世界設定
長くなりそうだったので、用語集と分けました。
色々迷走中ですみません。
こちらは本編前に読んでいただいても、大したネタバレにはなりません。
◆EastAbyss社
《初登場:0話【プロローグ】》
通称、EA。米国の大手ビデオゲーム・コンピューターゲーム販売会社である
数々の人気シリーズを出し圧倒的なシェアを持っている。
世界初のMMO「Ulitimate Online」を出しMMOの先駆けとなった。
◆OasisSpace社
《初登場:0話【プロローグ】》
世界初のMMO「Ulitimate Online」と最後の3DMMO「Ulitimate Online2」の開発元。
UOを出す前は、Ulitimate(邦題:アルティメット)というRPGを出しており、日本でも人気のあるシリーズであった。
UO2がサービス終了すると共にMMO界から姿を消すが、「E/O」の発表と共に返り咲き、VRMMOのトップシェアを叩き出す。
改変後、情報屋プレイヤーと共に情報収集を開始する。時期的に改変当日から準備しており、3日後には情報屋と接触している。
◆Ulitimate Online2(アルティメット オンライン2)
《初登場:0話【プロローグ】》
EastAbyss社の子会社であるOasisSpace社が、開発した3DMMORPG界最後の最高傑作。
2DMMORPGの先駆けと言われたUlitimate Online(以下UO)を再構築しその時代の最先端3D技術を採用したゲーム
剣と魔法の世界というオーソドックスな内容でUOの内容を踏破した昔懐かしきMMO
UOは現存するMMO全ての原点と言われ、派生型、複写型のMMOが作られていくが、システムが複雑化する為、UOのように自由度のあるものは生まれなかった。
MMO人口の80%の人々が熱中し他社がVRMMOを開発し流行になった時でさえ全盛期の半分の人が今だプレイし続けるほどの出来であった
しかし、次世代ゲームであるVRMMOに顧客を取られていき、過疎が進むのは時間の問題とされ焦ったEA社は今まで頑なに導入を拒否し続けたマジックアイテムの実装をOS社に打診、
そして導入した事によりUO2のゲーム性が崩壊し始め、それを何とか食い止めようと新規開拓用の緩い仕様に変更などをするが改善するどころか悪化に一途を辿り
マジックアイテム導入から僅か1年足らずで最後の3DMMOはサービスを終了する事になる
開発元のOS社は責任を取る形でEA社から切り離され、業績不振に陥りその後MMO界から姿を消す。
◆Evolution Online (エヴォリューション オンライン)
《初登場:0話【プロローグ】》
VRMMOの登場から11年あまり…似たり寄ったりな内容のゲームばかりのVRMMO停滞期に事前情報なしに突如登場した新規タイトル
開発販売元OasisSpace社…UO2サービス終了から10年あまり人々の記憶からすでに消えていたその会社は細々をVRMMOの開発を行っていた
過去の苦い経験から開発と販売を一元化、販売元(親会社)からの無理難題を押し付けられるという状況をなくす
そして発表された内容はUO2に酷似しOS社もそれを認めた上でUO2の正当進化系VRMMO「E/O」と発表
ただUO2との違いもある、このEOはマジックアイテムありきでバランス調整がされているが、マジックアイテムが無制限に出現する訳でなく、最大個数などが定められている。
さらに生産職でもある程度極めた者ならマジックアイテムと同等のものを数点とそれ以上のものを1点を作れるようになっている。
生産にも色々手法がありより性能の良いアイテムも作れる事から、マジックアイテムの存在で生産職が死ぬ事を防いでいる。
情報の取り扱いも特殊で外部サイトで入手した情報はゲーム内に反映されない。
というか、クエストなどの基点となる情報はゲーム内で入手したものに限る事が多い。
