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白と黒の世界  作者: 永流
1/12

第1話 怪物としての帰宅

挿絵(By みてみん)

さて、始めるか…。

俺は、翼を閉じて春華城正門の前に降り立った。

城を壊すのは簡単だが、城を壊すつもりはない。

俺は国王を降伏させ、国王から直接"闇の場所"と、それまでの"経緯"について聞きたい。

だが、内容によっては殺すかもしれない…。


身体が熱い…。

怒り狂い、爆発しそうなこの鼓動のせいなのか、それとも、焼け焦げたような黒い鱗肌による陽光の吸収のせいなのか…。


覚悟は決まってる。

俺は大きく息を吸い、宣戦布告を叫んだ。


「俺は!!国王を殺し、この国を滅ぼすためにやってきた!!国王!逃げるなよ!何処へ逃げようと、地の果てまで追いかけ!探し出し!殺してやる!!俺を止めたくば、この国の全戦力を持って!俺と戦え!!お前だけは許せねぇ!!!」


「城に籠ってるなら、歩いてそっちまで行ってやる!!それまでに戦力を集めろ!!まとめて血祭りにしてやる!!」



 門番は直ちに、国王に連絡した。

以前聞いていた"未確認生物(怪物)からの襲撃予測"…

まさか本当に来るとは…


その姿は人型のドラゴンそのもの。

体は黒い鱗に覆われ、鋭い爪が生えた両手足があり、背中には身体の倍はあるであろう翼があった。

背丈は160㎝程で、頭には立派な角が2本生えていた。


一見、怪物にしては小柄だが、気迫はただならないモノであった。

”衛兵ではない人間”が、怪物の姿を見たら、それだけで、失神してしまうだろう。


国王は全ての基地に最小限の人数を残し、城に衛兵を集めていた。


門番の連絡係は目を見開き、外を凝視していた。

国王様は、あの怪物が来ることを知っていたのか?!

どう見ても、たかが"人間"がかなう訳ないだろう…!!

だから…こんなに部隊を集めていたのか?!


門番の連絡係の手は、震えていた。

目の前の衛兵達はズタズタに斬られ、撃ち抜かれ、衛兵達の血で地面は見えなくなっていた…。


まさに、その姿は"怪物"。

怪物は平然と歩きながら、両腕と尻尾は剣や鎌に形を変え、衛兵の身体や武器を斬り崩していた。


怪物の身体は返り血で染まり、門番に迫って来た。


「国王への連絡は取れたか?通信はまだ、国王に繋がっているのか?」

ここに門番の連絡係がいて、国王に連絡を取ることは分かっていた。

何せ、生前の”俺の家”だ。

そして、国王は俺がここに来ることも分かっていたのだろう…。

この衛兵の数。予告無しで、この数はさすがに多すぎだ。


というか、国王あいつから仕向けて来たようなものだ。

俺は喧嘩を買った…いや、喧嘩を買わされたんだ。

どうせ、俺と戦う準備は万端なのだろう…。

逃げる気なんて、さらさら無いんだろ…?


連絡係はギリギリ正気を保って、頷き、震えながら国王と繋がっている通信機を怪物に渡した。

そして、連絡係は意識を失い、倒れ込んだ。


 「…国王か?俺が…衛兵を襲っている怪物が、誰か分かるだろ?」

「分かってるよ…。私を殺したいんでしょ…?逃げる気はないよ…!来なさい…!城の前で待ってるから!最強の家族と一緒にね…!それまで、怪物あなたは…どれ程の衛兵達を傷つけ、殺すのか…見物だよ!」


「!!?国王、あんたは…衛兵達を何だと思っているんだ…?!」


怪物あなたの、心を閉ざすための…非情にするための布石…かな。衛兵が何人いようと、怪物あなたに勝てるとは思っていないわ。体力を消耗させられるとも、思っていない。」


「!!…国王!あんたは何なんだ!!それでも国王なのか!?」


「国王…そうね。まともな国王なら、私達家族が率先して、怪物あなたを討伐しに直ぐに向かうでしょう…。でもね…、私は国王になるより先に”決戦”に向け、怪物あなたの準備をしなくてはならなかったの…。”許して”とは言わないし、私を許すことなんて…できないでしょ?」


ギュゥ…!

怪物は、受話器を持つ手に力を入れてしまっていた。



「ああ…!あんたは”最低の国王”だよ…!いや、”国王失格”だ!!そっちに行くから、絶対に待っていろ!!」


国王の口角は僅かに上がったが、その瞳はずっと…


耐えていたんだ。

「ええ…!いつまでも待つわよ!来なさい!…“化け物”!!」

「!っ……必ず殺してやる…!」


 俺は通信機の接続を切った。

国王かあさんに”化け物”と言われた…。

一瞬、言葉が詰まってしまった…。

ショックだった…。”親”が、”子ども”にそれを言うのか?

