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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

「好きと殺意のあいだで、君は笑った」

作者:
掲載日:2026/05/10

誤字・脱字があるかもしれないです

暖かい目で見て欲しいです。

感想等も受け付けています




キャラ紹介


ルリカ とにかく♡を多くつけている。


女子大生 楓

夜で帰宅途中

急いでいたので、普段は使わない近道の路地裏を通ることにした。


本編


午後9時

楓「急いで帰らないと…明日も予定があるのに…」

楓は女子大生であり、今日は勉強やニュースを熱心に見ていたらこんな時間になっており急いで走りながら帰っていた。


楓(そういえば…普段は使わないけどここら辺に近道の路地裏があったはず…あった!)

楓は急いでおり、近道の路地裏を走っていると…目の前に17歳ぐらいの少女がいた。


楓(なんで少女がこんなところに?…親御さんはいるのかな?…)


ルリカはキャンディを舐めながら楓に挑発的な視線を送る

「お姉さん…どうしたの?あたしに興味でも?」

楓「いやっ…興味というか…なんと言うか…それにしても…」


楓は必死に目を反らそうとしたがルリカの肌の露出が多い服装を何回もチラ見をしていた。


ルリカ「ぷっ、必死に言い訳してるけどー♡ 見てるのばればれー♡ お姉さん…女なのに同じ女の子が好きな人?♡ ……触っていいよ……♡ 」


楓(触ってもい...)

楓は自然と笑みが溢れており、頬を赤くしていた。


ルリカ「っぷははー♡ めちゃくちゃ嬉しそうに反応してるー♡ ダメに決まってるじゃん♡ザコお姉さん♡」


楓「それより…君は一体なんでここに?最近は物騒な世の中になったものよ…最近だって、ここら辺で連続通り魔があって危ないよ…」


ルリカ「ふーん?お姉さん怖いの?あたしなら全然平気だけど?むしろお姉さんみたいなザコを狙ってきそう~♡ だからこそあたしが守ってあげなきゃね~♡ 」


ルリカはキャンディをクルクル回しながら楓にそう言った。


楓「守ってくれるの?それはありがたいね」


ルリカ「ふふ~ん♡ 当然でしょ?あたしに惚れちゃダメだよ?...って言うか、もう惚れてそう~♡」

ルリカはキャンディを口から外し、舐めながら楓に向かってニヤリと薄笑いを浮かべた。


楓「本当に…惚れそうだよ…それに知ってる?通り魔に狙われている人達は皆女性なんだって…」

楓は周囲を確認してひそひそ話をするかのように徐々にルリカに近づいた。


ルリカ「へぇ~♡お姉さん怖いの?あたしがいれば大丈夫だってば~♡女の子ばっかり狙うなんて...そいつ、変態じゃん!ぶっ殺してやりたい~♡」

ルリカはキャンディを強く噛みながら目が鋭くなる…どうやら通り魔の犯人を倒そうと思っているみたいだった。


楓「そうだね…女性ばかり狙うだなんて…卑劣だね…」 


楓は会話の途中でルリカの目の前に近づき、ルリカの目の前まできた。


ルリカ「そいつ、女の敵じゃん!見つけたら容赦しないよ~♡ でもお姉さん、あんまり他の女の子のこと気にしすぎると...あたし妬いちゃうかも?♡」 (キャンディを咥えたまま不敵な笑み)


楓「そうだよね…女の敵だよね…そうそう…その通り魔の犯人の目撃者が入るんだって…これはまだ、世間に出ていない情報なんだけど…犯人は女性で夜な夜な獲物を探して路地裏や人気の無い道を歩いているんだって」


ルリカは楓からその事を聞くと興味を持ったようだった。

ルリカ「へぇ~...女同士の狩りってわけ?(キャンディを噛み砕く音) あたし...ちょっと興味あるかも...♡ お姉さん、その情報もっと教えてよ?」 (目が危険な色を帯びてくる) 


楓「そうね…その犯人に興味があるの?…それだったら特別に教えて上げる…」

だが…ルリカは楓の腹を探るような目付きになった。


ルリカ「ふーん...♡(キャンディを指で転がしながら)お姉さん、その情報...タダじゃないんでしょ?あたしに何して欲しいの?♡」


楓「…して欲しい事は…あとで言うよ…最初に情報を言うね…通り魔の犯人はタイプだと思った女性に話しかけるんだって…それで信頼関係を築いた後にこう言うんだって…貴方は私のこと好き?怖いよね…しかも、それで嫌いと言ったら持っていたカバンから刃物を取り出して殺すみたい…好きと言っても殺す...あったら最期だね…」


