第三話"兵器"
第三話"兵器"
奴らの名前はタイムハンター!
翔「タイムハンター?なんかゲーム敵にいそうな名前だな!」
未来翔「笑ってる暇はないぞ!これから君には重要な任務を託す」
翔「重要な任務?なんだそれ!ゲームみたいだなぁおもしれぇ!」
翔はゲームをやっているかのようにワクワクしてきた。
未来翔「これはゲームなんかじゃない今後の未来がかかっている。君にはこの2010年を守ってもらいたい」
翔「2010年を守るって言ってもこんな俺1人でなんか何も出来やしないさ」
未来翔「そんな事わかってる俺の事は俺が一番知ってるさ」
今いるのは翔と翔性格や考えは一緒だ
未来翔「君に心強い物を渡そう」
そう言うと翔は持ってきたカバンは何か出した
翔「なんだそれ?」
未来翔「これはいずれ君を助けてくれる武器になりある時には知識を貸してくれる道具だ」
翔「へ〜なんか面白そうな道具だなぁ!よし、貰おう!」
翔はゲームの武器をもらった感覚だった
未来翔「いいか、一つ大事な事を伝えておく。俺が何故わざわざいくつもある時代からこの2010年にやってきたかそれを伝えておく」
部屋に緊張感が漂った。未来から来た翔の顔がさっきとは変わっていた。
翔「一体何故なんだ?」
未来翔「この2010年に世界全体をも揺るがす程の巨大な兵器の研究が水面下で行われる。その情報は表には一切出てこない」
翔「巨大な兵器!?そんな物作ってどうしよってたんだよ!」
未来翔「その兵器が有れば世界を崩壊させる事が出来る。その全貌はまだ分からないがこの2010年に開発されるはずだ」
話はだんだん複雑になりこれが現実に起きているという現状に翔は驚いた
未来翔「その巨大な兵器をタイムハンターが狙っている。その巨大な兵器を30年後の未来に持ち込み世界を崩壊させ、タイムハンターだけの世界を作ろうとしている」
翔「でもなんでわざわざ2010年に取りにくる必要があるんだ?この時代に開発されたら来年でも再来年でも取りに来る事は出来るはず」
未来翔「実はだな、この兵器は確かにこの年に完成するのだが、その兵器の威力があまりにも膨大過ぎるという意見が研究者の間で討論となりその結果その兵器は完成して僅か2日で取り壊しされる事になる」
翔「だからわざわざこの2010年にやってきてその2日の間に取りに来るって事なんだな」
未来翔「その通りだ。その開発が始まるのは今から6ヶ月後の10月そして完成するのは12月だ。奴らは完成するまでに何度かこの時代に姿を現してくるはずだ」
翔「それをこの道具を使って阻止したらいいんだな!」
未来翔「あぁだがそんな簡単にはいかないぞ。相手はタイムハンター30年後の未来では国際的に指名手配される程の悪の組織だ。油断は禁物だ」
翔「なるほどな。とりあえずそいつらを俺は倒す事をすればこの時代をいや30年後の未来を救う事が出来るのか!」
未来翔「俺がこの時代に来れるのは月に3回だ。同じ時代には月に3回しか行けない。俺が来れない間でも守り抜いてくれ!」
翔「分かったぜ!」
翔は勢いよく返事をした
未来翔「じゃあ俺はこれから未来に戻る。やらないといけないことがあるからな」
翔「おう!この時代は俺に任せてくれ30年後の翔!」