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ぼくとわたしの生存戦略プロトタイプ  作者: 迷迷迷迷
我らが愚かなる愚行を許し給え
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ぐったり魔王様 その2

「魔王陛下に不用意にお近づきになるのはご遠慮願います」


 何故か? と男は問う。

「魅力的な魔物で、しかもそれが「姫」となれば、男ならば口説かずにはいられないということは、「(それら)」が一番理解していると、そう思っていたのだが」

「その認識は概ね正しいといえます」


 シズクは、「姫」と呼称される魔物の一種についてを再確認する。


「プリンセスとはあまねく物語において男性的存在に最上の幸福をもたらします。

 故に最高に美しく、故に最上に豊穣、そして果てしなく甘美なのです」


 「物語」と言う、人間が産み出した現象を多くの起因とするのが魔界の住人である。

 魔物たちは基本的におとぎ話や怪談話などの魔物や怪異がもつ意義や意味を帯びてこの世界に生を受ける。


「人間ではないぼくたちにとって、それは生命体としての情報伝達から隔離された究極のプライベートゾーン。

 個体を保つ存在の証明です」


 アイデンティティだとか、個性だとか、呼び名は幾つもあるし考え方も捉え方も、主義主張も魔物それぞれになる。


「皮膚と皮膚は触れあえども、水じゃないから混ざり合うことない」

 シズクに拘束されている伊達男はそのような表現をした。


 途端、シズクは一気に男の拘束を解除していた。


「あ?」

 少女の脈絡の感じ取れない行動に男もただ驚くしかなく、体を支えきれずに地面に崩れ落ちてしまっていた。


「素晴らしい!」

 相手の困惑を置き去りにして、シズクは瞳をキラキラと輝かせて相手の話に感激していた。

「なんて素敵な例え話……! ぼくなんかが説明するよりも遥かに理解へ速やかに浸透します!」


 男は拘束のダメージに少しの間苦しそうにしつつ、肉体的なダメージ以上にシズクの気の変わりように言い知れぬ不安を増幅させていた。


「あれ……? さっき前で脅迫してきていた相手に、なんで誉めちぎられているんだ?」


 アンジェラが申し訳なさそうに相手を助け起こそうとしている。

「すいませんねぇ。こん人、なんか気に入ったフレーズとかそう言うの見つけさると、ドン引きする勢いでシフトチェンジする癖があるもんじゃけぇ」


 心変わりの域を越えている。

 と、男は一人確信を抱いている。

 恐らくこのアンジェラとか言う最年少の魔法使いも、同業者が抱える問題をそれなりに既知しているのだろう。


「ふざけんなよ……」

 男は悪態をつかずにはいられないでいた。

 怯えているのだ。男はシズクの事が怖くて仕方がなかった。


「も、申し訳ございません……いきなり手を離してしまって」

 オドオドとそれらしい謝罪をしているこの猫耳の少女は、はたから見れば繊細で嫋やかな乙女にしか見えないのだろう。


 だが、対峙して、敵として一瞬でも「殺し」の範疇に組み込まれた途端、その緑の瞳の奥に滾る悍ましさが鼻腔を濃密にくすぐってくる。


 心の底から「相手を殺せる」という状況や環境を喜んでいる。

 殺人を楽しんでいる。と短絡的に語ることも可能であるが、しかし。


「大丈夫ですか?」

 助け起こそうとする、少女の目には相手が無事に生きていることへの安堵もきちんと用意されていた。


 とても真摯に相手を心配しているのである。

 つい先程まで真剣に殺そうとしていた相手を!