そして、情報自体も売買が可能な為、何の得にもならない外部サイトへの情報流出を防いでいる。
例えば、未探査のダンジョンの入口などは莫大な資金になりうる。
既存のMMOとの違いとして一番大きいのが四神システムで…EO=四神とも言えなくもない存在である
四神とは、E/Oの世界を管理調整する4つのそれぞれ独立したシステムと言える。
開発元であるOS社は四神のサポートや大型アップデートなどが主な仕事になっている。
E/Oはロールプレイを公式で推奨している、プレイヤーもUO2からプレイしているものが多く基本的にロールプレイを楽しんでいる。
サービス開始当初は、出会いを求めてプレイする者やリアルと混合する者もいたが、そういった者達は、ゲーム内の雰囲気に耐えられず辞めている。
非常に珍しい運営形態で、1国家の運営を運営会社に任せ税金という形で課金を決める。そして開発元であるOasisSpace社が全ての運営会社を監視するという。
今までのような運営会社に全て丸投げという形態から一線を引く。
その事により運営会社の横暴な課金形態を抑圧したり癒着やゲーム内マネーの横領などを防ぐ形となる。
簡単にいえば、運営会社は国家のというキャラをOS社から借りるという事で、国家の運営は任せてもゲームシステムの改変などには一切関われないという事
ユーザーは運営会社を選択できるようになり正当な課金額にせざる得ない状況になる。アイテム課金制にも出来るがOS社から課金用のアイテムを予め決められている
ちなみに国家の運営は徴収した税金をOS社にゲーム内マネーに換金してようやく運営資金として利用できる。
運営会社は全ての税金を自社の利益とする事も出来るが国家の運営が回らなくなり国家崩壊という事もなりかねない。
崩壊した場合は2度の救済処置の後、それでも崩壊するようなら運営資格を剥奪する
こう見ると運営会社にメリットが少ないように思えるが、サーバー自体はOS社が管理している為、その辺りの費用が掛からない。
国別サーバーは、日本以外にもアメリカ、中国、イギリス、シンガポール、オーストラリア、ロシア、インド、ドイツが存在する。
国際サーバーも2つ存在し上記の鯖も含め全てログアウト不能のデスゲームに変化している。
ただし、原因がヴィーナスの暴走以外は完全に別の道を歩んでいる。
改変直前のプレイ人口は約1億5千万人(日本鯖約1千万人)、年齢は最低年齢の15歳~60代半ばまで、性別は男女比5:5でほぼ同じ。
◆CyberNote社
《初登場:0話【プロローグ】》
改変前、ノースブレイ王国を管理していた運営会社。
数ある運営会社の中でもかなり良心的だったようで、特に傭兵でプレイしている者には好評だったようである。
特に、傭兵都市と呼ばれる都市には数多くのプレイヤーが自宅を持っている。
改変時、国王キャラを操作していたGMノード=サイバーノートと大臣キャラを操作していた4人のGMがE/Oに閉じ込められる。
改変後も安定した統治(管理)をし続けているようで、大した混乱はなかった。
◆地形
◇オーランド大陸
《初登場:1話【異変】》
リアルでいうとアフリカ大陸に位置する草原と山に囲まれた自然が豊富な大陸である。
ブレイ五国と呼ばれるノースブレイ王国・セントラルブレイ王国・サウスブレイ王国・イーストブレイ王国・ウエストブレイ王国がある。
◇フィラシェット大陸
《初登場:2話【改変】》
リアルでいうとオーストラリアに位置する大陸で北半分は草原、南半分は荒野で北半分にしか人は住んでいない。
四神ヴィーナスにより大陸全土が焦土化し、そこにいたプレイヤーは消息を絶つ。大陸の一部は消える事のない炎で今だ燃え続いている。
◇ユーフォリア大陸
《未登場》
◇カルディア大陸
《未登場》
◇アルカディア大陸
《未登場》
◇南極大陸
《未登場》
◇モルディオ島
《未登場》
◇メルディオ島
《未登場》
◇クアラ島
《未登場》
◇イスハルト島
