第1話 卒業
今日であたし達の恋ゎ終わったね。
また健吾と会えるといいな。
卒業式
卒業式が始まる少し前。
あたしゎ健吾を屋上へ呼び出した。
「もう分かれよう。」あたしゎ本当ゎこんなこと言いたくなかった。でもわがままで甘えん坊でしつこいとあたしといると健吾がダメになっちゃう気がした。
健吾とゎ高校からちがくなる。
小学校の頃からずっと一緒にいたあたし達。
離れるなんてつらい。だけどずっと一緒にいたら健吾がダメになる。
どうせ高校へ行ったらそんなにあえなくなる。
だったらいっそうあたしと分かれて高校へいっていい人見つけていい恋をしてほしい。
「分かれよう」
「なんでだよ!!どうした??」
「もう毎日のように会えるのゎ今日で最後だよ!!しかももうあたしのわがままとかについていけないでしょ!?
高校でいい人見つけていい恋してね。」
わたしゎその場から立ち去ろうとしたら健吾に腕を引っ張られた。
「おいっっ待てよ!意味分かんねぇよ!!突然どうしたんだよ!」
「つらいの!!健吾の顔みてるとつらくなるの!!」
「なんでだよ!!」
「あたしのわがままのせいで健吾の自由がだんだん奪われていかれちゃう気がするの。しかも高校行ったら全然あえなくなる。そしたらもっと寂しくなっちゃう。」
少し沈黙がつづいた。
「ほら早くしないと式が始まっちゃうよ。」そういってわたしゎ笑った。
でも健吾ゎすぐあたしの作り笑いに築いちゃうよね。
2時間後…
「李南、明日佳ありがとう。また会おうね。」私ゎいろいろな人としゃべってからお別れをした。
李南達としゃべっていると健吾の姿が見えた。
寂しそうな顔をしていた。
李南達とさようならをして帰ろうとしたら健吾に腕を引っ張られて屋上へ連れて行かれた。
「まだわからないの?」
あたしがそう言うと健吾ゎあたしにキスをした。
「……」
「これで最後な。」
あたしゎ知らないうちに涙を流していた。
「さみしくなったらmailとか電話とかしろよ!!」
「うん」
「いじめられたりしたら俺にいえ。いつでも助けてやる!!」
「あ、ありがとう」
「じゃあな!!」
「バイバイ」
あたしゎ健吾に背を向けて歩いてった。
あたしゎしってるよ!!健吾も泣きたいんだよね。
でもあたしに泣き顔見せたくないんだよね。
今までありがとう。
また会えるといいね。