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Free job online ~祝育士としての日常~  作者: 八神 憂
初めの街とシスターさん
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第39話 5日目 昼1-2

 前回と今回の話を書いてて自分の動かせるキャラの数の限界を思い知らされる作者です。

 アリアの装備の変更と加護の付与が終わったため改めてフォストの町へ向かうが、途中アリアが疑問を口にする。


「確か1パーティ6人までで召喚したモンスターは1人に数えるんだよね?」

「そうだよ」

「道中とかボスは6人で挑むの?テルさんはともかくハクさんは大福のレベル上げたいんじゃない?」

「道中はアユとシラヌイ、テルで素早く突破しながらアリアとハクのレベル上げをするらしい。だから始めはオレがパーティから外れてハクのモンスターでパーティを埋める。ボスは3人組とオレで挑む」

「シルト達がボス戦している間にアリアちゃんは私と一緒に雑魚狩りだよ!」

「おんぶにだっこになっちゃうけど良いのかな?攻撃も魔攻も無いから役に立たないよ?」

「いいのいいの!補助職なんてそんなもんだよ!」

「道中での回復役ですから頼りにしてますよ」

「加護もかけてくれたしね~」

「よろしくお願いしますアリアさん」


 そんな話をしながら森の入り口でアユからパーティ申請があり、承諾して森の中へ入っていく。


「さーサクサク狩るよー!」

「アユさんテンション高いね」

「アリアちゃんの巫女姿でテンション上がっちゃってねー」

「今更ですが似合ってますよ」

「可愛いよ~」

「シスターさんも良いけど巫女さんもいいですね!」

「似合ってるぞー」

「皆さん……ありがとうございます」


 アリアは似合ってると言われても女性服なため微妙な顔をするが、素直に受け取ることにする。森を歩いていて変化に気付いたアユが少し遅いアリアの歩みに合わせてから手を取る。


「アリアちゃん微妙に歩き辛そうだけど大丈夫?」

「大丈夫だよ。足袋に慣れてないだけだから」

「アユ、アリア敵が来ました」


 アユの気遣いを受けてどうにか慣れない物かと試行錯誤していると、後ろに居たシラヌイが敵の反応を確認する。その声を聞いたアユは前に出て杖を振りかざす。


「ヌイちゃんどっちから?」

「アユから見て1時の方向、敵の数は10程です」

「了解!さあアリアちゃん達の経験値になるがいい!『エアカッター』!」


 シラヌイの指示した方向へ魔法を放つと何回か物が切り刻まれる音がしたあと幾つかの羽音が近づいてくる。ハチの姿を認識すると次はテルが魔法を放つ。


「ハチさんさらば~!『ファイアーアロー』」


 テルが魔法名を唱えると杖の周りから炎の矢が形成されそれがハチに向かって真っ直ぐ飛んでいく。矢に当たったハチは炎に包まれてジワジワとHPが減っていき全損する。


「こんなもんだね~」

「アユが居るとやっぱり早いですね。すいませんアリア出番無いかもしれないです」

「気にしてないよ」

「まぁ火力高い魔導士2人居るとこうなるな。索敵もシラヌイがやってるし」

「抜かれてもヌイちゃんが対処してくれるからね!」


 和気藹々としながら次々にハチやオオカミを倒していく。セーフティエリアもスルーし真っ直ぐとボスへ向かう。ボスが現れる木の前まで着くとアリアとアユがパーティを抜けてそこにシルトが加わる。


「じゃ、ここで一旦別行動だね。シルトはちゃんと3人を守ってね!」

「がんばって」

「あいよ」


 クマと戦いなれているシルトは気の抜けた返事をするが表情は真面目である。その顔を見たアユはこれだったら大丈夫だねと思い他の3人にも

がんばれとエールを送る。アリアも応援を残しアユと共に先に森を出る。


「さて!アリアちゃんと狩りの時間じゃい!」

「よろしくねアユさん」

「最近良く使ってる狩りスポットがあるからそこに行くよー!」


 パーティを組み直し改めてレベル上げを開始する。アユの案内の元、フォストの町を北側に抜けた所にオススメがあると言う。


「そういえば森の敵ってどんな奴なの?」

「うーんとね……食虫植物を大きくした奴って言うのが一番分かりやすいかな」

「ウツボカヅラやハエトリグサ見たいなの?」

「それそれ!見つけやすいし触手以外は動き遅いからサーチアンドデストロイでサクサク狩るよ!」

「お願いするよ」


 任された!と胸を張って答えるアユ。狩り場に到着するとイメージ通りの敵が群れで立たず待っている。それを発見するとアユは杖を掲げて魔法を発動する。


「私に見つかったのが運の尽きだよ!おとなしく経験値になるが良い!『エアストーム』!」


 群れの中心に小規模の竜巻が発生し、敵が巻き上げられていく。一時して竜巻が収まり地面に叩きつけられ敵のHPが全損する。その光景を見たアリアはポカンとした顔をしていた。


「やっぱり魔法は派手にしてこそだよね!」


 アリアの表情に満足したのかアユはうんうんと一人頷いている。この魔法は敵の密集地帯に打ち込むことで分断や全滅を狙う魔法だと解説が入る。ただしインターバルや発動後の硬直が長く、消費MPも多いと欠点が多いとも言う。


「一発で消し飛ばせばクールタイムや発動後の硬直なんて関係ないけどね!」

「その一言で台無しだよ……」


 その様な感じで少し時間が経てば密集地帯に魔法を打ち込む作業が始まった。この作業はシルト達がボスを倒す20分間延々と続いた。


 ステータス

名前:アリア Lv.7→11

HP:260→280

MP:340→380

振り分けポイント:20

 アリアのレベル上げ回でした。次は種族変更クエストなのですが……ジョブ毎に内容が変わるということで、主人公のやる(出来る)ことが1つしかないのでお察し下さい。

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