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眠る君の手を優しく強く君の愛する誰かのように握ってあげることしか出来ないぬいぐるみの僕

作者: 佐々木可也

ぬいぐるみの切ない恋の話しです。


僕はぬいぐるみ

僕は白いくまさんを象ったぬいぐるみ



今日も君が眠る夜

トコトコトコ歩くんだ


最近君は早く眠りにつくことが増えたね


“勉強しなくていいのかな?“

そんなことを思うことしか出来ない僕

この口で喋ることを神様は許してくれないんだ



君はベットに潜り込むと僕を手に取り抱き締めた



僕の名前を何度も何度も口にしては泣いていたんだ


ポタポタポタ

一粒一粒僕のふわふわした体に涙が溶け込む



君は明日が怖いと泣いていた

だから早くベットに入って現実の世界から目を覚まし夢の世界に戻りたかったのだという



一時して君が口にした名前


それは僕の名前でも家族の名前でもない



僕は知っていた


その名前の主が僕を君に与えた人物

僕に名前をくれた人物



『君が愛した人物』だってことをね



僕が人間になったなら

こんなに君を泣かせないのに

君を捨てたりしないのに



でもごめんね

僕には眠る君の手を優しく強く君の愛する誰かのように握ってあげることしか出来ないんだ


いかがだったでしょうか?自分と掛け合わせて作った話です。

感想や評価に基づき成長したいと思っていますので良かったら感想など頂けると幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

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