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よんじゅーご。

 

 

西京に入ってからは、さすがにどこかしらの機関の襲撃を警戒してはいたのだが、これが拍子抜けするほどあっさりと目的地についてしまった。

 ステルス状態でくだんのアパートの階層に絨毯を横付けする。一応、周囲に人の目がないことを目視と端末で確認して、廊下に降り立った。


「部屋はここで合っているかい?」


 絨毯を丸めながら問う裁縫に、水澤はやや自信なさげに頷いた。それから恐る恐る、錠板に手をかざした。

 ピ、という軽い音とともに、ロックの外れる音がした。どうやら正しかったらしい。ほ、と水澤は吐息している。

 で、なぜか裁縫が取っ手に手をかけた。


「それじゃあ、入ろうか」

 

 


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