101/108
虐殺の門 -ミオ
ミオは走った。ただ前を見て、ただ門を見て。
すでに門までは数歩。
あとは目の前の門へと飛び込むだけである。
様々な想いがミオの脳裏を溢れさせる。
初めてステーションへ足を踏み入れたのは学校の仲間たちと一緒であった。
自分が踏み入れた新しい世界にテンションを上げた。
FRONTIERに心を奪われた彼女は、ミッションを重ねるうちに横浜ステーションでは有名なプレイヤーへと成長していった。
ある時、まだ高校生になったばかりの彼女に招聘依頼がくる。
それは横浜ステーションで最も著名なパーティースラムドッグスであった。
そしてこの国のプレイヤーの中でレジェンド的な存在であるヒュウガにその才能を見いだされ、正式に正規雇用の依頼を受けた。
その時から彼女の本当のFRONTIER人生が始まったのだ。
明るく誰とでも仲良くなれるミオ。その正格に皆がミオを好きになる。
だがそんなミオの本質は真面目で勤勉。努力の上に成り立つ彼女の人格を知れば、よりミオの魅力に惹かれる。
皆に愛されるミオがパーティーにいる事が、それだけで士気を上げている。
そのミオが今…大きくダイブを見せた。
数多くの犠牲を払い、ミオは門を抜けた!!