《未登場》
◆ノースブレイ王国(ブレイ5国の中で北方にある国)
◇北王都市ノーセル
ノースブレイ王国の王都。ブレイ5国の中でも屈指の強力な騎士団がいる。
非常にバランスが良い都市で住みやすいと評判。
◇傭兵都市ヴェユス
ノースブレイ王国の傭兵ギルド支部がある為、多くの傭兵が住んでいる都市。
騎士は領主の館周りや門付近にある駐屯所に少数の騎士がいる以外にはいない事から治安が良いとは言い辛い。
10数年前に区画整理があった為、一般人が触れることのない裏通りが多くある。
都市の周りには比較的低レベルのMobが多く、ノースブレイを拠点とする初心者の傭兵に人気がある。
◇交易都市アビスタ
改変前はイベントでのみ登場する都市だったが、改変によって突如として現れる。
都市などと呼ばれているがどちらかというと街に近い小さい規模の都市。
アビスタ山脈で街が分断され北アビスタは漁業と娯楽の街で南アビスタは商業と住宅地が中心の街。
北と南の行き来は、アビスタ山脈を越える山越えルートとアビスタトンネルを進む鉱山ルートが存在する。
アビスタ山脈は有翼Mobがアビスタトンネルには不死Mobが生息している。
ちなみに、アビスタ山脈とアビスタトンネルは改変前からある。
◇要塞都市オルドラン
ハイランド王国からの侵攻を防ぐ為に要塞化した国境都市。
軍事方面に優れ、騎士が多く駐在し傭兵がよく通る事から、それを目当てにした商人や職人も多い。
ただ、娯楽などは皆無に等しく一般人はほとんどいない。
ハイランド方面から来る旅人もほとんどの人が留まる事なく通貨している。
百数十年前まではただの国境都市であったが、ハイランド王国からの侵攻を幾度となく防いでいる内に非常に強固な要塞に変貌した。
ハイランド王国国境都市ローロスと巨大運河橋オルトロスで結ばれている。
強固かつ巨大な城壁から巨大運河橋オルトロスの全体像を見る事が出来る事から隠れた名所とも言われている。
◆国家
・ノースブレイ王国
《初登場:1話【異変】》
オーランド大陸は5つの国家により分断されている。北部を支配するのがノースブレイ王国である。
地中海に面しており、交易が盛んで豊か国。他4つの国とは1つの国だったとされ、大きくなり過ぎた領土を5つに分けて満遍なく支配できるようにしたと云われている。
ここ数千年4つとの国とは争いはなく、主に北の大陸からやってくる外敵に対しての防衛協定を結んでいる。
北との戦争は数十年に1度の確率で発生しており、強力な騎士団を有している。王都はカンストしている賞金首でも入る事は困難とされている。
過去3年間の間に3回(年に1度)は戦争イベントあった為、多くの傭兵が功績を得る為にここを拠点にしている。
・セントラルブレイ王国
オーランド大陸の中心にある国家でかつて存在した古代ブレイ王国の王都があった場所を中心に治めている。王都もそのまま使用している。
他4つの国家のまとめ役でもある。
オーランド大陸で唯一飛行船が発着する国家。
◆E/Oの種族…の予定(一部、現段階では登場していない種族や登場するかも妖しい種族も含みます)
◇ヒューマ
この世界で最も標準的な種族。いわゆる人族だ。能力は平均的、あらゆる役割をこなす事が出来る万能種族。短命な為、【血の記憶】が蓄積されやすい。
見た目のカスタマイズが豊富に用意されている為、結構人気のある種族。
◇アマゾネス(アキレウス)
元々はベルセルクやバーサーカーと呼ばれていた。女性だけ(男性だけ)の種族。魔法が一切使えない代わりに身体的能力が非常に高い。短命な為、【血の記憶】が蓄積されやすい。
◇古代エルフ
3年間継続報奨クエストで結婚相手にする事が出来る特殊な種族。長寿種族という事以外ほとんど謎に包まれている。
全エルフ族の祖。ヒューマ以上に万能で優良種。絶対数が非常に少なく、全世界合わせても100人いるかいないか。
◇エルフ