「殺そうとした相手を助けるなんて、ずいぶんと殊勝なんだな」


 どのみち戦力差はごまかせないのである。

 男は半ば自棄になりながら少女を挑発した。


「それは……」

 シズクは素直に傷ついた様子を見せる。

 一見して気弱な態度が演技とさえ思えなくて、男の焦りはさらに深まってしまう。


「俺を殺したかったんじゃないのかよ?」

「ええ、殺したかったのは事実です。そこに嘘はつけません」


 己の罪をシズクはあっさり告白していた。

 と言うより、ちょっと肉じゃかに醤油を入れすぎた程度の、そのぐらいの重さの失敗としてしか考えていないようだった。


「もちろんこの戦後の混乱も収まらぬ時代において、取り分けこの区画のように比較的治安が機能した場所での殺人は……」


 どうのこうの。それっぽい倫理観の事情の合間、シズクは本音を一つまみ話すだけだった。


「それでもぼくは、美しさを知ろうともしない、考えようともしない、そんな存在をこの手で殺してしまうことを考えると、どうしようもなく……。

 …………うふふ」

 恥ずかしそうに頬を赤らめる。

 その様子は恋の告白をする女学生のように青く瑞々しかった。


「だからぼくはこの魔法使いの仕事を、お陰さまでかなり充実させてもらいながら勤めております。

 仕事が楽しいなんて、現代社会にあるまじき贅沢ですよね……っ」


 神殺し。

 平たく言えばこの地域に集まる神、すなわち異なる世界から流れ着いた元「人間」を殺処分する。

 そう言う仕事が、この世界における魔法使いの役割とされてきた。


「特にこの地域、灰の笛には二十一世紀の人間の魂がよく集まるんです。

 彼らは殺すのにとても素晴らしい! 

 科学に甘え、情報に踊らされ、悪意を自覚すること無く溺れ、匿名と無意識と無責任の名の元に他者を傷つけることに魅了されている」

「それが憎いのか?」

「まさか!」


 悪意を否定したいわけではない。と、シズクは男に主張する。


「正義とか悪とか、そう言うのははっきり言ってどうでもいいんです」


 ならば何を殺したいのか。


「んんと……」

 シズクは少し考えて、なるべく相手に伝わりやすい言葉を頑張って選んだ。

「あえて言うなら「考えない」ということ、でしょうか?」


 科学の恩恵を、それがどのような土壌で成り立っているのかも考えずに消費する。

 情報が正しいのか正しくないのか、そのテキストが己にどのような意味をもたらすのか、あるいは他人にどのような影響を与えるのか。それを考えようとしない。


 他者を憎むことを考えないで、正当性だけを求める。

 他者に起こることを考えないで、己が清廉であることにすがり付く。

 他者との違いを考えないで、異なる性質を異端とする。


 他者との差別について考えないで、短絡的に傷つける。

 考えようとしない。


「時代に関係なく、そう言う人間は残念ながら一定数いらっしゃいますけれども」

 

 とはいえ、あらゆる技術が、社会が発展をたどり続ける道筋に、人の思考力はついに追い付けなかったようだ。


「膨れ上がる無関心が、とある宗教では無我の境地と称賛されたとか」


 アガペー。

 律。

 無垢。

 イノセンス。

 純粋。

 完全なる安心。


「安心が憎いんだな」

 男は少しだけ、ほんの僅かに少女の事を理解した。

「そんなものはこの世界のどこにも存在しない事が、何よりも嬉しいのに、必死になってそれを否定しようとする奴らが、ただ、気にくわないだけなんだろ?」


 シズクはハッと息を飲み、そして感激の元に感嘆を相手に送りつけた。


「なんと……! 個人的な憎悪についてはあまり考えていませんでした」

 シズクは心底悔しそうだった。

「情けない。さんざん無関心についての探求をしてきたつもりなのに、まだ自分の内の虚ろに気づかないでいたとは。愚かしいにも程がある」

「そうだろうか?」


 男は否定をしていた。

 少女の事を否定している。


「お兄さん」

 アンジェラがヒーラーとして不用意に他者が臨終されるのは戴けないと、男を諌めようとしている。


 男としても、すでに目の前にいる巨大なカオスの塊に囚われつつあることを、十分に理解していた。


 だからこそなのだろうか?

 やはり、どうしても彼は少女の事がおぞましくて、同時にいじらしくてたまらなかった。


 可愛いのだ、とにかく。


「殺人衝動にまみれているくせに、やけに利他主義が強すぎるとは思っていたが」


 魔王が先程から視線を向けてきていることは把握している。

 その上で、むしろ「敵」の総本山に見せつけるように、彼は事実を突き止めていた。

「お前、結局誰よりも自分を殺したいんだろ?」

「はい」


 シズクは即答していた。

「だって」

 と、理由を簡潔にまとめている。特に考える行程は必要ない、本質のようなものだった。


「愛する人を自殺に追いやったぼくなんか、生きている価値は無いんです。

 ぼくは、自分を殺したくてたまらない」


 いつのまにか、シズクはナイフを握りしめていた。

 それは仕事用のナイフで、だからこそごく自然に道具として取り扱っている。


「ぼくは死にたい。

 死にたい。

 死にたい。

 死にたい。

 死にたい。

 死にたい。

 死にたい。

 

