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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

テスト投稿1『侵略された日本から出た魔』

作者: 怨鬼ヨシキ

最近色んな情報が入ってきて日本って大丈夫なのかな?と思って勢いで書きました。

遠くない未来の日本




いや、日本だった島・・・・・










それは突然やってきた。

某国が日本へ武力を行使し侵攻してきた。敵国は既に日本の政財界、教育界、世論を第2次大戦後にスパイを送り常に日本の情報は某国に筒抜けでもあった。


某国が最初に先制攻撃にて各自衛隊基地、日本にあるアメリカ軍基地を一斉に潰した。使われた兵器は最新のミサイルだったらしいが実際には並みの国の防衛力ならば対処できた物のようだった。


なぜ今までそうしなかったか・・・それは政財界から防衛に携わる上のほとんどが某国と繋がっていたことが関係していた。


日本は侵攻してきた某国に対して半日も耐えることはできず降参した。



その日を境に日本という国は世界地図から消え、日本と呼ばれた島国は今は某国の物となった。


日本人は某国に人間たちに奴隷として扱われるようになった。日本人は常に某国の人間たちに虐げられるようになった。


まずは言葉。日本語を話すと汚い言葉をだしたということで到底人が食べれるものではないモノを食わされた。今になって日本人だった人々はなぜ危機意識をもっと持ってなかったと嘆いている。しかし某国が侵略してくるという意思表示はもっと昔から宣言されていたものだった。だが日本人は徹底された洗脳教育によってそれをどこか他人事のようにとらえていた。教育界は既に某国が支配していたため民衆の洗脳は必然的に完了していった。


正直に言うと洗脳を受け、人類愛や平和などの綺麗ごとを信じきっていた日本人は既に某国に敗北していたといえる。










あの侵攻から何年かたった。


俺は紫焔(しえん)。といってもこれは日本人だった時の名前だ。今はなんと言っているかわからない言葉で呼ばれている。ただ発音で自分が呼ばれているということはわかる。


俺は長髪・・・と言っても日本が消えた日から髪を切ってもらえず切らせもくれなかった。今はなんとかゴムで髪を縛ってポニーテールのような髪型になっている。


顔は整った顔立ちらしい。某国の人間の奴隷をやっている内に俺をペットのように可愛がるやつもいた。


服は当然ボロボロ。食事もロクにとれないため痩せている。


空腹だ・・・ずっと空腹だ。そんな日々で奴隷をやっているからなのか俺はとうとう主人である某国人から盗みをやって捕まった。


本当ならすぐに処刑されているのだが連中は俺を実験動物にするつもりらしい。



かつて京都と呼ばれた場所に俺はつれてこられている。そこのとある大きな蔵を前に俺は立っている。


今俺が目にしている蔵はいわくつきの蔵だ。この蔵は某国が侵略して何度も壊そうとしたが壊そうとした連中は全員理由のわからない死に方をし遺体で発見された。


俺に銃を突き付けている某国の兵隊がわからない言葉で俺に命令する。言葉はわからないが察するに俺がこの蔵の中に入りⅭ4を設置して破壊してこいというものだった



「!!!!」


早くしろと言っているのだろう。たぶん俺が中に入ってしばらくしたら兵隊がもっているリモコンで俺に渡されたⅭ4を起爆。俺ごと蔵を吹っ飛ばすつもりなのだろう


だが俺に拒否権はない。たぶん俺が行かないと俺が殺され他の奴隷日本人が犠牲になるだろう。


俺はトボトボ歩き蔵の中に入った。もうすぐ・・・俺は死ぬ。これまで何度か死に直面することは多々あった。その時に必ず想う・・・・某国を殺してやりたいと・・・・。


ガキだった俺はあの侵攻の日に親兄弟を目の前で某国の兵隊どもに殺された。問題はその殺し方だった。連中は試作段階の細菌兵器を持って俺の親兄弟に実験として使用した。


父はひどい唸り声をあげて数時間のたうち周り苦しみ続けた。その姿を見て兵士たちが笑う。だがその姿に飽きたようで複数のナイフを父に飲ませて殺した。


母も同じく苦しんだ。だが母は美人だったためか兵隊達に犯され続け最終的には過労で死亡した。


弟は身体の臓器を抜かれていき、絶対に死ぬ臓器を抜かれてから死亡した。


俺はその全部を見せられた。全部だ・・・・。


俺は奴隷として生き地獄が決まっていたらしい。連中は俺達家族を人間と見ていなかった。そして奴隷として生きるようになって親兄弟のような死体の日本人を多く見てきた。


日本人は人ではなく「殺しても良い害虫以下」として認識されていた。



憎い憎い憎い・・・日本人としての尊厳が汚されただけだったらどれだけ良かっただろう。いつしか俺の中には空腹と殺意しかなかった。



しかしそれももう終わるこの真っ暗な蔵の中で爆弾で跡形もなく・・・・。



「ああ・・・・悔しいな・・・」


思わず言葉を吐いていた。そして・・・・・









俺は気が付くと俺は一振りの刀を握り、勾玉を首からかけ、さらに鏡のようななにかが俺の周りを浮いていた。蔵は吹っ飛んだようでその跡だけが遺っていた。目の前にはさっきまで銃口をむけていた兵士が俺の姿を見て慌てていた。当然だ本当なら木っ端微塵になっているはずだからな。



「!!!!」


わからない言葉で兵士が叫んだ。

すると俺に何百の銃弾が飛んできた。一応当たったが痛みもなければ貫通もしていない。ただ銃弾が俺の下に落ちていた。


また兵士が叫んだ。今度は震えているように感じた。



その時俺は気づいた・・・・・・・・・・手に持っているのは刀だ。つまりそういうことだろう。


俺の欲望を解放して良いということだろう。



某国人の兵隊が集まってきた俺は愉快でならなかった。感じる自分の身体がただの人間ではないこと、俺の持っている刀も首につけている勾玉も浮遊している謎の鏡も・・・・普通ではないことに・・・。




俺は集まってきた兵隊たちを千切っては斬り、また千切って斬る。周囲は兵隊たちの死体の血で紅く染まった。そして俺は兵隊の指揮官に刀を向けている。


「!?!?!?」



おそらく命乞いだろう・・だが・・・。


「なに言っているかわからねーよ・・・・日本語しゃべれ」


「!!??」


「しゃべれねぇなら・・・・死ねよ」


指揮官の腹を左腕で貫いた。指揮官は苦しんで吐血した。十分苦しんだ姿を見て右手の刀に力を入れた。


「さようならだ。意味もなく死んでいけ」


指揮官の首を刀で斬り落とした。噴出した血で俺の姿が赤くなる。




たくさん人を殺した。だが自分がとんでもないことをしたとは微塵も感じなかった。あったのは喜びだった。


「ハハ・・ハハ・・・ッ・・・・ははははははははははははははははははは!すげぇ愉快だ。愉快愉快」


俺は決めた。もう空腹と憎しみしかない自分の欲望を果たそう。某国を殺す殺し上げる。無残に、まるで某国はクソのようなゴミ以下のように存在価値がないモノのように殺そう・・・。




「さぁ・・・殺戮の始まりだ」





後に某国の連中は俺のことを「おろち」と呼ぶようになっていった。ただただ殺す俺から国を親を弟を奪った国を・・・・恨みと憎悪で殺す。ただの国殺し劇だ。

物騒な小説になりました。ちなみに某国ってどこの国かは特に決まってません(どこの国だよ)。言えることは日本語が通じない国でしょう。実際の侵略者に比べるとこの某国はまだマシな部類なのでしょうか?

好評なら続編を書きたいと思っています

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