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詩全集3

それは解けることを知らない

作者: 那須茄子

世界はまたこの場所から沈み

明後日の方へ辿り着く


伸びた背は一人だけ浮いてて

見渡せる景色は広いからどこまでも寂しい


約束を結んだ誰かと

今でもそれはいつかを唱えている


そんな風に思えてしかたない

本当の強さが欲しい

目指す先にユウキを夢見る


歩いた距離は一周にも満たないもので

こんなにも疲れやすい心臓でよく

何も迷わず来れたなと驚いた

我ながら上出来だよ


手にした方角の方から

前髪を揺らす風が強く吹いて

一瞬立ちくらみがした


ここを離れる合図が遠くで鳴る


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