夢すごろく
夢の中 誰かの声がかすかに聞こえる
「素敵なゲームをしましょう」
面白そうね 私はついつい参加した
「どうせ夢なんだから」と
私を合わせ六人が すごろく盤を囲んだ
「このすごろくは 少し面白いのよ」
さっきの声が 天から降ってくる
「さあ、さあ、始めましょう?」
運命を決めるサイコロを まず転がすのはいったいだぁれ?
私?あなた? それとも他の誰かなの?
運命を決めるサイコロは 私の目の前で止まった
「あらあら残念 その数字では 上がれそうにないわね」
ゲームの最中 またあの声が耳に響く
「そろそろ終わりの時間ね」と
どうやらこのゲーム ただの遊びではないようね
「いったいどうなっているの?」
六人のうち三人が すでに上がっている
「そろそろ上がらないと大変よ?」
あの声が朗らかに言う
「さあ、さあ、上がりましょう」
運命を決めるサイコロを 手にしてるのはいったいだぁれ?
彼?彼女? それともあなたなの?
運命を決めるサイコロは すごろくの上を転がってく
「あらあら残念 そのマスは ふりだしまで戻らなきゃ」
何度 何度と繰り返しても 上がりはしないこのすごろく
このままだと私だけが 居残ってしまうわね
何とか次で「あれ」が出ないと 完全に一人ぼっちだわ
この中で取り残されたら 私はどうなるの…?
運命を決めるサイコロを 次に転がすのは私よ!
え?違う? そんなはず絶対にないわ!
運命を決めるサイコロは 私が望んだ目を出した
「あらあら残念 あなたも上がりね
でもそれでは終わらない また「次」でお会いしましょう」