くちうつし
いつもと違う
キミの言の葉
その色は
哀しみを孕んだ冬の色
不安に思うことが
あるのかな?
恐怖を抱くことが
キミを待っているのかな?
眠れぬ夜に
助けを求める
キミの声
すぐに駆けつけ
抱き締めて
零れる涙が
ボクの胸元を濡らす
潤んだ瞳で
ボクを見つめるキミ
涙を拭ってあげたけど
この胸の想いを
伝えたくて──
言の葉に
のせきれないだけの
想いをのせて
大切なキミに
気持ちの口移し──
「この愛が
きっとキミの哀しみを
取り除いてくれるから」
「うん……あったかくなってきた」
久しぶりの投稿なので、作風や言の葉の選び方が変わってしまっているかも知れませんが、今の精一杯を、紡いでみました。
あなたの背中を押せるだけの力を込めたつもりです。
どうか、届きますように──