予期せぬ方向へ
驚いた、誰も見ないであろうこんな走り書きを・・・まさかPV4人もいるとは・・・。
それではその4人の為に続きを書こうと思う。
歩いても歩いても、草原であり遠くには木々が見える。
こんな大自然は・・・世界でも数少ないだろうが違和感を感じる。
作られた自然はいくつもある、作られた「自然」と称するものも多くあるがこれは違う・・・。
「まるで・・・昔居た田舎のような感じだな・・・」
俺は田舎の出で、大自然に囲まれて育った。
それこそ梟が居て、蛍が居て・・・田んぼばっかだったけれどとても充実していた事を覚えている。
それこそ、社会人になった今でも帰りたいなと思うほどに。
まぁ・・・結局は帰ってないんだけどね。
草原をとにかく何もないままに歩くのは意味がないと判断した俺は森へ向かうことにした。
しかし森ばかりで何があるのか:・・・その先に街はあるのか・・・わからないがとにかく今は落ち着きたかった。
「タバコも・・・ないか・・・」
俺は喫煙者だ。
こういう時に一服・・・と思ったが何もない・・・服装は同じなのに。
森の方を見て歩き出そうとしたらとある物を見かけた。
「狼煙?・・・煙?」
この状況で方角も何もわからないが、行こうと思った先の反対方向から煙が見えた。
普通に考えれば、こういうのはマジで近づかないが吉。
そう思いつつも、煙があるのならば街があるのではないか?またはボヤが起きる何かはあるはずと考えた。
「まぁ、近づいてみて危なそうなら引き換えそう。ついでに何か手に入るといいかもな」
そう考えつつ「煙」のある方向へを進む事にした。
サイレンも聞こえない、という事は消防関係はないのか・・・とブツブツ独り言を言いながら俺は「煙」のある方へ進んで行った。
物語は始まりもしていない、少しづつ焦らしつつそれでも「期待」には答えられるであろう続きを期待してほしい。