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8.明良って本当になんなんだ

「あさ・・・いや5時・・・」

アラームがなって目が覚めた。平日はこの時間になってたのか・・・とおもうと、眠たかった。そもそも、時期的に朝かは分からなかったけど。

「ねぇ、サクラ」

「う・・・うん・・・な、なーに・・・」

床に敷いてもらってる布団には、サクラが寝ていた。髪が少しぼさっとなってたけど対して代わりのない見た目だけは普通の女の子だった。

「制服って・・・どうだっけ」

正確には、着替えたくはない。特に制服には。だけど、バレないようにするためにもある程度は定着させとかないと思ったが、サクラは、

「制服は基本着ないですよ、入学式とかそういう時は着ますけど・・・基本私服ですよ」

そう言っていた。多分だけど髪型も自由だろう。

「そ、そっか・・・んっと・・・何これ」

見たことのあるきがするアプリから通知が来てた。通知とか、ほとんど昨日は見てなかったのに。

内容は、「昨日はどうしたんですか」「あきらさんのゲーム見たいです」とかの、どっちかと言うと・・・オタク系のこと。

「明良ちゃんって、なんか配信してた?Vtuderとか」

「いや・・・その・・・ごめんなさい、基本日常の動画とか配信してる歌い手とかそういう類の・・・でして、昨日はちょっと・・・配信日・・・ごめんなさい!」

「いや・・・まぁ・・・一旦撮るか、軽いの」

そう言って、なんとなくの素振りでパソコンを開いて、撮影を押した。

「えっと・・・あきらで・・・す・・・そ、その・・・皆さんごめんなさい!しばらく活動休ませてください!」

それだけ言って、直ぐに録音完了だけした。

「は、恥ずかしい・・・」

「か、可愛かった・・・よ?明良さん」

「か、可愛いとかいうなサクラ!そもそもそんなこと先言えし!」

「ご、ごめんなさい・・・やっぱり私・・・」

そう言って、一旦部屋から出ていった。

「サクラ・・・後で謝ろ、俺も言いすぎたし・・・そもそも、サクラがいなかったら明良ちゃんも・・・」

そう言って、さっと着替えた。紫色のパーカーに、紺色のショーパンに黒タイツ。まあ、清楚系には見えなくもない服装にした。寒さとかは・・・まぁいいか。


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