高校野球
夏の楽しみの一つが甲子園。
日本のプロ野球はオリンピックでもない限りほとんど見ませんが、高校野球だけは毎年必ず見ます。
母の影響で小さい頃から夏といえば甲子園。
そうめん、とうもろこし、枝豆を食べながら、テレビで観戦するのが常でした。
昔は大きなお兄さんたちだったのに
いつの間にかプレーしているのは遥かに年下の高校生...
時の流れは早いですね...
もちろん地元の学校は応援しますが、
出場していると絶対に応援してしまう学校があります。
それは広島の広陵高校。
当時活躍していたピッチャーが従兄弟に似ている、というだけの理由で応援を始め、今や校歌も口ずさめます。
自分で自分が謎です。
今年は週4日テレワークなので、ほぼ全試合見られるという素晴らしい環境が整っていました。
ひとつとても印象に残った試合が、大雨の中行われた大阪桐蔭vs東海大菅生の試合。
そこら中水溜りで、ボールは転がらないし、
バッターの振ったバットは手から滑って飛んでいくし、
こんな中でも野球ってするんだというような状況の中、
結局降雨コールドで試合が終わってしまいました。
勝った方も負けた方も、もやもやするよね、
悔しいよね、何とも言えない気持ちだよね、
だって見ているこちらでさえそうなんだから。
でもいつかとても良い思い出だったと思える日がきて欲しいと心から思いました。
今あなたたちはすごい青春の中にいるよ!と。
青春といえば。
甲子園に夏の高校野球を見に行くのが夢で、数年前この夢を叶えてきました。
フランスからの留学生のベトナム人(複雑)と一緒に真夏の甲子園に飛び込んだのです。
(たまたま広陵の試合も見られて感動した!というのはおまけ)
高校生が全身全霊をかけて一生懸命プレーしている姿は正に青春そのもので、
私はこのベトナム人の友人に「青春だねー」と言いたかったのですが、青春というフランス語を知らなかった私。
出てきた言葉は「printemps bleu」。
字面だけの青春。ただ「青い春」と言ったのでした。
かの友人は隣で大爆笑していました。
たぶん言いたいことは伝わっていたはず...
今でもフランス語で青春という言葉を知りません。
今年もまた私は高校野球児を見て「printemps bleu」と頭の中でつぶやいたのでした。
智弁和歌山、優勝おめでとう
テレワーク中のBGMはゲーム実況という強者の先輩がいるので、オリンピックや高校野球をBGMにするなんてかわいいものだ!