 殺してでも、死ぬべきなんだ」


 本当のところ。

 欲望の塊をさらけ出された。


「これはすごいのぉ」

 絶望している男をアンジェラが称賛している。

「本質的な欲望を引きずり出す、そう言った特性の魔術じゃの」


 モネが予想を組み立てている。

「深層心理に至る現象。となると、夢……それも悪夢などの類いじゃない」


 仕事仲間の慧眼なのか、モネは術中に飛び込んだシズクの表情から情報を手早くまとめている。


「己の欲望を解消させる、それは普通にはよい夢。であれば、「獏」の物語が相応しいか」


 ご名答。

 男は「獏」の物語を持つ魔物だった。

 己の持つスキルを以てして魔王の本質を暴こうとしたが、護衛の少女に邪魔された。


「ただそれだけの事だ」

 男は、残念ながら動けなくなっていた。体が震えているのだ。


「こんなにも、……こんなにも気持ち悪い「幸せな夢」は、はじめてだ」


 シズクは、魔術の混乱によってぼんやり突っ立ったままになってる。

 白昼夢のような状態だった。


「最悪だ……ああ、最悪だ」

 男は冷や汗にまみれていた。


「落ち着いて」

 アンジェラが杖を携え男を治療しようとする。

 元よりシズクのカバーというよりかは男の精神状態の方が心配であった。


 アンジェラは杖を錫杖のように翳し、癒しの魔力を霧のように漂わせる。

 主に精神の高ぶりを押さえるハーブなどから抽出し、精製した治癒魔法である。


 男の呼吸が収まったのを見計らい、アンジェラは速やかに患者の状態を問診する。


「夢は? この際はっきりと悪夢と呼ばせてもらうけんど、悪夢はいつから始まったか?」

 

 毒性の高い魔力がどれだけ神経回路を犯しているのか。

 薬剤の強さを計ろうとしているのだろう。


 この場合は不調を来した魔力神経の発熱や痛みを押さえるために使用されるに違いない。


 敵からの施しであるが、男はなりふり構っていられないようだった。


 触れてはいけない性質に長時間触れてしまった。


「正直言うと、そこのべっぴん魔王を口説いているときから、はっきりとその子の夢のイメージが届いてきていた」


 基軸は視線の鋭さであると、男は予想する。


 突き刺すような視線だった。

 嫉妬ではない。しかしとにかく魔王のスペースに他者の存在が介入してくることが、シズクという少女にとって耐えがたい苦痛であるらしかった。


「ストレスなら、本来はそれを探って解消するための都合の良い夢を見繕って、それで情報を抜き出しておしまい。なんだがな」


 アンジェラの投与した安定剤。

 水薬のようなそれを急ぎ接種したお陰で男は大分理性を取り戻しつつあった。


「まさか、あんな能天気でバカっぽいガキが、地獄の鬼も泣き出すレベルの狂人だとはな」


「症状、とあえて言わせてもらうならうつ病に現れる症状と類似しとるの」


 アンジェラは今まで集めた情報を端的に教えている。

「極度の虚無感、あるいは死に至るレベルの自己否定と強力な希死念慮。

 あんさんが見せられた悪夢のそれぞれは、以上の症状が迎える末期じゃろうて」


 つまりはリアリティのある自殺願望。

 言葉そのままの意味で、「自分を殺す」ことをがシズクの欲望だった。


 だとしたら、まず確実におかしいことがひとつある。


「お前はどうして未だに生きているんだ?」

 死にたいと願うものならば、すでにこの世界にいないはず。


 男としては雇い主の依頼はすでに失敗に終わっているため、即座の退散が求められるはず。


 しかし、夢を求める「獏」の性質が無関心を許してくれなかった。

 要するに気になってしまったのだ。


 魔術はすでに効能を失っている。


 モネはすたすたとシズクの方に近づいて頬をつついている。


「ほらほら、質問されているよ。さんざん怖い顔で睨んだんだから、ちょっとくらい親切したらんと」


 上司がお情けをあたえよ、と申し付けている。


「んる?」

 シズクはぐっすり眠ったあとの覚醒のように、くるりくるりと瞳を快活そうに輝かせている。


 そして答えた。


「ひどくつまらなかったからです」

「それは」


 恥ずかしそうに萎縮している少女。

 その主張に込められた前提に、男はまた少しイメージを噛んでしまう。


 空気を口に含むような自然さで、イメージが流れ込んで来てしまう。


 不思議とおぞましさは皆無で、天と地が逆転した風鳴の世界は平穏に満ち溢れていた。


 落ちる、落ちる、落ちる。

 落ちて肉が地面に叩きつけられ、ぐちゃぐちゃになる、その寸前。


 落ちているその存在は、とても安心していた。

 全ての苦しみから完全に逸脱した時間と空間が、そこには広がっていた。


 誰しもが憧れる完全なる安らぎの世界だった。

 事実、ただ夢想しているだけの男ですらそのイメージに夢見心地になっていた。


 囚われそうな程に美しい夢であると、男はそう思った。


 嘘ではない。心からの本当。

 だからこそ、男は落ちているその存在が、小さな、黒い子猫のような愛らしい存在が、深く悲しく絶望している。

 その理由がどうしても分からなかった。考えても、考えても、分からなかった。


 さて。

 シズクが魔術の影響で本格的に眠ってしまい、仲間に介抱されている。

 

