鎧案
新しい鎧の構想なのですが、たまたま、ジ○リとなんとか展にて巨神兵のジオラマを見て感動した私は、何の疑問もなく製造過程をまとめたアートブックを購入し、スチレンボードを積層してパテで表面を整形する技法を知るに至った。
私の所属した学校では、そのボードは鳥人間コンテスト用の人力飛行機に使われるそれだったが、なんと造形にも使えるらしい。
既存のやったことのある技術だとFRPが最も有効なのだが、いかんせん、環境への配慮とお財布と人体への影響を考えた際に、FRPはあんまりやりたくないというのが、私の考えだった。
一方でこの作り方はすごかった。たぶん非常に安く、軽く、丈夫に作れるので大きいものを作るのに最適なのではないだろうか。
ずっと作りたくて尻込みしていた、マシーネンクリーガーのファイアボールもメルジーネも作ることができるのではないか。早々にお客を呼べない家となるが(一部のsfオタクは喜ぶ)めちゃくちゃ楽しいんじゃないのこれ。
今は巨大な材料をどのようにして調達するのかを検討している段階で、それが大丈夫なようであったら設計を開始する。
全然難しくないよ。だってプラモデルがあるから、これを現実サイズに拡大すれば良いと言う話である。
わくわくが止まらないのだが、多分、部屋から出すのも困難なサイズとなるので分割も考えないといけない。
設計に一週間、製造に五十日ほどを予定。できればこれくらいのスパンで作りたいのだが、どうだろうか。ちなみに、第二次世界大戦のときは、戦車1台作るのに、現代の金に換算して数百億円という多大な経費と、数年の月日と、優秀な技術者を山ほど動員してあれなので、この算出は大分早い。