結依として死ぬ時に見た、母さんの姿。

それでも尚…俺は母さんが大好きだった。

本当は、国王を”母さん”と呼びたかった…。


…もう、呼べない。

俺の中の”母さん”は今死んだ…。

育ててくれた御礼なんて……、言うつもりはない…。

…一緒に居たかったけど、もう…無理だよな…。


戻れないよな…。


"国王"、あんたの言う通り、”非情”になってやるよ…!

待っていろ!!


怪物は城に向けて、手脚を赤く染めながら再び歩き出した。

その目も、通話をする前より、赤く染まっているように見えた。


 

母である国王は通信機を持ったまま、泣いていた。


”最愛の我が子”に”化け物”と言ってしまった。


あの子がどれだけ傷ついたのか、想像もしたくない。

確かに決戦に向け、あの子を”非情”にしなくちゃいけなかった…。

あの子が全てを捨てなければ…勝てる戦いじゃない…。

それは分かってる。

分かってるけど…。


…普通の親子でいたかったな…。


我が子を普通に愛せたら…、決戦に向けた育児でなければ…どれ程良かったか…!



国王は家族の方に向いた。

そして、怪物を城の前で止めるように、国王として命令を出した。


家族は、国王が何故、自分達を直ぐに怪物に向かわせないのか疑問に思っていたが、泣いたであろうその赤い目と、ただならい覚悟をしているのは聞かないでも伝わっていた。


…これが終わったら、キッチリ説明してくれよ…。

国王、あんたのことだ。深い深い理由があるんだろ?

これほどの衛兵がいながら、”零さん”がいないのは…敢えて、なんだろ?


家族は全員そう思っていた。

怪物は、国王を殺しにやってくる。

ただし、訳ありの怪物だ。

この近づいている、でかすぎるオーラはその怪物のものだろう。

怪物、おまえは何者なんだ…?!

今回の戦い…俺達にとっては”死闘”となるだろうな。


でも…”戦い”になるかどうか…


国王…あんたはどう思っているんだ?



国王と家族達は城の階段を降り、城の外へ向かった。

永く感じる時間。実際は5分も経っていないだろう…。

扉を開けた瞬間、風に乗る、濃すぎる血の臭い。

遠くから聞こえる、銃声と悲鳴。


そして…静まり返った所から来る、人型の龍ドラゴンの姿。

ドラゴンの両手脚は赤黒く染まり…


その目も赤く、怒りが滲にじみ出ていた。



「待たせたな、国王!お前とその家族を殺し!この国を滅ぼしてやる!国王!あんたは、”国とは、土地ではなく、国民である”と言っていたが…、実際は、あんたを殺せば、この国は滅び、俺の支配下となるだろ?」


「俺の適正食材は人間だ!お前達を殺した後、人間達には”俺専用の家畜”とでもなってもらおう!俺を止めることができるか…?最強の家族達よ!」


まさか、自分の家族に手を出す日が来ようとはな…。

こいつらと初めて会った時の事…こいつらと”家族”になった時のことを思い出す…。


…そういえば、国王と龍輝が初めて会った時、”初めて”じゃないような感じだった…。



そうか…、あの時既に…国王はこの”計画”を立てていたのか…。


俺は、国王こいつの掌の上で、思うように転がされていたのか…。


…全く、恐ろしい人だ…。いや…、”悪魔”かな…。


人間やこの星の人々に”情”なんて、最初から無かったんだろうな…。家族みんなも、同罪だよ…。


事情を知っているかどうかはともかく、俺を…私を探し出して…助けてくれなかったんだからさ…。


家族…元家族の皆が身構えるのが見えた…。

俺は、家族みんなに向かって走り出し、怒りをぶつけた。



…瞬きさえ遅い、1秒に満たない時間…。


"全滅"…。しかし、流石”旧八獣王きゅうやじゅうおう”達だ…。全員”虫の息”だが、生きている…。


そして上空には、いつのまにかテレビ局のヘリが来て、こっちを撮っている。


これは…間違いなく、トップニュースだろうな。

俺の姿…学校の皆も見ているんだろうな…。

…皆には、今の俺のこと、どう見えているんだ?


