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とあるゴーレムの物語  作者: 秋色猫
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種族の話

ブランお母様からは竜種の話だけではなく人種の話だったり魔法の話だったり

他にも色々な話をしながら親子としての時間ときを過ごした


人種には人間族・獣人族・精霊族・魔人族などが居て


人間族は創生の女神が自身の姿に似せて創ったと言い伝えられている・・・らしい

シエル様曰く「めんどくさいから父様のトコの生命体をコピーしたのよ」だそうです


獣人族は通常の獣が魔素の影響を受けながら進化していった姿だそうです

思わず「魔素って本気まじ何でも有りかぁ」と思うレムなのです


ちなみにこの世界の獣人さんは二足歩行の獣な姿が基本形で純血種と

人間に耳や尻尾しっぽなど部分的に獣の特徴がある混血種が居るそうです


魔素の影響で人間族もコピー前の生命体とは遺伝子的に変質していて

魔力器官を持っていたり他の種族とも子をすことができるのだとか


精霊族は妖精とか精霊とかの実体を持たない精神生命体がルーツとなる種族で

人間族に比べて高い魔力と長い寿命を持つけど子供ができにくいらしく

エルフ・ドワーフ・ハーフリング・コボルトなどの種族が居るそうです


魔人族は他の種族と比べて少し特殊な種族(?)になるそうで

魔物が人化のスキルを得て人の姿になったりとか

人種が高濃度の魔素の影響を受けて体内にコアが生成されたりとか

人種の姿をしていて体内にコアを持つ存在を魔人族と呼ぶってことみたいです


ちなみに獣の体内にコアを持つ存在が魔物で

獣が魔素の影響で魔物化するパターンや

親同士が魔物で生まれながらに魔物のパターン

ダンジョンが魔素を素に創造するパターンなどがあるって


ダンジョンが創り出す魔物は基本自我がなく生物というより機械ろぼっとっぽい印象いめーじです

創造主だんじょんの命令に従って動くところがそんな感じがするのです

まぁたまにレムみたいな自我のあるユニーク種も現れるらしいですが・・・ね


お母様からは「レムは人の姿をしているから魔人族の一種と言えるかも」と

サザンクルス魔王国だったらゴーレムでも種族を偽らなくても生活できるみたいです

・・・って言うか魔王様は元ルミエール聖教国の勇者だったとかビックリです


ルミエール聖教国は人間族の国で「創世の女神が創られた人間族こそが至高の存在であり

この世界を治めるに相応しい」とか言って「人間族至上主義」を謳う厄介な国だそうです


サザンクルス魔王国は今の魔王様が建国した魔人族や獣人族の擁護を目的とした国で

種族に拘らず色々な人種が生活をしている国なんだとか・・・


勇者だった頃の魔王様が各地を旅を通して関わった他種族の人々との交流で感じた

「全ての人種族は平等で尊び合うべきだ」との考えから建国に至ったとのこと

レムも思わず「魔王様本気(まじ)かっけぇ〜」って声に出しちゃったの


ちなみに魔王様が魔人族になったのは、とある小国で暴れていた竜を退治したときに

砕けた竜のコアから溢れ出た魔素の影響なんだとか・・・

むむぅ〜「竜殺しの勇者」って本気まじ強すぎるじゃんかチートさん発見だぁ

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