十八人目 鞠目さま
たらこがみこと。さまの過去作を読んでいた時です。
とある一つのエッセイを発見しました。
〇 ホラーが苦手な私の、ホラー作品の読み方【※本作品には怖さ無しのはずですが、ダメだったらすみません】
面白そうなので読んでみました。
なんでも、ホラー小説が苦手なみこと。さまなりのホラー小説の楽しみ方があるらしく、紹介されたなろうのホラー作品をこんな風に読みました的なレポートでした。
ネタバレアリだそうで、先に紹介されていた作品を読むことにしたんですね。
その作品が……。
〇 あとはお父さんだけなんだ n8499hb
なんとも意味深なタイトルですね。
いったいどんなお話なんでしょう。
少しだけ、概要をお話しますね。
あるところに幸せそうな家族がいました。
仲の良い親子。
どうやら息子はかくれんぼにはまっているらしく、父親が帰宅すると「お父さん、かくれんぼしよう」と誘ってくるのです。
そう……これはありふれた家族の物語。
そうなるはず……でした。
「お父さん、かくれんぼしよう」
その日も息子は父親を出迎えて言いました。
と、ここでタイトルを思い出してほしいのです。
「あとはお父さんだけなんだ」
はて……いったいどんなお話なんでしょうね……。
鞠目さまはホラー作品を数多く書かれていることでも有名。
おすすめの作品を他にいくつか紹介いたします。
〇 深夜に見るマネキンほど怖いものはない n4355gm
マネキンって不気味ですよね。
真っ暗な深夜に見かけたら……それはもう。
これはただ、マネキンが不気味というだけの話ではないのです。
深夜に見るから怖いとか、見た目だけの話ではない。
もっと本質に迫る、深い場所の話。
マネキンって……人の形をしていますよね。
何を当たり前のことを……と思われるかもしれませんが、これがこのお話の中では重要なのです。
人の形をしているからこそ……おっと。
これ以上語りすぎたらネタバレになってしまいます。
マネキンが怖い?
そんなことはないはずだと思った、そこのアナタ。
最後まで読んでみてください。
きっと、オチは予想できないはず。
〇 手袋は拾ってはいけない n1055hl
タイトル通り、手袋を拾ってはいけないと戒めるお話でございます。
道端に落ちている手袋を拾うと、よくない存在に捕まってしまうとか。
ちょっと不可思議なお話ではありますが、とっても怖いのです。
どうして怖いのか。
手袋を拾わなければいいだけの話だと思われるかもしれませんね。
でも、違うのですよ。
ただそれだけのお話だったらおススメしようとは思わないのですよ。
ふふふ……。
とまぁ、こんな感じで色々と紹介しましたが、鞠目さまは文芸作品も多く書かれています(もちろん怖くない奴!
ということで、投稿されている文芸作品の中から一番のおススメを紹介します!
〇 下の階にはツキノワグマが住んでいる n5251hi
こちらはタイトル通り。
マンションの下の階にツキノワグマが住んでいるお話です。
熊はクマでも意思疎通が可能で、社会生活を営んでいるクマです。
決して襲ってきたりはしません(そういう話ではない
動物たちと触れ合うほのぼのとしたお話ですね。
読んでいてとても癒されました。
と同時にですね……結構な感動作でもあるのです。
たらこは読みながらボロボロ泣いちゃいました。
いやぁ……良いですよ。
クマさんがとってもかわいいので癒されます。
何気にクマとしての生態をしっかり守っている(作中で冬眠する)ところとかも高く評価したいポイントですね。
笑いあり、癒しあり、ちょっぴり感動するかも?
とってもおすすめな作品なので、是非お読みください!