…もう、俺の…席はないんだろうな…。

もう一度、学校の皆と笑い合いたかったな…。

ごめんな…友達みんな。ごめんな…知里ちさと


怪物は一瞬と言えない僅かな時間で、目をさらに赤く染めた。


テレビ越しに見ていた人々は、画面に釘付けになっていた。


見たことのない”怪物”が、”最強の王家”に手を出し、瞬きをする間に、画面は赤く染まり、怪物以外立ってはいなかった。


画面の前の大人達は、子供達を抱き寄せ、”子供達の目”を塞ぐのに必死になり、自分達の目には恐怖が焼き付いていた。


だが、画面越しの怪物は、王家達にとどめを刺そうとせず、カメラ(こっち)を見ていた。


しかし、すぐに下の足下を見た。



足下には国王が転がっていた。


国王は両手脚に深い傷を無数に受け、手足の骨は所々見えていた。そして、胸には風穴が空き、心臓が見えていた。


国王も虫の息だった。


心臓を潰せば、この戦いは終わる…。そう思った。

俺は、声を出せない国王を睨み付け、風穴に手を伸ばした。


だが、俺は国王の心臓を潰せなかった。

そう、まだ…戦わなければならない”やつ”がいたからだ…。

なぁレイ…、お前は何も知らないんだろ?

俺が誰なのかも…見ただけじゃ判らないだろ?


怪物の眼中には、既に国王はいなかった。

城の入り口の、この広場に繋がる階段の上に零は立っていた。




「!!?…"全滅"じゃないか…」

いきなり大きな気配が城に近づいたから、胸騒ぎがして急いで来たのに…!私はここに着くまで、10分も経っていないぞ!?


それに、あの怪物は何だ!?皆を前に、平然といるなんて…!しかも、皆虫の息じゃないか!速く治療しなければ、皆死ぬ…!


だが、治療する前に…この”怪物”を倒さなければ…!


遅れて来たその人物は、怪物に睨みを効かせた。


「よぉ…龍影…、いや…、俺の右腕の"レイ"と呼んだ方が良いか??」

やっと来たか…。


お前を…お前だけは傷つけたくなかったんだけどな…、

避けられないよな…。


お前は俺のことを…俺がコイツらにしたを、俺がこれから人間達にすることを…

許してくれないだろうな…

国王と龍輝以外のやつにとって、俺は怪物だ…化け物だ…

今のコイツらは…、あの日の俺だ。

魔神を前にした、神の民の絶望と同じだ…。

…今ならはっきり解る…。

この身体は、魔神を倒すために造られたのだと…。

人を喰らってでも力が増すようにと…。


龍影と王家一同は目を大きく開き、一瞬固まった…。


俺の右腕…だと?

それに、その呼び名は、今はもうコイツら以外誰も知らないはずだ…。いや…私を"レイ"と呼ぶのは主だけだ…。

「何故、私の呼び名を知っている?!」


「知ってる…というより、思い出したんだ」

「詳しいことは、後で国王に聞け。まぁ…、直ぐ治療しなければ死ぬけどな…。」

「俺はこの国を滅ぼすつもりだが、俺と戦うってなら、相手をするぞ?」


「思い出しただと?…。まさか、"ディオラ様''…?」

この強さ…ディオラ様なら納得だが…

国王が知る身体…

昔言っていた決戦の関係か??

だとしても、何故、ディオラ様は自分が大好きだった家族をこんなに?!


「そうだ…。だが、それで俺を呼ぶな。…と言っても、今の俺に名前は無いしな…。今は俺のことを"化け物"とでも呼べ。で、戦うのか?俺としては、コイツらの戦いにならない…ウォーミングアップにもならない状態に、うんざりしてたんだ。」


一瞬だったが、うんざりと言うのは嘘だ…。…早く終わらせたいんだ…。


「なに…俺の一撃を避けるか耐えるかして立っていられたら、お前の勝ちで良い。もし、お前が勝ったら、俺は退く。もう、お前達の前には姿を見せない。…どうだ??」


勿論負ける気はない。

こいつの身体は俺が作ったんだ。

俺の一撃で粉々になったとしても、必ず生き返らせる。


だが…、負けても良いかもな…。その時は、こいつが魔神と戦うことになるが、その時、俺はどの世界にもいない。それが叶うなら、どれだけ楽か…。


「…分かりました…。以前の貴方様から任せられた"春華大国の守護神''として、この国が滅ぶのを黙って見過ごす訳にはいきません。…その申し出、受けさせて頂きます。ですが、一つだけお願いがございます。もし、私が負けた際は…また、貴方様の下で、仕えさせては頂けませんか?」


ディオラ様に作られた私だ。

この勝ちの定義でもなお、勝ち筋が見えない。

負け前提の戦いだろう…

なら、せめて隣に…いや、下で良い。

下で、貴方をそこまで苦しめ、なお、これからも貴方を苦しめるであろう呪縛を、少しでも緩めたい…。

少しでも一緒に背負って、その荷を軽くしたい…。

貴方を放ってはおけない…!


