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プロローグ


『ねぇ、おかあさん!』

『なぁに?』

『先にあの丘の上に行ってていい!?』

『いいわよ。おかあさんたちも準備出来たら行くから』

『わぁーい!じゃあ先に行ってるね。おかあさんたちも早く来てね!』

『はいはい。おとなしく待ってるのよ』


少女は少し離れた丘に向かった。

そこには綺麗な花畑がある。

少女はその場所がとても好きだった。


『おかあさんたちまだかなぁー』

少女は何気なく自分の家の方に顔を向けた


そのとき――――

少女が住んでいる集落で大きな爆発音がなり響いた。


少女は困惑した。

何が起こっているのかと。

おかあさんたちは無事なのかと。

少女は自分の家に走っていった。




少女は自分が住んでいた場所に着いた。

そこは燃え広がる炎

崩れた家屋

倒れている人々

少女は絶句した

だが、ハッと気づき

『おかあさんはどこ!?』

『おかあさん!』

『おかあさんったら!』


少女は泣き叫ぶ

絶望が近付いてるのを知らずに


何かが近付いてくる

少女は本能で察知した

危険な存在だと

それは異形のような存在だった

ヒトのような形をしておりながら

ヒトでない形をしていたからだ


ニヤリと笑ったような気がした

その異形の存在は見つけたと言わんばかりに

こちらに近付いてくる

とても人では反応出来ない速度で


ガキィン—!と

何かと何かがぶつかったような音が鳴った。

それは


『おう嬢ちゃん、すまない遅くなった』

男の人の声だった。

その人は全身黒ローブらしきもので覆われいて

フードを被っていた。

そしてその片手に手にしているモノは

男の人よりもでかそうな横幅が広い大きい剣だった

それは地面に突き刺さっておりあの異形から攻撃を防いだようだった

その異形の姿は消えていた。

『逃げられたか』

男は少し考えてたがすぐに口を開いた

『もう少し早く来れれば助けられた』

『これは俺のせいだ』

と悔しそうな声が聞こえた

少女はそんなことない

私は助かったと伝えたかった

が、少女は極度の緊張が続いておりそこで意識を失った。





夢を見た

あの日の夢だ

あの日の出来事で私の生き方は決まった


私はあの異形な化物を倒すため

私は冒険者になった。


そしてあの男の人にもまた逢えたらと

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