変化 後編
一応書いてあった続きをアップ。ですが正直キャラの名前すら曖昧になってます。続けられるか未定…
コーヒーを飲み終えて、さて登校するかというときに神無月が着替えを終えたらしく降りてきた。
「あら。もう行くの?普段は私より遅いくせに、今日は何かあるんだったかしら?」
「槍でも降るんじゃないの」
俺がそう返すと、一瞬眉をひそめる神無月。そしてこちらの意図に気付いたのか、
「失礼ね!私がいつもそんなこと言おうと思ってるだなんて心外よ」
確かに決めつけてかかるのは良くなかった。ここは反省すべきだと思い、謝る。
「そうか、それは悪かった」
「え、ええ。分かればいいのよ。ところで本当に何で今日は早起きなの?」
「うん、多分1時間目覚ましを掛け間違えたようなんだ。ちゃんと確認したはずなんだけど」
「1時間掛け間違えた?普段から弄ってないんでしょう?それにアナログで1時間かけ間違えるなんて相当………あれ、もしかして本気でってこの前言ってたあれはこんなことまで…?」
途中から声が小さくなってしまった。
「本気でって、なんのことだ?」
「こっちの話!」
「あら楓ちゃん、仲がいいのはいいけど、早めに朝ご飯食べてね」
にゅっ、と雨野先輩が顔を出した。
「は、はーい。今行きます。それじゃ」
「うわビックリした…。おう」
神無月はリビングへと去っていった。