「何故だ?お前は、俺が人間達を喰らうのを見たいのか?」

ごめんな…。俺は…悪に染まる。染まらなければ、成しえないんだ。

正義って…何なんだろうな。

俺が悪なら、こいつが正義か…。犠牲の上の正義…ってどっかで聞いたことあるな。

…ん、魔神と戦う正義と、国を亡ぼそうとする怪物が俺か…。


「これ以上!貴方を一人にさせたくないのです!!」

「私には、今の貴方は苦しんでいるように見えます!あれ程優しく、家族や国民を大切にしていた貴方が…!ここまでして!」

「…貴方が歩こうとしている茨の道を…、貴方の荷を少しでも持って、一緒に歩くことぐらい…させては頂けないでしょうか?!」


これで断られたら…どうしようか…。私、泣きますよ?

けど、言うことは言った。だけど…どうだろう?すぐの返事が、永く感じる。


「!!…好きにしろ…。」

「ただし、俺の、この身体の適正食材は"この星の人々"だ。お前には”この星の人々”を調理する覚悟はあるのか?!」

ありがとうな…。こんな俺を心配してくれて…。

また隣にいてくれたら…どんなに嬉しいことか…。

…零だって、この星の人々は大切な存在のはずだ…。

それを喰らう俺だ。いくら何でも…


「…!!…貴方が望むなら、何だって調理しますよ…!」

「私は従者として、貴方が大好きなのです!」

「言いましたよね?貴方の荷を少しでも持つと。」

「それも、貴方が背負う業なら、私にも背負わせてください!」

国王…!なんて酷い事をしてくれたんだ!

ディオラ様をここまで追い込むなんて!

いったい、ディオラ様に…あの子に何をしたんだ!?


「決まりだな…!さて、やろうか…!」

零…ありがとな…。

お前は、いつも横にいてくれるな…。

俺は確かに、お前に「従者になれ」と言った。

だけど、本当は"親友ともだち"になって欲しかった。

頂点にいると、誰も横にいてくれないから…。

今度は"親友ともだち"として、横にいてくれないか?


一撃…とりあえず、零に勝とう。

零は、今の俺を受け入れてくれた。

その"礼"だ。痛いだろうが、手加減はしない…!

零との、最初で最後の"戦い"だからな…!


「はいっ!」

ディオラ様…今の貴方は、嬉しそうな顔をしていますよ。

この一撃、避ける気はありません!

全力で、できるだけ耐えますよ…!!


零は渾身の力で、身構えた。

怪物は右手を挙げ、太陽ほどの体積がある真上の空間を、一瞬にして、右手の中に入る程小さく圧縮した。

怪物は零に向かって、突撃した。


 「"圧空拳!"」

圧空拳は、技を放つ手で固定した空間を圧縮し、殴ったモノにだけ、破裂した衝撃を与える技だ。

俺は、零を粉々に吹き飛ばすつもりで放ったが…

吹き飛んだのは、零の両腕と身体の前面。

前面の首から下の皮膚は完全になくなり、上半身は殆どの筋肉もえぐれていた。

顔の皮膚も殆ど残っていない…。


零の体は、後ろに倒れ込んだ。

耐えられなかった…

ここまで…この人は強く、遠いのか…

昔、ディオラ様と組手をしたが…

あれは、ディオラ様にとっては"お遊び"だったのか…

これで、この国は滅びる…

後悔はない…、私に出来ることはした…

貴方は、この国を…星の人々をどう…されるのです?


「零、これで俺の勝ちだ…!」

危っねー…!

"立っていられたら"って言っといて良かった…!

いや、本当に、もう少しで”負け”を認めなければならないところだったぞ…!

危ない危ない…


俺は、自分の顔が"驚いた顔"にならないように、必死だったんだ。

言葉が出にくくなったのは…いつぶりだろうか…?

「……零、強くなったな…!」


「…私の負けです。貴方は、この国の…星の人々を、どの様にされるおつもりですか?」

私は…地獄の道でも、一緒に歩く覚悟はできている。

貴方は、"決戦"で勝てば、それで良いのですか??

貴方以外の"生命いのち"は、その糧になれば良いと…、そう、お考えですか??


「…それは、国王との話し合いで決める。アイツは母親としても、国王としても資格がない、最悪な人間だ…。だが、今だけは…、アイツをこの春華大国の国王として認め、俺は怪物として話そう…。」


"決戦"にしか目がない女だ…。

国王…あんたは、この星の人々を…本当はどう想ってるんだ?


俺は確かに、この星は自身の訓練惑星として創り、決戦の最終準備として用意したものだ。


だが、家族や友達、守りたいモノが出来た…。

例え、学校の皆が俺を恐れても、守りたい。

怪物として、この星の人々を食べたくはない…。

だが、もしも…本当に国王が民を想わなかったら…


俺は、全てを喰らい…今夜にでも、この世界を閉じよう。

そして、"魔神やつ"に勝って、自分の魂を消そう…。


俺は、零や国王、転がっている”元”家族の身体を治し、国王に向き直ったんだ。


さあ…、全ては国王おまえ次第だ…!

挿絵(By みてみん)

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