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nAtUrA  作者: フルーレティ
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プロローグ

はじめまして。フルーレティと申します。この度は私の小説家になろう初作品。nAtUrAを閲覧頂き誠に有難うございます。


この作品は私が生んだ沢山のオリジナルキャラクター達を混ぜ込んだ作品になります。女性キャラ多めですが、男に負けず劣らずな勇姿と、強さ。女性らしい繊細な感情を表現できたらと思っています。


小説家になろうを使うのは初めてで、至らない所が多々あると思いますが、応援していただけたら幸いでございます

 ギィと鈍い音を出して見るからに重そうな扉が開く。開いた先の廊下には水色のショートヘアが見え、少し急いでいるようだ。コイツがこんなに汗をかいてるなんて珍しい事だ、と思い私は少し身を乗り出した。


 「どうした、そんなに急いで」


 大きな部屋に私の声が響いて、彼女の耳に入る。途端にこれまた珍しく大きな声で言い放った。


 「アルベロ地区で、能力の、暴走が発見された、それも、オリジネだと!!」


 彼女はきっと走ってきたのだろう。体力のある方なのだが息があがっている。"オリジネ"それはこの世界でその属性の源と同等の力を持つ、少数者の呼び名である。アルベロ地区は木が有名であり、深い森林がある。ということは地上系のオリジネである可能性が高い。地上系のオリジネは木、水、火等が挙げられるが他にも特別に少ない花や大地もある


 「その暴走している力の主は?」


 私は其処へ行く準備をしながら問いかける。武器は二丁拳銃。あまり闘うのは好きではないがこうなると仕方ない。オリジネにはオリジネでないと対抗できないからだ。すっかりオフモードだった髪をくくり治して、水色に近づく。


 「まだ、特定できてない状況だ…だが、属性はわかっている。木だ。だからこうして呼びに来たんだ。」


 息を整えた彼女は同じく武器を持っていた。私を呼んだ後、すぐに出発するつもりだったのだろう。きっと他のオリジネはもうアルベロ地区へ向かっているのだろう。情報伝達能力のあるやつが今他の任務に向かっているのが原因で走って伝える羽目になったのだろう。


「そうか、木属性か。まだ此処には居ないオリジネだな…うまく止められると良いが……」


 そそくさと歩き出す私達の足音は、これからのこの世界を救うこともできる、堕とすこともできる、そんな出遭いに向かって行った。

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