第25話 氷結2(中編or後編) 【※冒頭先行公開です】
結月はビッグバンの放熱を霊視で観察しつつ、龍輝や他の家族の様子も霊視で見ていた。
「……"参りましょう"…!」
龍輝や他の家族が、力強く"賛同の意思"を告げ、龍影様が頭を下げ、「ありがとう」と、伝えて下さった。…その感謝の言葉は、私も一緒だった。
この世界では、2度目のビッグバン放熱と怒気封印…。前回も大変だったけど…、今回は"更に強力"になっていたわ…。
カタカタ…
結月は右手で刀を持っていたが、その手は疲労で僅かに震え、振動が刀に伝わっていた。
…大技を9連発も出した"代償"だった。
ブゥンッ!
龍影が家族を連れて転移して来るのと同時に、結月は刀を転移で家族が元居た場所に送った。
"怒気を封印するのに、刀は必要ない"。
"本当に必要な物は、ここに揃ったわ"。
ギュッ……
結月は、両手をそれぞれ爪が白くなるほど強く握り締め、震えを止めた。
そして、ゆっくりと目を開き、全力霊視をしているその虹色の瞳で、皆を見詰め、見渡した。
そして…この場にいる全員が、主である結斗に跪き、頭を垂れた。
龍影が口を開く。
「主よ、御待たせ致しました。…"お目覚め下さい"。」
主はゆっくり目を開き、少し眠そうな目で私達を見渡した。
そしてーーーー
「皆、ありがとう…。"これ"も丁度冷えたし、始めるか。」
主は足下の結界を解除した。
スゥゥゥーーーー
結界内にあった冷気が、周囲のビッグバン放熱の残熱を冷やし、龍影達がいる結界の壁が白く曇った。
だが、そんな結界越しでも分かるくらい、主の下が白く輝いていて、私達が思わずじっと見ていた。
ビシッ……バッカッッーーン!!
!?
ほんの一瞬の出来事だった。白く曇ってから2秒も経っておらず、私達は慌てて結界の目線部分を袖で拭き、確認した。
その目線の先には、直径3m半程の球体の水晶?だったモノが、中心部分だけ凹凸のある状態で半分に割られ、主がその中心から直径20cm程の"球体の中で最も光が強い部分"を取り出していた。
淡く、白く輝くソレを見た主が、少し眉を寄せ、再び青いオーラで包み、5秒程冷却していた。
「……出来た。」
そう、主がボソッと言ったのを、皆聞き逃さなかった。
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いつも「白と黒の世界」をお読み頂き、ありがとうございます。m(_ _)m(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈⋆)
第25話の冒頭先行公開は、ここまでとさせて頂きます。m(_ _)m(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈⋆)
今回は少し短めの公開となりますが、この先はぜひ本編でお楽しみ下さい。m(_ _)mm(_ _)m
また、第1話「怪物としての帰宅」につきまして、リメイクを行います。カタ:( ;´꒳`;):カタ
初投稿時は、主人公の存在を読者の皆様にも龍華の国民と同じ目線で感じて頂く構成としておりましたが、導入として難しいというご意見もありました。
m(_ _)mカタ:( ;´꒳`;):カタカタ:( ;´꒳`;):カタカタ:( ;´꒳`;):カタ
そのため、現在までに明かされた内容を元に、ネタバレにならない範囲で再構成を致します。
m(_ _)m(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈⋆)
第1話のリメイクにつきましては、投稿後に再度、活動報告やXでの告知と、第1話タイトルに【※リメイク版です】と追加で記載致します。m(_ _)m
今後とも「白と黒の世界」をよろしくお願い致します。m(_ _)mm(_ _)m(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈⋆)
「白と黒の世界」作者 永流より。m(_ _)m(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈⋆)




