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とあるゴーレムの物語  作者: 秋色猫
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第1異世界人(?)発見

私は「食事・大事・絶対!」と言ったところで肝心なことに気づく


ゴーレムだけど味覚はあるのだろうか?

それ以前に食事そのものができるのか・・・と


疑問に思ったら先ずは行動ということで食べ物を創造スキルで出してみよう

取り敢えず頭の中に出したいものを思い浮かべて・・・

すると目の前に光が集まり「サキイカ」と「日本酒」が現れた

うん、成功したようだ


ちなみに日本酒は手軽に飲めるカップに入った物である

普通の女性ならスイーツを出すのだろうか?

でも私の中の「リトル私」が告げるのだ

こんな時は酒でも呑まなきゃやってられない・・・と


早速サキイカを齧りながらワ◯カップの蓋を開けぐいっと一口

現実離れした現状に疲れていた心に染み渡るお酒の感覚


『うん、美味しぃ〜い♪

良かった食べられるし味覚があるよぉ〜』


スキルの能力ちからで「衣・食・住」の「食」は問題ない

「衣」は現状スキルでも無理っぽいので後回ししかないので

残るは「住」だが流石にゴーレムでも洞窟暮らしはなぁ・・・


うん、洞窟の外を目指そう・・・と周囲を見回してみた

今いるのは少し広くなったスペースで繋がる通路は2つある

どっちが出口に続いているのだろか・・・わかるわけない


ここはひとつ私の中の「リトル私」にドッチが良いか問いてみよう

うん、なんとなくワクワクを感じた方の通路に向かい歩を進める


しばらく進むと別の少し広くなったスペースへと辿り着いた私

ハイ、私の中の「リトル私」は優秀でした・・・悪い意味で

だって目の前には純白の龍が横たわって居たのですから


私が異世界で初めて遭遇した第1異世界人(だいいちいせかいびと)(?)はドラゴンでした・・・

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