第六話"勘の良い女"
第六話"勘の良い女"
翔「女!?やったぜぇー!ほら見ろ恵転校生が男子な訳ねぇーんだよ!」
恵「へぇ〜転校生で女の子ねぇ〜珍しい!友達になりたいな!」
大和「ちょっと怖そうな雰囲気だぜあの子」
翔「あぁなんかそんなオーラしてるよな」
先生「おいそこ静かにしろ。瀬尾の席は〜、おっ神崎お前そこ隣空いてるな?」
翔「あっはい空いてますけど〜」
先生「なら瀬尾今日からお前の先は神崎の隣だ。あいつは少し変わってるやつだ面倒かもしれんがあそこしか空いてないんだすまんな」
里音「わかりました先生」
カツカツカツ瀬尾里音が翔の横にやってきた
翔「よろしくな!俺の名前は神崎翔!」
里音「・・・・」
翔「(げっ、無視かよ初対面だし仕方ないか)」
大和「俺の名前は谷大和ってんだ!よろしくな!」
恵「私は未来恵!同じ女の子同士仲良くしてね!」
里音「よろしく」
キーンコーンカーンコーン1時間目のチャイムが鳴った
翔「1時間目は国語かぁ〜カバンから教科書出さないと」
翔はカバンの中をさぐっていた。その時ブーンブーンブーンと何かが鳴った
翔「(まさかゲーミングカケルから鳴ってる!?)」
先生「誰だ!携帯がなってるぞマナーモードにしておけ!」
大和「おい翔お前のカバンからなってるぞ」
翔「あぁちょっとお腹痛くなってきたトイレ行って来るわ」
大和「来てそうそうトイレかよ」
恵「(今日の翔なんだかいつもに増して怪しいわねぇ〜絶対何かあるに違いない)」
翔は席から立ち上がりトイレへと駆け込んだ
翔「おい!ゲーミングカケル一体どうしたんだ!今は授業中だ、休んでるって言ってただろ」
ゲ「翔様緊急事態です。タイムハンターの電波をキャッチしました。つい2分前この時代にやってきたと思われます」
翔「タイムハンターが来た!?」
ゲ「はいこの場所から東に15キロ離れた工場に現れているようです。相手は2人だと思われます」
翔「俺はどうしたらいいんだ?そっかそこまでワープしたらいいのか!」
ゲ「ワープして欲しいのですか?ならしてあげましょう」
翔「帰りのワープはやめておこう。俺のやる事は未来からやってくるタイムハンターを阻止する事だ。私用で使うもんじゃねぇな!」
ゲ「流石です翔様。ではタイムハンターのいる場所付近までワープします。目を瞑って下さい」
その頃教室では
恵「先生!ちょっと私もお腹痛いんでトイレ行ってきてもいいですか?」
先生「おう。行ってこい」
恵「(何か怪しい絶対トイレで何かしてるはず尻尾を掴んでやるわ!)」
その様子を里音は静かに見ていた
里音「神崎翔・・・」
その頃翔のいるトイレでは
翔「よし!タイムハンターを懲らしめてやる!初戦絶対に勝ってやる!」
恵「翔〜そこで何してるのよ!さっさと出てきなさい!」
翔「げっ!恵!?なんでいるんだよ。ゲーミングカケル早くワープしてくれ!」
恵「入るわよー!あんたしかいないなら別に大丈夫だし!」
翔「早くしてくれ!見つかる!」
ゲ「ワープ開始」
スッ
恵「翔〜って!いない!?確かにさっきこここら声が聞こえてきたはずなのに!ん?これは」