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とあるゴーレムの物語  作者: 秋色猫
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あの娘は太陽の・・・

はい、天使様スタイルのレムです

プリンも食べ終えたので運動の時間なのです

ちなみにキャスはお腹いっぱい子猫サイズでお昼寝中です

レムも「お昼寝したいなぁ・・・」とは言いたいけど言えない状況なので

だってローズが「早く光の攻撃魔法を教えなさい」と視線で語っているのです

しかもフォレストウルフ達も痺れを切らしてか飛び掛かってきています

まぁレムの聖域サンクチュアリを突破したかったらブランお母様を連れてこいって感じですけど


そうそう、ブランお母様と言えばバケツプリンも送っておきましたよ

だって残念駄女神が騒ぐこと間違いなしなので時空ポストに投函しました

今頃は三柱みはしらの女神が優雅にお茶会をしているはず・・・バケツプリンでね


閑話休題それはさておき

光の攻撃魔法と言えばレムが以前試した「ずっきゅ〜ん♪」こと光線銃レイガンです

レムがやると洒落にならない威力でドン引きものでしたが・・・

たぶんローズだったら程良く魔物を殲滅できるのでは・・・と思うのですよ


先ずはローズに光で攻撃するイメージを持ってもらうために理科実験です

創造スキルさんに頑張ってもらいガラス製の凸レンズを用意します

『光は収束すると物を燃やすコトができるのです

そのことを理解してもらうために用意したのが紙とこの凸レンズ

レンズの中を光が通過すると向きが変わって光を集めることができます

紙と太陽の間にレンズを持っていき1点に集まるよう位置を調整すると

なんということでしょう・・・紙が燃えて煙が出てきました

同じようなことを光魔法で行うと「レイガン」となります』


実演として出力を落としたレイガンでフォレストウルフの眉間を狙い撃ち

うんうん、レムはやればできるなので上手く加減ができました

ただ次も同じように加減できるかは・・・レムには明言できないのです


『それではローズも実際に試してみましょうか

先ずは光魔法で指の先の方に光球を出します

これは生活魔法級(ランクF)なので難しくないはずですね』

『そうね、光球なら手元を照らすために実際に出したことがあるわ』

そう言いながらローズは難なく光球を出しました


『次はこの光球の光を収束していきますよ

光球の光が中心の1点に向かって集まっていく様子をイメージしてください

レンズで光を集めたときに集まった光が凄く明るくなったあの感じです

ただ収束された光球は熱くなるので手から離れた位置に集めてくださいね』

普段からレムの非常識に触れてきた影響なのか意外とスムーズに光を収束するローズ

ローズの指の先で光球は小さく収縮しながらその輝きを強くしていく


『最後に狙いを定めて光球を打ち出します

狙いたい場所を指差してその方向に光が飛んで行くイメージですよ』

あっさりとフォレストウルフの眉間を撃ち抜くローズの姿があった

てかローズのスペックの高さって本気まじ何なん?半端ないって

シエル様は残念駄女神のはずなのに・・・その巫女が優秀すぎる件


ローズはレイガンを撃つのが楽しくなってきたのか嬉々として屠っている

意外と戦闘狂かなって思ったけど・・・意外でもないのか普段恐いもんね

てか気づいたら2丁拳銃よろしく両手でレイガン撃ってるんだけど・・・なんそれ!

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