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最高傑作!

ヤッホーみんな元気!?っていうか新しい鎧最高なんですよ聞いてください!!


 私はついに!化物を作ったようでございますよ皆さん。

 毎回作るときにはコンセプトがあるんですけど、今回のは溶け込む、消えるをコンセプトにして作りました。


 どういうことかといいますと、森に溶け込めれば鎧をそもそも撃たれないし、最強じゃね?ということだった。


 かなり面白いのが、人間を判別する能力に一等優れた生き物が人間で、その人間を騙さないといけないということだった。マジで人間はすごいセンサーをもってて、100万円のカメラが出来ないことをたった0コンマ数秒で可能にする。つまり、森の中から、人を探す能力に優れている種族なのだ。


 おそらく、過去に森に住んでいる人間を駆逐したか、あるいは、悪い人間を殺すために進化したのだろう。我々は遺伝子的に争うように出来ているのだった。


 その人間を騙さなければならないということで、私は注意をそらす事を目標に置いた。

 つまりは、人が人を探す能力が優れているならば、私は人をやめた姿になればよいということである。


 なんと美しいのだろうか。

 人は人を認識するとき何を頼りにするかというと、目と鼻と口である。これはサバゲー等で使われるゴーグルでも変わらない。人の形に似せたデザインのため、それらには目に当たる部分、鼻に当たる部分、口に当たる部分があるのだ。


 私はこれを最初に剥いだ。

 私の鎧の顔は緑色の花が咲くように真ん中から外に向かって伸びている。頬は広葉樹の葉が覆い、おおよそ、人の顔として認識できない。


 化物の誕生である。

 これを着るとどうなるかと言うと、人は人と認識できない物が人らしく振る舞うことを本能的に怖いと感じるので、私は今日化物になった。


 森の中で認識されない。これが起きるとどうなるかと言うと、目の前を人が通っているのに私は認識されないのです!!!!息がかかる距離にいるというのに!!もうこっちは!!やりたい放題ですよ。彼らはバカではなかった。むしろ、その森を知り尽くしたハンターであった。彼らが殲滅戦で誰一人として!!!私を見つけられなかったのである。


 次は実際にどんな状況になったか描写していきたい。

 私は森だった。そして、純粋な死であった。虫も、動物も私を認識できなかったのである。


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