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AAランク

学校についた俺達はなぜか机が無くなっていてとても驚いていた。

「なんだ、これ?新手のいじめか?」恭は体から焔が少し出ていた。

言い忘れていたが恭の能力は体から焔を出す能力で温度も自由に変えられるからとても便利だ。

でも怒った時とかは勝手に出てくるので注意が必要だ。

ついでに蛇足だが恭は「炎」より「焔」のほうがお気に入りである。

「あれ?お前ら死んだんじゃ…」命知らずな友達がこっちを指差して震えている。

ついでにこいつは八田真やだまことという友達のようなものだ。

ていうか死んだってどういうことだ?

「ねえ八田、なんで死んだってことになってんの?」

「あれ?でもここにいるってことは死んでないんだよなあ…

じゃああの掲示板に書いてあったことはどういう意味だ?」八田はなんかぶつぶつ言っている。

『掲示板?おい、掲示板に何が貼ってあったんだ?』

「あ、ああ、百聞より一見にしかずだ。ちょっとお前らも見てこいよ。」

「了解、じゃあ見に行こうぜー」と俺は言って教室を出た。

というかなんか臭いなーと思ったら恭の周りが焦げていた…。

『おーい?恭?後で机隠した犯人見つけるからとりあえず掲示板見に行かない?』

「あ、ごめん‥ってなんか臭いな…?なんだ?」よし、大丈夫だ。無視しておこう。


掲示板に着いた俺達は八田が言っていたことについて納得したが、それよりもどうなっているのかがよく分からずにいた。

「は?二階級特進?どゆこと?」俺もそう思うどういうことだ?

『えーと、なんか昨日ポップンが倒した<ソレ>がホントはA+ランクだったんだってー。

ここにちっちゃく書いてあるよ。』

「なんだこれ、ちっちゃっ!悪徳商法の契約書並の小ささだな。」なんで知ってるんだ。

「そういうことか、『二階級特進』なんかかいてあるからみんなは死んだんだと思ってたのか。」

これで納得行った。俺達が昨日倒した<ソレ>はA+ランクの化け物で、あっさりとポップンが倒してしまったものだから俺達のグループが強いと思われていたのか。そしてA+を倒せるということはAA以上ということでAからA+を飛び越してAAランクになったのか。だから二階級特進か。

『あれ?なんでエリアの8000番台でAランク以上の<ソレ>が出てくるんだ?』

たしかにそうだA以上なら5000以上、ましてやA+なら4000以上じゃないとでてこない。

本当ならありえないはずだ、なんでだ?

「そんなことはどうでもいいじゃん!俺らがAAランクってことは学年でトップ3には入ったって事だろ?それだけで十分じゃん!よーし打ち上げ行こうぜ~。」

恭はさっきとは打って変わったようになっている。

『まあそうだな、無駄な詮索をするのもめんどくさいし打ち上げ行くか!』

「いや、ランクが上がったらまず色々することがあるじゃんか‥」

「『あっ!適正試験か!』」

そうめんどくさいことにこの学園ではランクが上がったらテストをしなければならない。まああまり点数が取れなくても合格はできるし、基本的なことばかりなのだがとても問題が多いのだった。

「はぁ、今日中に打ち上げは無理だな…」恭はとても残念そうだ。

『そうだなー、明日みんなで行こう!』

「そうだね、じゃあとりあえず教務課にいくか!」そして俺達は教務課、いや職員室へ向かった。


「トコロデビタミンCッテスッパソウニミエルケドビタミンCジタイハスッパクナインダッテ」

「うわ、どうでもいい!」ポップンと恭がなにやら話している。

というかなんか今俺の頭にいらない豆知識を披露してくれる犬と豆が合体したような物が出てきた。

あんな鬱陶しい物は他には無いだろうな。

と、そんなことを思いながら俺達は教務課の前に着いた。



えーと、恭の能力が決まりました。

なんか感想があればお願いします。

あと<ソレ>については後の話で出てくるので心配なく…

では/

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