 その隙を狙う。とも言えず、「獏」の魔物は用済みと言わんばかりの雑さで放免されていたのであった。


「最初から勝てる見込みがない。と、そう思っていたのでしょう?」

 

 男は魔王であるルイに話しかけていた。

 身内が忙しそうにしている最中、ルイだけは暇していたのである。


 男はルイに確認を続ける。


「腹心が、俺にとっては天敵にも等しいからこそ、あなたはなにもしなかった」

「……」


 ルイは答えない。


 答えたくない。という意思表示の沈黙のように思われた。

 

 さんざん弄ばれた挙げ句の仕打ちが無視か。

 と思うと、男は伊達男らしくなく子供っぽい軽やかな苛立ちに駆られていた。


 悪夢と言えど睡眠。悲しいまでに肉体は活力に満たされていた。


「おいおい」

 男はルイを挑発する。

「最高に強い手下を携えていて、それでそんな悲しい顔をするのかよ?」


 生命力が沸き上がるのと同じような自然さで、男はルイに憤る。


「……あんな状態のガキに守られやがって。死にかけの女の子を利用してまで、そこまでして自分が生き延びたいのかよ、このくそったれが」


 もはや「姫」の魅力は男には通用していないようだった。


 あまりにも重みのある悪夢が男の欲を削いでしまっていた。


 ……いや、あるいは。


「……っ!」

 爆発するような勢いで、ルイが男に向かって瞠目したからだろうか。


「ち、がう……!」

 夢の魔術を使う必要性もない、と男は判断していた。


「わたしは、あの子に守られたくなんか無い。……本当は! わたしがあの子を全ての苦しみから守るべきなのに」


 夢などみられないのだ。

 この現状から目をそらすことは、ルイにとっては死ぬことよりも、あろうことか生きることよりも苦痛であるのだ。


 ルイは、夢もへったくれもない己の罪を吐露する。


「わたしが、あの子を愛することができなかったから。わたしのことを心から愛してくれたのに……!

 わたしは、あの子が本当に必要とする時に、愛することができなかった。

 それどころか、あああ、あぁ……わたしは、わ、わたしは、あの子を、あの子を」


 ごくりと、唾を飲み込む。


「食い殺そうとした」


 今でも仔細に思い出せる。

 愛しい娘の生肉、むき出し骨の白さ。

 絶命に向かう喘鳴のぬるさ。


「仕方がなかったんだろ?」

 男は自然とそう慰めていた。

 

 魔術を使うまでもなく、夢で語る必要もないほどには、不本意がルイの全身から駄々漏れになっていた。


 嗚呼。男は内心願っていた。

 全ての存在がこの野郎ほどに愚かであったなら。


「黙れ……っ!」

 罪を許そうとする存在を酷く、酷く、まっすぐに純粋に、心を込めて否定する。


「わたしを、許すな……!!」


 怒り狂い、いっそ殺そうとしてくる。


 そんな相手が、男には美しく見えて仕方がなかった。


「落ち着いてくだされ、陛下」


 アンジェラの、大鎌を模した杖の刃物が魔王を牽制した。


 じろりと睨む魔王の目に緊張しつつも、アンジェラは理性的な意見を努めて曲げようとしなかった。


「これ以上すったもんだをするとなると、ただの殺人なるけぇ」


 相手は「人間」ではない。

 ただの魔物で、それを殺すのは至って犯罪なのだ。


「さすがに頼りになる先輩にムショ通いをさせるとなれば、うちもあんたを全力でシバかなくちゃならんくなる」


 大切な同業者を慮り、世話になっている先輩を心配する。

 そして、この壊れかけの世界でそばにいてくれる大切な友人に気遣っている。


 ただそれだけの事だった。


「ええ」

 ルイは、どこか安心したように息の調子を取り戻してる。


 そして男に恭しく謝罪した。

「見苦しい対応をしてしまい、申し訳ございません」


 謝る様子に、男は現実臭い新鮮な既視感を覚えて、思わず笑ってしまった。

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