楓は自然と息上がり…顔が火照っていた。


ルリカ「へぇ~怖い怖い♡でもさぁ...あたし、そういうの得意なんだよね~♡(キャンディを舐めながら目が爛々と輝く)お姉さんも試してみる?あたしなら100%惚れさせられるよ?♡」


ルリカは楓に自信満々の様子だった。

楓「そうそう…して欲しいことがあるの…」

ルリカ「ふーん?なになに?お姉さんの頼み事?(キャンディを口の中で転がしながら挑発的な笑みを浮かべる)あたしに何して欲しいのかな~?♡」


楓「貴方は私のことが好き?」


その瞬間…楓の目の視線が冷たくなり...なんとも言えない嫌な気配をルリカは感じたが…


ルリカ「は?なに言ってんの?お姉さんみたいなザコ好きになるわけないじゃん♡でも...あたしに惚れちゃダメだよ?♡」(キャンディを指で転がしながら意地悪く笑う)


ルリカは…気のせいだと思い気にしなかった…

楓「君は...とても面白いね(薄笑いを浮かべ)…こんな話しをしても断るなんて…また明日会いに来るよ…それじゃ…次は...好きと言ってもらうよ」(そう言い残して去っていた)


ルリカ「ちょっと待ちなよ!(キャンディを咥えたまま追いかける)明日なんて待ってられないかも...♡今日、お姉さんの家まで送ってあげる~♡」


楓「いいの?…明日でもいいのに?…」


楓「ふーん、怖気づいちゃった?あたしは今すぐお姉さんと遊びたいんだけど~♡」(キャンディを口から外して指でクルクル回しながら挑発的に笑う)


楓「ありがとう!…楽しい夜にしましょ!…」


楓は嬉しい様子で喜んだ…


ルリカ「ふふ~ん♡お姉さんの家まで一緒に歩こ?でも変なことしたら...ぶっ殺すからね?♡」(キャンディを舐めながら意地悪く微笑む) 


楓「殺されないように頑張るよ…」


ルリカ「へぇ~♡そんなに強がって...お姉さん可愛い~♡でも安心して、殺すのは嫌いな子だけだよ?」♡(キャンディを口の中で転がしながら)


楓「私は…好きな人も嫌いな人も同じだよ…」


午前6時間 

全国報道TVニュースにて

アナウンサー「続いてのニュースです…昨日午後10時頃から行方不明になっているルリカさんについて警視庁は昨日午前2時から会見を開き…被害者が女子であることと体力面を踏まえて...一週間程前から発生している連続女性通り魔事件との関連が示唆されるとして、警視総監を本部長とする捜査本部を立ち上げました…周囲では警察官や家族がビラを配り情報提供を求めています…続いてのニュースです…今日で連続通り魔殺傷事件から10年になります…死刑囚である皐月は現在拘置所で…」


午前7時 付近の山中にて


楓「これぐらいで…いいかな…」


楓は山中にて深く大きな穴をシャベルで掘っており、そこに中ぐらいの袋の塊を穴の中に放り投げた…


そして再び穴を埋め始めた…


楓「最期に好きと言ってくれてありがとう…私も愛していますよ…ルリカ…」


昨日の出来事が蘇る…

ルリカ「好きだから!愛しているから!お願い…どうか…世界一…愛しているから...お姉さん…」


何回も何回も何回も好きだと泣き叫んでくれたルリカの顔が…声が…今も頭や耳…そして手の感触まで覚えている…


私はルリカを…バラバラにして…袋に…

楓は嘔吐してしまった…


楓「いつから…私はコワレテしまったのかな?…」


30分後

穴を埋めた後を隠すために周囲の枯れ葉や落ち葉をかき集めて...隠すように程よく広範囲にまいた。


そして…ルリカが食べていた同じキャンディーを埋めた穴に突き刺して...その場を後にした…  

ルリカ…ごめんなさい...本当にごめんなさい...本当に…本当に…ごめんなさい...


