かお誘いは来てたんだけどね。今は置いとこうよ」
「ハクちゃんどっちを出します~?」
「今日はポワちゃんでいいと思います」
「わかった~。アリアちゃんそろそろ大福ちゃんを離してね~」
「あ、うん。ありがとうねハクさん」
言われてアリアはずっと抱えていたうさぎをそっと降ろす。ハクの元へ戻るもふもふを惜しそうな目で見ているとシラヌイが一つ提案する。
「そんなにもふもふが欲しいならそろそろ召喚魔法のスキルをとればいいのでは?」
「顔に出てた?」
「それはもう。私達もギルドを組むとなると今までのように関われるのか分かりませんから、今のうちにもふもふを確保するのも手ですよ」
アリアがギルドに入るなら話は別ですがと付け加え、あははと苦笑いしてるアリアに話は後でとアユ達に促され洞窟の中へ入っていく。そうして洞窟の一本道を進んで行くとボスエリアへのトリガーの光る岩が中央にある先の道が無い広場へ到着する。
「さーて!ボス戦だけど皆HPMPの回復は済ませた?」
アユが代表してパーティに尋ねる。4人共大丈夫だと意を示して「じゃあ!」と光る岩に触れてボス戦への承認を済ませ転移を開始する。
「2回目だけど慣れないなぁ……ってアレがボス?」
「そうだよ!」
森のボスの時と同じ様にエリアの入り口近くに転移して最初に目に入ったのは幾つも積み重なった岩の塊である。動く気配のないソレを倒すの?って顔をするアリア。慣れた様子で「時間もないし速攻で終わらせるよ!」といつもの調子で近づくアユ達。アユの魔法の射程範囲内に入ると森の時と同じくシラヌイが火の鳥のポワと共に駆け出す。
「《エア・ブースト》《ハイ・エアアロー》!」
「《攻撃付加》対象シラヌイ・ポワ!《魔攻付加》対象アユ・テル!」
「《ファイアランス》ポワ!そのまま突っ込め~!《タックル》」
各種支援魔法を混ぜながら近づくシラヌイとポワに当たらない様に動かないボスに攻撃魔法で先制攻撃を与える。こちらに気付いたのか遅い動きでアユ達に振り返って威嚇なのか両腕をバンと地面に叩きつける。
ボスは大きな岩を重ねて出来た1つ目のゴーレムであった。その大きさに違わぬゆっくりとした動きであるが腕を叩きつけた衝撃は中々のモノで地面がグラグラと揺れる感覚が伝わるが、そんな事を気にせず腕を避けたシラヌイは股抜けがてら即座に構えた小太刀2本を膝の継ぎ目に切りつける。
シラヌイを確認しようと目線を下にした瞬間、ポワのタックルが頭に入り怯む。その隙にシラヌイがさらに小太刀での連撃を浴びせる。ウザったらしく思ったのか足を持ち上げ思いっきり四股を踏むモーションに入る。そのモーションを来るのが分かっていたかのように少し足を上げた時点で味方の元までダッシュで戻って来る。
「アリア回復お願いします」
「《ヒール》《リジェネレーション》」
至近距離での衝撃にダメージ判定があるためHPが減っていたシラヌイにアリアが素早く魔法を唱え回復をする。シラヌイはちらりとアユとポワの方に目を向ける。視線が来るがわかっていた2人は共に右手の人差し指を立てる。シラヌイも2本の指を立ててハクからの重ね掛けされた支援魔法を合図に再度ゴーレムに突っ込む。
「……そろそろですね」
2度目の突撃の1太刀目で毒の異常状態が付くのを見ながら敵の攻撃でダメージを受けるのを気にせず小太刀で連打する事20秒。そんな事を呟きながら小太刀を振るっていると急にボスの動きが止まる。それに気付いた瞬間シラヌイはその場から離れる。
「いくよ《エア・バズーカⅡ》!」
「《ファイア・バースト》~いっけ~」
シラヌイが離れたのを見計らい動かないボスに目がけて強力な魔法を叩きこむ。そうして魔法が止む数秒の間にシラヌイは慣れた手つきで装備画面から武器を変更し違う武器を構え三度ボスへの連撃をいつの間にかこちらに来たポワと共に始める。
「うわぁ……麻痺ってあんな簡単になるものだっけ?」
「ゴーレム相手にあの速度での麻痺の付与は流石って感じだね!」
「前は1分かかってたのに随分早くなったね~」
「なんかジョブレベルが10に上がった時に強いパッシブスキルが追加されたって聞きました」
「その結果がアレかー」
そんな事を言いながらアユとテルが再度シラヌイとポワが離れたのを見て再度火力の高い魔法を放つ。そんな事を繰り返す事1分。麻痺が解けため動き出そうとした体力が半分ほどのゴーレムであったがシラヌイが構わず小太刀で連撃をしていると急にゴーレムが前に倒れ込む。
「お!眠ったね!じゃあもう1度《エア・バズーカⅡ》!」
「《ファイア・バースト》~」
眠ったまま叩きつけられる風と炎を見ながらかつて戦った熊を思い出しアリアが同情の目を向けていると魔法が収まったタイミングで再び武器を切り替えたシラヌイがさらに早い速度で攻撃を叩きこむ。
「あ、起きた」
30秒経って目を覚まし体力の残りが少ないせいか怒りモードに突入しようと腕を振り上げるが、またも動きが止まる。
「また麻痺!?」
「これは酷い!」
「やるね~」
「さすがですシラヌイさん!」
再度1分麻痺での拘束時間に突入する。残り1割の敵に魔法を叩き込み開始2分弱で強いと言われているボスを撃破した。戦闘終了のアナウンスと共に元の広場に戻り、前と同じように出口へつながる道を進み遂に次の町へと辿り着く。
昔からの由緒正しき戦法「異常状態ハメ」。当然主人公はいらない子である空気である。次から王都での少しの観光と祝育士の上位ジョブが何個か出るかなーって感じです。あとシラヌイ達のジョブの説明も一緒にすると思います。
熊さんは割とあっさり麻痺した記憶が……→耐性の違いです。熊さんは麻痺には弱いのです。一応かけ続けたら耐性がガンガン上がっていきますが。火力が無いうちは麻痺しても削りきれずジリ貧になりがちになったりならなかったり。
麻痺と眠りの違い→麻痺はただ動けなくなるだけなのだが拘束時間が長い。眠りは各耐性を下げる代償として拘束時間が短い。




