五人目 空野奏多さま
空野さんとの出会いもエッセイでした(何度目?)
確かたらこが空野さんのエッセイに感想を書いたのが始まりでしたね。
その時の返信でたらこの名前に突っ込んでくれたのを今でも覚えています。
空野さんは暖かい感じのエッセイを多く書いていて、日常のネタが好きな人なのかなぁと思っていました。
んで、空野さんがとあるエッセイを投稿しました。
【超独断】この『なろうエッセイスト』がすごい!〜エッセイストに感謝を込めて〜【厳選18名+オマケ?】 n1375he
こちらで沢山のエッセイストが紹介されていまして、たらこは図々しくも「紹介してもらえるようにがんばります!」とか感想を書いたんですよ。
そしたら意外とあっさり受け入れてもらえまして、たらこの名前を乗せてくれることになりました。
今でこそ90以上のエッセイを書いているたらこですがね、この時は16作とかそんなもんだったかと。
当時はなろうで書き始めたばかり。
右も左も分からない状況だったもので紹介していただけて嬉しかったです。
そんな空野さんですが、数多くのエッセイを書かれています。
今回はその一部をご紹介いたします。
〇それ、ハピエンでよくない?〜メリバやバドエン好きが理解できません!〜 n3703he
空野さんと言えば、ハピエン原理主義者で有名ですね(え?)
この方はとにかくメリバ・バトエンが苦手なようで、ハッピーエンド至上主義を極めたお方です。
そのことを強くエッセイの中で主張されております。
たらこもハピエン厨なのでお気持ち、すごくよく分かります。
〇日常に潜むチート〜見た目による印象操作の重要性について〜 n8008gt
印象操作というよりも、相手に良い印象を与えるための自己啓発的なエッセイです。
ご自身の体験を元に、見た目の重要さを説いています。
実社会で第一印象って重要ですよね。
特にビジネスの場においては、見た目って足切り要素にもなったりするので、身だしなみを整えるのは大切な事なのです。
……と言うことが良く分かるエッセイでした。
〇その「生き辛い」は書き手の才能かもしれない?〜HSPという視点から〜 n6977gn
感覚過敏という一種の特性についてのエッセイ。
たらこも当てはまりましたー!
実はたらこには感覚過敏的な体験があるのですが、このエッセイを読んで原因はこれかと腑に落ちました。
いやーなろうってすごいですね。
自分でも分からなかった自分自身のことを知る機会に恵まれるとは思っていませんでした。
なんか生きづらいなぁと思っている人は是非ともお読みください!
他にも空野さんはいくつもエッセイを投稿されているのですが、ご自身の好きなものや興味のあるものについて、楽しそうに語られている印象があります。
読んでいてこっちまで楽しくなるエッセイが多いですね。
なんか、不思議な魅力があるんですよねー。
一度読んだ作品でもたまに思い出して読み返したくなっちゃう。
この人の持つ個性は唯一無二のものだと思っています。
と言うのもですね、しいな ここみさまがですね、モノマネ作品を投稿されていて、色んな作者様のモノマネ作品を投稿されているんですね。
たらこも2回やってもらったんですけど、どちらも再現度が高く、たらこが二人いるみたいな印象を受けたんです。
んで、空野さんの回もあったんですよ。
再現度高いなって思ったんですけど、改めて空野さんの作品を読み返すと、やっぱりちょっと違うというか。
オリジナルのこのテンションとノリは再現するのが難しいなと思いました。
実は……たらこも拙作で空野さんをパロディしたんですけどね。
再現するの難しすぎるんですよ。
なんかちげぇよなぁってなりました。
ここまでエッセイで個性を出せるのってすごいなぁと、最近思います。
最後に空野さんの連載作品をご紹介いたします。
〇フラグ回収から始まる悪役令嬢はハッピーエンドが見えない〜弟まで巻き込まないで下さい〜 n4669fb
こちらはテンプレにのっとった悪役令嬢物。
一見、没個性のテンプレ作品のように思われるかもしれませんが、違います。
かなりマニアックな作品だったりします。
と言うのもですね、主人公が非常に重い因果を背負っていると言いますか、物語の全ての重荷を一人で背負っているような印象を受けるんです。
それでいて普段は明るく振舞っているので、ついつい主人公のことを心配してしまう。
何事にも前向きに取り組み、登場人物ひとりひとりを大切にして、触れ合う人たち全てに対して誠心誠意、真心を尽くす主人公の姿は、どことなく空野さんと重なったりします。
そしてなにより、主人公が闇属性なところにも言及したい。
明らかに光なタイプのキャラクターなのですが、なんでか分からないけど闇属性がとても似合うんですよね。
なんでだろうか……たらこには分かりません。
キャラクター一人一人を丁寧に描いた作品で、テンプレらしく気軽に読める作品です(この紹介の仕方では説得力が無いと思うけど!
空野さんのエッセイが気に入った人は楽しめること間違いなしなので、おススメしたい作品ですね。