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とあるゴーレムの物語  作者: 秋色猫
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洞窟の外の世界へ

十分な睡眠を取ってお目覚めバッチリ新しい朝が来た・・・

と言っても洞窟の中なので朝かどうかはわからんねんけどなぁ

お母様の幻影さんは寝てる間に帰られたようでレムひとり

でも寂しくなんてありません・・・だってあのお母様ですよ

きっと今だってレムのことを見守ってくれているのです


今日レムは洞窟生活から卒業しようと思うのですが

腹が減っては何とやら朝ごはんを食べるのです

朝ごはんはパン派なレムの今日の献立はクロワッサン

飲み物は抹茶ラテをコーヒーよりも日本茶が好きなのです


ふと時空魔法を使ったらお母様に届かないかなぁ・・・なんて

中にものを入れるとお母様に届くポストをイメージしてみると

目の前に光る郵便受けが・・・扉を開けて同じメニューの朝食を中へ

少し待ってから扉を開くとメッセージカードと小さな宝石いしがありました


「愛しのレムへ あなたの優しさ届きましたよ

同封した小さな宝石いしは偽装のスキルが込められたコアです

偽装は他者に開示されるステイタスの内容を書き換えることができます

駄女神だめがみに創らせたモノだけど品質は私の折紙付おりがみつきです

あなたの素敵で無敵なお母様 ブランより」


お母様・・・クロワッサンのお返しがスキルって愛情の塊なのですか?そうですか

でもこれでゴーレムだと身バレせずに人種ひとしゅの社会に溶け込めそうです

創世の女神様にスキルを用意させるなんて・・・さすが素敵で無敵で不敵なお母様なのです

(いやいやレムさんや1つ増えてるって・・・てか不敵は褒め言葉なのかなぁ・・・?)


貰ったコアを食後のデザート代わりに頂きまぁ〜すとお口に入れるレム

『スキル「コアイーター」の効果が発動 新たなスキル「偽装」を獲得しました』

さっそくスキルを発動しステイタスを偽装してみることにしたレムは

「種族は取り敢えず人間族にして・・・年齢は容姿年齢にするでしょう

お母様との繋がりは隠したくないから加護は表示したいかなぁ・・・

でも女神の愛娘は厄介事になりそうな予感が・・・隠すのが正解かも?

ユニークスキルはヤッバイ感じがするから叡智の瞳を鑑定に偽装してっと

何となくスキルも普通の人種ひとしゅっぽくない感じがする・・・

よぉ〜し決めたユニーク様といっしょに無い無いしちゃいましょう

魔法スキルも両方ともレアっぽいけどお母様の加護があるから良しとします」


【偽装ステイタス】

名称:レム

種族:人間族

年齢:8歳

性別:女性

加護:光の女神(ブラン)の加護

技能スキル:鑑定・操糸

魔法技能マジックスキル:光魔法・時空魔法


何となく操糸のスキルだけは残してしまったレム(厨二病なのか?)

「金属製のワイヤを自在に操り敵を斬るって格好良い感じがするのです」


ともあれ、コレで準備は出来たとばかりに洞窟の外へと歩みを進めるレムなのでした

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