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鎧着た!

 おひょー!楽しかったぜ!


 私は、顔は悪いけど身長と筋肉があるから鎧とか似合っちゃうのだ!

 腕を振ったらガチャガチャガチャリ!!空も晴れて12月だってのに春かよ!っていう晴天に恵まれた。私の鎧には太陽の神様がついてるのだ!良い女だよ。晴れ舞台をいっつも最高の一日にしてくれる。直視することもできないほど輝いているので、その横顔はさぞ絶世の美女であることだろう。


 鎧、もう本物なんだもの。誰だって道を開ける。開けなかったのは外人の転売ヤーっぽい人だけで(電話しながら印をつけた地図をみてやがった。しかもどの本でいくらもらうっていう金の話をしていた)、誠になめ腐っていた。


 そういうやつがなにするかっていうと、割り込みをやるし、列を後ろから押すんだ。嘘みたいな話だが、この世界にはそういうやつが平気で生きていやがる。しかもそいつは、ガタイの良い私に肩をバン!って当ててきた。まるで通れないんだよ!って意思表示みたいに。普通だったら押し退けられていただろう。そう、普通だったら。


「うっ!!」


 男が肩をおさえて顔をひきつらせた。

 バカがよぉ!!かかったな!!私の鎧は本物なんだよ!!柔らかい偽物だと思ったな!バカめ!生身じゃさぞ痛かろうになぁ!


 まず重さが違う。今日の鎧の重さは35キロ。それだけで、貴様の体重の半分だ。しかもそこに私の体重が乗る。これは単純な物理法則の話しだ。重いものは動かない。ゆえに貴様の攻撃はそのまんま自分に跳ね返る。


 さぞ悔しいだろうなぁ!!私はそう簡単に屈しない!


 アハハハハ!!!日本人なめんな!

 だが私はやさしい。だから手をさしのべてやる。


「大丈夫か?」


 その顔!してやったぞ!


 ムフフフ。鎧着ているやつがいたら距離をとれ!やられるぞ!


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 儲け…… [一言] もしかして、とも思っていたけれども……やっぱりか。 なんか、だいぶ前から色々と無くなってきているんだよなあ……それも、嘗ては循環していたものたちすらも消え失せて行…
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