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『E/O』イオ  作者: たま。
序章【改変編】
6/49

第0話【プロローグ】

初めての作品です。誤字脱字、言葉の表現を誤っている箇所があると思いますが温かい目で見守ってください。掲載は不定期で行うと思います。完結できるように頑張りたいと思います。途中出てくるMMOの名称および内容はウルティマオンラインに影響されていますが一応無関係です。

『Ulitimate Online2(アルティメットオンライン2)』通称UO2…

EastAbyss社の子会社であるOasisSpace社が開発した世界初のMMO『Ulitimate Online』を再構築し 3DMMOにリメイクしたMMO界最高傑作。

やりこみ要素が無限大で出来ない事はないのではと言われるほどの自由度を売りにし、多くのプレイヤーを虜にした剣と魔法のファンタジー作品である。


MMOでは珍しくマジックアイテムが存在しなかった為、多くの生産職が花形を飾り、武器や防具の欲しい戦闘職と生産職との間での交流も盛んに行われ一大コミュニティを築いていた。

一時期はMMO人口の8割は『UO2』をプレイしていた程の人気を博していたが、21世紀半ばになり軍事目的で開発されていたVR空間を転用したVRMMOが登場、瞬く間に他社は挙って開発し3DMMOの時代が終わりを告げた。


『UO2』以外のMMOは全てVRMMOばかりになった時点でも人気は全盛期の半分と深刻なほど落ちていた訳ではなかったが、VRMMOの存在に焦ったEA社はマジックアイテムは実装しないと公言していたOS社に対して実装の命令を下した。


『UO2』を愛していた廃人プレイヤー達はマジックアイテムの実装から僅か数週間で半数以上がVRMMOに流出し、残り半数も時間の問題と言われるほど深刻な過疎状態に成り果てる。

OS社は打開策として様々な救済システムなどを実装していったが新規開拓どころか流出が加速度的に増し、実装から僅か1年足らずでサービスは終了する事になった。


OS社はサービス終了の責任を押し付けられ、子会社関係もEA社から強制的に打ち切られ資金調達も間々ならなくなり業績不振でMMO界から姿を消した。


――それから10年あまり後、人々の記憶からOS社の名前が消え、いくつものVRMMOが生まれ消え行き、5つの大型VRMMOが固定化された停滞期に事前情報を全く公開せずに突如として新規VRMMOが発表された。

…その名は『Evolution Online』エヴォリューションオンライン。


通称『E/O』(イオ)の発表であった。


それだけなら誰も「ああ…またVRMMOか…」となるのだが、開発はあのUOで有名になり10年もの間息を潜めていたOasisSpace社だったのだ。


タイトルの発表と同時に公開された内容は、かの『UO2』に酷似しOS社もそれを認めた上で『UO2』の正当進化系VRMMOと公言したのだった。

あの『UO2』をVRで体験できると他のVRMMOに移った者やすでにMMOから引退していた者は興味を示した。


多くのゲーム情報サイトも大きく取り上げた為、βテストを行っていないというのにE/Oサービス開始時に他のVRMMOのプレイヤー数を上回るほど集まった。



――雨月亮あまつきあきら、28歳、『UO2』を5年ほどプレイしマジックアイテムが実装されてから辞めたプレイヤーの1人である。

辞めてからはMMOには手を出さず真面目に勉強に励んだ為、有名大学に合格大手一流企業に就職していた。


そんな彼がコンビニで立ち読みしていた時に、『E/O』の情報が目に飛び込んで来た。

あのOS社が作ったVRMMO、『UO2』の正当進化系…最近はめっきりMMOに興味を示さなかった彼もこれに関しては別だった。


彼は『E/O』のサービス開始初日からプレイし寝る間も惜しんで1日8時間、休日には20時間近くプレイした。

サービス開始から2年、会社には行かなくなり解雇通告と共にさらに『E/O』に熱中し半引き篭もり状態になっていった。

それからまた1年、サービス開始から3年、初代キャラから丁度10代目のキャラに変わった時、彼に…いや彼らに転機が訪れる…。



――思いもよらない転機だった――

どうだったでしょうか?拙い文章で申し訳ありません。

慣れてきた頃に改定しようと思います。

次から本編が始まりますので宜しくお願いします。

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