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ろくじう、よん。

 

 

「りょうかーい」


 軽やかに答えて、木村は両手を大きく広げた。

 応じて、木村の周囲に大量に浮遊している光球が揺れる。


「私の能力は光を弾丸にして放つ力! でも光子砲とは違って、あたしの思うままに操れるんだよー、っと」


 距離はあってないようなものだ。眼下、肉眼で確認できる距離にいる少年に向けて、にやりと笑い、


「暇だったからたくさん作ったからね。ざっと総計千発超過。そんじゃあ、ま、行きますよー――全弾発射フルバレルバースト!!」

 

 


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