極一般的にエルフと呼ばれているのはこの種族。むしろ、他種族から見たら全員がエルフに見える。
エルフの特徴そのままで美男美女で長い耳とスマート体つきをしている。
◇ハーフエルフ
NPC種族のハーフエルフはエルフとヒューマの混血種族だが、PCでいうハーフエルフは、エルフと他種族との混血種族といえる。18歳ぐらいで身体的成長が止まる。
どの種族との混血かによって能力が変化する。エルフ部分の能力が薄くなる代りに交わった種族の能力が濃くなる。
◇ハイエルフ
エルフの上位種族と一般的には云われている。エルフの中でも能力の高かった者が交わり、それを繰り返した事で出来た人工古代エルフ族。
全体的に見れば古代エルフ族に遠く及ばないが魔法分野に関しては古代エルフ族に迫るものがある。
見た目、ほとんどエルフと変わらない。しいて言えば肌や髪や目の色素が薄いぐらい。ハイエルフという事に誇りを持っており気高い者が多い。少しだけ神術が使える。
◇ダークエルフ
エルフの中で邪法に触れ神の裁きにより精霊と交信する能力を剥奪されたエルフ族。
ほとんどのダークエルフは髪が銀髪か黒髪で肌は色黒で筋肉質。
エルフの中で最も肉弾戦の優れた種族。
精霊魔法の代りに呪術と呼ばれる異法を習得出来る。
これはダークエルフしか使えない技術で、何かを犠牲にして何かを得るもしくは強化する。
呪術自体はダークエルフしか使えないが、どの種族に対しても使える。
◇ホビット
12・3歳で成長が止まる為、ハーフエルフ以上に見た目が子供でヒューマの15歳あたりよりも小さい身体付きをしている。
肌は少し浅黒くヒューマとエルフの中間辺りの耳を持つ。
手先と俊敏さは他種族を上回り、魔力・法力ともにヒューマを上回る。
商才に恵まれている者が多い。
◇アースガント
アースジャイアントという言葉が訛ってアースガントという風になった。
名前通りの巨人族で身長が子供でも2m弱で大人は3m~3m強ぐらいあり、赤黒い肌と巨大な角が特徴的、意外と頭も良く簡単な法術なら使用できる。
隠れ里から滅多に出ないが、出た者のほとんどは傭兵か鍛冶職人になっている。
アースガント族の使う武器のほとんどは専用の武器で、他の種族が使う大剣などは片手剣に相当する。
◇ドワーフ
子供の背丈ぐらいの身長と筋肉隆々の体つきをしている長寿種族。
意外と手先が器用でほとんどの者が職人になる。
彼らしか発見できない鉱石や彼らしき持っていない加工技術などがある。
火属性の魔術も得意で稀に魔術師をしている者もいる。
アースガントに特性がよく似ているように思えるが、どちらかというとヒューマに近いオールラウンダー。
◇ビースト(獣人)
全種族中最も寿命が短い為、血の記憶を溜まるサイクルが非常に速い。
魔法関連は一切使えないが非常に高い身体能力を持つ。
普段の見た目はヒューマとあまり変わらない(獣特有の耳や角があまり目立たない)が獣人化する事で獣らしい姿に変貌する。
獣人化を前提にした専用の防具がある。
◇ドラゴニア
5年継続報奨としてデータだけはあったが、実装には至っていない種族。
改変後、どこかの地域に実装されている痕跡があるらしいが、まだ確認されていない。
性別は両性、厳密には繁殖期に男女どちらかに特徴が変化するらしい。
身体能力が非常に高い。特に肌は龍鱗もしくは龍革に覆われている為、耐物耐魔どちらも凄まじく高い。
ドラゴニア特有の龍魔法と呼ばれる禁呪に匹敵する魔法を使えるが、その他に魔法は使えない。
◇セレスティア
GMの専用アバター。天使のような姿をしている。呪術以外の全ての魔法を使用できる事やセレスティア専用の魔法まである。実は、無敵ではない。
◇グレゴリ
10年継続報奨として企画だけされた種族。PCが使える種族としてはぶっ飛んだ能力(セレスティア並)の為、今だ議論中。
改変後、作ってすらいないグレゴリの種族データが存在しているらしい。
魔人のような姿をしている。
大した内容じゃなくて申し訳ないです。