キャンディーだけが薄く...暗い…森の中で佇んでいた…


楓の過去

お前は出来損ない…

生きている価値はない…

お前なんか産まなきゃ良かった…

とっとと死んだらいいのに…

なんで生きとるんだよ…


どうして…どうして…皆私をアイシテくれないの私が出来損ないだから…活きている価値なんてないから…私が産まれてきたから…死んでしないから…生きているから…誰か…誰でも良い…私を…どうか私を…アイシテ


とっとと消え失せろ…楓


私を…アイシテくれる人は居なかった…


家族からも親戚からも…友人からも...誰からもアイサレテなかった…


でも…あの人は違った…あの人は私をアイシテくれた…私をスキダト言ってくれた…あの人が私の心の支えであり…尊敬する人…皐月さん…


ある特集番組にて


女性キャスター「今日で連続通り魔殺傷事件から10年になります…現在も奇しくも通り魔事件が起きており、被害者の回復とルリカちゃんの早期発見を願っております…」


男性キャスター「今日の特集は冒頭でお伝えしたとおり世間を震撼させた連続通り魔殺傷事件についてと特集です。この事件の被害者は十数人に登る市場最悪の通り魔事件でした...その犯人でもあり去年死刑が確定した死刑囚皐月はなぜこの凶悪な事件に手を染めたのか…それは過去の家庭に原因がありました…」


場面は変わり…皐月の親戚の取材の様子に切り替わった…


記者「皐月さんの幼少期について何か分かりますか?」


親戚「皐月ちゃんはね…小さい頃から親御さんから毎日罵声を浴びさせられていましたねぇ…」


記者「罵声ですか?…どのような罵声なのかは覚えていますか?」


親戚「特に覚えているのは…確かお前なんか産まなきゃ良かった…とっとと消え失せろ…こんなひどい言葉を毎日罵声で言われてしました…」


記者「毎日ですか?…それは何時頃から聞こえたかは分かりますか?」


親戚「えぇ…確か朝と昼は母親の声で…夕方から夜は母親と父親の声でしたねぇ…」


画面は切り替わり小中高と同じクラスだった生徒の取材の様子に切り替わった


記者「小中高と皐月さんの様子はどのような様子でしたか?」


生徒「皐月さんは…いつも大人しい子で…でも…男子からはよく意地悪をされていましたね…特に女子からはひどい陰口を言われていました…」


記者「どのような意地悪や陰口でしたか?」


生徒「確か…筆箱を隠されたり…落書きをされたり…陰口ではわざと聞こえる声でキモいや不気味で気持ち悪いなどできたね…」


記者「それらを皐月さんは、どのように受け止めていたのでしょうか?」


生徒「それを皐月さんがどう受け止めていたのかは分からないですけど…恐らく恨んでいたと思います…」


記者「家庭の様子などを話したりは?」


生徒「家庭の様子は皐月さんは一切話さなかったですね…」



皐月が働いていた会社の同僚の取材に切り替わった…


記者「皐月さんの仕事の様子はどうでしたか?」


同僚「皐月さんですか?皐月さんは、いつも物静かで淡々と仕事をこなしていましたけど…」


記者「けど?」


同僚「何か思い詰めた表情を時々していましたね…」


記者「それは、家庭の事だったのですか?」


同僚「家庭の事は皐月さんからは一回も話さなかったです…まさかこんな…事件を起こすなんて思っても居なかったですよ…」


続いて、連続通り魔殺傷事件の不可解な事についての詳細が流れた…


アナウンサー「連続通り魔殺傷事件は、夜中に老若男女問わずに背後から襲い、数十人が被害に会いました。ですが…そんな凶悪な通り魔である皐月はただ一人の女の子供を見逃したことがあったのです…」


街頭インタビューにて


記者「噂ですか?」


市民A「噂では、その子供…確か楓という子供も親から罵声を浴びさせられていたりとか…」 


市民B「皐月と似たような過去をその子供が持っているのではないか…」


市民C「その子供と皐月が何か話している様子などが目撃されと様々されたとか…」


アナウンサー「その他にも...様々な噂が広まっており…迂闊に信じるのは極めて危険です…ですが皐月の家庭環境や周囲の環境は極めて悪く…今の私達が直面している陰の問題だと言えます…この問題を解決しない限り…似たような事件が起きるかも知れません…」


3日後 

全国報道TVニュースにて

ニュースキャスター「速報です…ルリカさんが行方不明になった場所から近くの山中でバラバラになっているルリカさんの遺体が埋められていたのを発見されました…遺体現場には、ルリカさんがよく食べていたキャンディーが埋められていた場所に突き刺っており…警視庁は総力を上げて犯人を捜索しています…」


完結です。

読んでくれてありがとうございます

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