プロローグ
俺、木暮修司はどこにでもいるような、平凡な高校一年生。
俺はある時、「学校めんどいし、今日はゲームしてサボるか」と言って、学校を休んだのを切っ掛けに、引きこもりになって、ゲーム三昧の日々を過ごしていた。
「今日は久しぶりに外に出て、なんか食べ物とか買ってくるか」
俺は家を出て、家からそう遠くないコンビニに向かった。
「しっかし、あっちいなあ、今日」
それも当たり前、今の季節は夏、しかも今日は気温35度を超える猛暑日。修司は普段テレビなどは見ないが気温等だけは、携帯でチェックしていた。
「なんで、こんな暑い日に、外に出てなんか買おうと思ったんだよ、俺」
俺は自分にそう問いかける。
しかしもう遅い、服は汗でびっしょり、コンビニは目の前まで迫っていた。
「とりあえず、ポテチとジュース買って帰るか」
そして、ポテチとジュースを買って、俺は家に帰り、
パソコンを起動しTwitterを開くと、フォローが来ていた。俺はすぐにフォロバ。
すると、その相手からダイレクトメッセージが、届いた。
『異世界に行く方法教えましょうか?』
そこにはそんなことが書かれていた。何を言っているんだ?この人と思いながらも、俺は面白半分で
『教えてください!』
そう送り、相手の返信を待つ。するとすぐに相手から返信が返ってきた。
『今からベッドに横になって寝てください』
そんな事で良いのかと思いながらも、俺はベッドに横になって寝た、すると何故か、無性に眠たくなり、そのまま眠ってしまった。
目を覚ますと、知らない天井、知らない部屋に俺は居た。
「どこなんだここは?」
今の状況が理解出来ず、少しだけパニックになる。
「マジで異世界に来たのか、俺!マジで来ちゃったのかよ!」
そこは修司の知ってるあの世界では無く、違う世界だった。